北穂高 (快晴の穂高♫痛みとの闘い!の巻)
- GPS
- 54:30
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 1,838m
- 下り
- 1,834m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 11:00
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:50
天候 | 13日 晴れのち雲り 14日 晴れ時々雲り 15日 晴れ時々雲り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
雨具(1)
防寒着(ダウンジャケット)(1)
非常食(1)
水(2L)(1)
携帯電話 (iphone[au])(1)
ヘッドライト(1)
ヘッドライト予備電池(1)
携帯電話用モバイルバッテリー(1)
|
---|---|
共同装備 |
山と高原地図(1)
コンパス(1)
ガスバーナー・コッヘル(1)
ホイッスル(1)
酸素缶(1)
エマージェンシーシート(1)
|
備考 | メガネホルダー |
感想
ついに来た!!!待ちに待った三連休!しかも天気は快晴の予報!
紅葉の涸沢を経て、奥穂へ行ったのが二年前。あの時の相棒de--kanaは、膝を痛め、足を引きずって山を下ってきました。リベンジの今回は、、、最高の景色と、またしても痛みとの闘いとなりました。
(12日)自宅→さわんど駐車場
事前の準備は万端。仕事を終え、de--kanaと合流。
SAで味噌カツ丼をかき込み、さわんどへ向かう。
[23:30]さわんど第二駐車場へ到着。24時を回るの待って駐車場代を節約しようとも思ったが、眠気に負けて、駐車場へ入場。込み具合は60〜70%といった具合か。すぐに車で寝入る。
(13日)さわんど駐車場→上高地→徳沢→涸沢→北穂高
[4:00]起床。いつもはあまり寝付けない車中泊だが、意外に良く眠れる。
[4:30]トイレ前で予約していたタクシーと落ち合う。今回は予約をしておかないとタクシーは捕まらなかっただろう。GoodJob!de--kana!タクシーの運ちゃんによると、これだけ人が多いのは稀との事。夏の悪天候により、リベンジをかけた登山愛好家が天気予報をみて穂高へ集まって来ている模様。上高地へのトンネルゲート前ですでにタクシーが連なって開門を待っている。
[5:00]タクシーを降り、靴ひもを結び歩き始める。これが間違いであった。先を急ぎたい気持ちを抑えてストレッチ&準備体操を入念にすべきであった、、、
まだ薄暗いが、ライトは必要ない。人は多く、みんな足早に我々の横を進んでゆく。
[7:00]徳沢園に荷物を預け、先に進む。いいペースだ。後で知った事だが、徳澤園は朝6:40からソフトクリームが食べれるらしい。次回はムフフ♥
[9:10]本谷橋でおにぎりをほおばり、ほとんど休憩せずに進む。今回、良かった点の一つに行動食の量とタイミングが上げられる。こま目に少しずつ補給できていた。本谷箸を過ぎたごろから相棒de--kanaの様子がおかしい。股関節が痛むとの事。準備体操不足だった。しまった(涙)。この後、彼女は股関節をかばって、さらには膝を痛める、この山行中は痛みとずっと闘う事になる。
[11:30]涸沢ヒュッテのテン場で少し休憩。緑色木々と灰色黒色の岩石、少し残った雪渓。まだまだ紅葉の気配はないようでしたが。よく見るとナナカマドの葉っぱ先が少しだけ赤味がかっていた。de--kanaは痛む股関節に鎮痛剤入りの湿布を施す。膝も少しずつ痛みだしたようで心配だったが。この後北穂高まで、だんだんと彼女はペースを持ち直したが、逆に私がヘバッっていった↘︎情けない(涙)。涸沢から見上げる北穂高は壁のようでした。
[13:30]涸沢を出てなかなかペースが上がらない。ようやく一つ目のクサリ部。我慢の時間が続く。しかし景色は最高。たくさんの下る登山者とすれ違う。大キレットを越えて来たと思われる一行や、東陵の取り付きを確認に行く人、私が四つん這いで登っている横を腕組みしながらサンダルで登ってゆく若者、、、むむむ?
[15:40]少しずつ高度を上げ、見える景色がどんどん広がりを増してゆく。そしてついに、ついに、ついに到着。よくがんばったねde--kana&俺。少し雲が多めだが、気分は最高だった。
[15:45]北穂高小屋へつくと、「宿泊受付を順番でしてますので、外でお待ち下さい。」とスタッフの方。ハンドドリップのコーヒーを頂く。しみる旨さ♥宿泊受付を住ませると、布団に二人で、と説明を受ける。三人でなくてよかった〜。当てがわれたスペースは物置スペースだったが、向いの二段ベッドスペースでは、一つの布団に2.5人〜3人だった、、、。
晩ご飯は、豚の生姜焼き♥うまし〜ご飯3杯もおかわりしました。
晩ご飯の後、向いの二段ベット上段では、欧米人グループが酒盛りしてる様子で盛り上がっているが、疲れがピークなので、一瞬で眠りに落ちる。
(14日)北穂高→涸沢→徳澤園
[4:30]起床。ぐっすりとは言えないが、まずまず眠れた。起きて防寒対策をし北穂高山頂へ。まだ太陽の気配はない。山頂には三脚を構え日の出を狙うカメラマンが一人だけ。だんだんと目が慣れると、月に照らされる山々が静かに浮かび上がる。青白い奥穂。今回一番心に残る景色。カメラに撮る腕がないので写真はなし。その後約1時間、寒さに耐えて陽が上がるのを見る。朝日が上がると空の色、山々の色は、一秒一秒変化してゆく。
[6:15]朝食は、チッキンラーメンとおにぎり。二人で半分こ。うまし♥
[7:30]ほとんどの人が出発した後の山小屋で、だらだらと準備をして、ようやく出発。景色は最高。集中して降りるぞー!
降り始めは順調順調♫しかし登って来る人の多い事多い事。de--kanaの状態はあまりよろしくない。股関節の痛みは入念な準備体操により発生していないが、右ひざが痛むようだ。いつもは左ひざだが、今回は逆。満身創痍の全身ボロボロ
涸沢ヒュッテのおでんを思いながら降りてゆく。
[11:30]涸沢ヒュッテ到着。おでんを全種類注文して、二人で半分こ♥うまし♥次は、徳澤園のステーキが待ってるぜー
[12:30]涸沢ヒュッテを出る。de--kanaの足の調子は良くないが、がんばっている。
[14:45]本谷橋を通過。de--kanaは本谷橋を越えたあらりから左ひざも痛みだしたようだ。しかし二年前よりはペース良く歩いているし、笑顔でているのが救いだ。
[16:00]横尾到着。横尾山荘の公衆電話から徳澤園に到着予定時刻を伝える。涸沢、横尾ではauは繋がらない。徳澤園まであと一踏ん張りだ。
[17:20]ついに徳澤園到着。二人とも疲労がピーク。徳澤園にチェックインしザックダウン。風呂へ向かう。風呂があるという幸せ♥美味しいご飯が待っているという幸せ♥
二年前は、徳澤園では肩を貸さないと歩けない状況までなってしまったde--kanaだったが、今回はかなりましになっている。徳澤園で出会ったグルメハンター登山家の男性に、膝をさするマッサージを教えて頂きました。歩行前、休憩中、歩行後にこのマッサージを行えば、さらに足の状態もよくなる可能性がある。
美味しい晩ご飯と生ビールを頂き、ベッドへ倒れ込みました。
(15日)徳澤園→上高地
[6:00]起床。良く眠れた。外はすでに明るい。曇り空だが、清々しい。
[7:00]朝ご飯。うまし♥
[8:15]徳澤園を出発。身体には前日までの疲労と筋肉痛があるが、心は軽い。de--kana調子が良さそうだ。
[9:30]明神館通過。あと少し。
[10:40]河童橋手前。梓川のほとりのベンチにて、インスタントコーヒーと涸沢ヒュッテで購入したブルーベリージャムパンをほおばる。うまし♥
[11:20]河童橋。山岳バーガーを2つ購入して、バスターミナルへ向かう。バスチケットを買う列で、タクシーの相乗りをしてくれるグループを探そうとしていると、「相乗りしませんか?」と声を3人組のお姉様グループが声をかけて下さった。ラッキー♥待ち時間なしで、上高地を後にします。
[12:00]さわんど第二駐車場へ到着。ザックを下し、靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ捨て、足湯へ、、、最高の一時。これがあるからこの駐車場を選んでしまう。足湯に入りながら、山賊バーガーを頬張ります♥
新穂高の温泉に行こうかとも思いましたが、連休最終日の渋滞に巻来れる前に帰宅する事を決断する。「家に帰るまでが、登山です。」
はー疲れた〜次は、どこに行こかね?
【美味しかったランキング】
�涸沢のおでん(からしたっぷり)
�徳澤園の生ビール(豪華晩ご飯と共に)
�上高地に帰って来て、ほっとした時に飲んだインスタントコーヒー
【食べてみたい山グルメ】(グルメハンター登山家からの情報)
•槍ヶ岳近くの小屋のパン
•槍ヶ岳近くの小屋のコース料理
•鏡平のかき氷
•徳澤園のカレー
(6っつ教えてもらったけど、残り2つ忘れた)
【トイレ事情】
北穂高小屋
和式が5つあります.男女一緒。洋式はなし。
トイレの奥に乾燥室があります。
匂いは全く無し。綺麗。
乾燥室があるせいか、暖かいです。
トイレットペーパーは流さず、付属の箱に捨てる。
人数が多いとかなり並びます。
洗面所は基本なく、トイレの外に水場あり。
ただし、冬は凍って出ません。
こんにちは!
遅コメですが、恐怖の三連休に涸沢・北穂ご苦労様でした!
例年より半月程も早かった涸沢の紅葉!このころはまだだったんですね!
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