常念岳・蝶ケ岳(三股周回)~重厚感漂う槍・穂高~
- GPS
- 09:38
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 2,040m
- 下り
- 2,024m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道に路駐が沢山あり。土日だったら、自分も路駐だったろう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆危険箇所:落石注意(常念周辺)。 ◆水場:蝶ケ岳の登り口に「力水」、蝶ケ岳ヒュッテ。他に無いので、充分持って行くことオススメ。 ◆気温:2,500mを越えると、無袖一枚では寒いです。手袋も必要。もう、夏山も終わりですね。 |
その他周辺情報 | ◆温泉:林道の入り口に、公共の施設「ホリデーゆ~」¥530円。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
三連休、北アルプスは快晴の予報。8月は雨が多かったので、夏山を取り戻しに北アルプスの入門ルート常念岳へ。三連休の最終日、明日は仕事だけど行かずにはおけない。
◆三股~常念岳
三股駐車場の朝焼けを見ながら出発。三股からの常念岳方面は、最初から急坂(泣)。この樹林帯の九十九折を約800m登るのだが、何も見る所無い(本当)。ここは、銀座に行くための我慢のしどころだと思うしかない。急坂を抜けて平坦な尾根をしばらく歩き、ハシゴを上ると森林限界越えて、一気に視界が広がる。南アルプス、八ケ岳、富士山を一望。
常念らしさは、ここからが本番。ガレ場を浮き石に注意しながら前常念へ登る。どのルートもとれそうなのだが、赤・黄ペンキ(ちょっと薄め)を注意深く探しながら登ぼらないと、路を見失ってしまう。500m登って前常念に出ると、大天井、穂高が常念岳の脇から顔を出し始める。銀座の入口に立った感じだ。ここからは、常念までは1時間程。
◆常念岳
360度大眺望\(^o^)/
槍・穂高、表銀座、立山・白馬、御嶽山、南アルプス、中央アルプス、八ケ岳、富士山と登山地図に載っているありとあらゆる山を一望できます。雑誌では眺望が凄いと書いてあったが、本当の事だった。天気は曇りだったけど、ガスが出ていないので遠くの山々まで見る事ができ満足。
強いて言えば、山頂狭いですね。あまり長居せずに、ルールを守って降りないと皆さんの迷惑になるのでご注意を。
◆~蝶ケ岳
常念から蝶ケ岳までは、地図で見るよりアップダウンがあり、ちょっとシンドイ。特に常念からは一気に下るので、折角稼いだ標高を全部吐き出す感じ(>_<)。このルートの魅力は、右側に槍・穂高を見ながらの山歩きとなります。見過ぎると浮き石に足を取られるので、油断は禁物です。
花畑は、このルートの唯一の樹林帯にあります。地塘の周辺は、夏だともっと花が満開なのだろう。今回は夏の名残りの感じで咲いてました。
◆蝶ケ岳
平らな山頂。ここの魅力は、穂高との距離感ですね。写真を撮るには、常念よりも蝶ケ岳の方がいいんじゃないかな。。。重量感たっぷりの穂高を楽しめるので、ここでゆっくりと日を明かすのも有(^_^)/
◆~三股
蝶ケ岳からは、一気に下ります。ガレ場では無いが、浮き石が所どころにあるので、落とさないよう注意が必要です。ダケカンバ、シラビソの林を淡々と下ると三股登山口に着く。残念ながら、この下りでは見るべき所はあまりなかった。しかも、唯一の「ゴジラの木」見落としてしまった。残念(*_*;
◆最後に
10年前の焼岳に登って以来だったが、今回登って、改めてアルプスである事を実感。地図で見た山々が脈々と連なっている様は、そこに立った人しか味わえない景色です。山小屋とまりの入門コースとしてオススメできる山ですね。
※帰りの中央道の渋滞が辛かった。それなら、駐車場が満杯で路駐した方が良かったかな。。。
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