清水山・花山(天文台)・六条山 はじめてのアイゼン装着
- GPS
- 04:38
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 474m
- 下り
- 460m
コースタイム
天候 | 曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路:京都市バス207号系統 泉涌寺道〜四条河原町 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●花山(天文台) 東山山頂公園からドライブウエイを通っていかないと行けません。歩道がありませんので注意が必要です。阿合宗大菩提寺の北側を回っていくと、ロータリーがあります。ここまでは舗装路です。少しだけ山道を進むと天文台の敷地内に花山の山頂があります。天文台の施設がフェンスなどで囲まれているわけではないので、この日は休館でしたが、山頂に行くことができました。天文台の西側は舗装路です。 ●清閑寺山 清水山山頂から京都一周トレイルに戻らずに南南東の尾根を進みます。何となく踏み跡らしきものはありますが、案内表示はありません。清閑寺山からの下りは、急ですが、(雪がなければ)通行に問題ありません。山頂らしくありませんし、プレートもありません。木に巻かれたテープの文字だけが頼りです (kumakumo追記) 雪斜面を、アイゼンを滑らせながらの下り。清閑寺山からより以前に 清水山からすでに急勾配と感じた。雪の倒木(倒枝?)で道が塞がれて いる箇所も多い。 ●六条山 清閑寺山からドライブウエイに下りると、目の前に東本願寺の東山浄苑の立派な門があります。関係者以外立ち入り禁止とありましたが、門の先の詰め所で声をかけると、問題なく入っていくことができました。六角堂と常楽堂の間を抜けた先が山頂のようです。 ●今熊野山 京都一周トレイルから阿弥陀ヶ峰に分岐しているところにベンチがあります。このベンチの裏側を登っていきます。山頂までは何となく踏み跡があります。倒木などで若干荒れていますが問題ありません。山頂から引き返さずに、南西に下りていくと京都一周トレイルに戻れそうでした。地形図で点線の道が描かれている方に進むと、ゴルフ場の跡地のようでした。地形図で建物らしきものがあるところを通り、そこからは舗装路を進みました。ゴルフ場の入り口らしき所はゲートがあり、立ち入り禁止の表示もありました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
家の前の道路は凍結していましたので、山に行って大丈夫かと思案しましたが、昨年買ったまま使わずにいたアイゼンを試す機会かも、と思い切って出かけてみました。
阪急電車で移動中も、比叡山はもとより、大文字山や東山連峰も白っぽくて、少し後悔しましたが、モーニングを食べて、日が昇り気温が上がるのを待ってから将軍塚に向かいました。
日当たりの悪い所は足下にも雪が残っており、一面の真っ白な景色ではありませんでしたが、雪景色を堪能することはできました。
そして、清水山から清閑寺山に向かう下りの途中で、ついにカツラをかぶることに。(我が家では、アイゼンを装着することをこのように言っています。「あいぜんかつら」のかつらは桂であるらしいのですが。言葉は知っているが、見たことはない世代です)
雪のある斜面では装着がしにくいとか、アイゼンに雪が付着して高下駄のようになること等を、初体験しました。今までは、持っているだけのお守り状態でしたので、これだけで、今回の山行のかいがありました。そのうちスノーシューにも挑戦したくなりました。
この風花は先ほど見た山の雪。カフェを出て見上げた山のごま塩景
色。木々が纏っていた雪はいま、次々と舞い降りてくる。広げた両
の手のひらに。頭の上に。あなたのリュックの上に。
火曜日の午後から降った雪は、5日間ですっかり重くなっていた。
雪を載せたまま枝垂れる枝が、倒木のように左右から山道を塞ぐ。
凍って枝に絡みついた雪塊は、揺すったぐらいではなかなか落ちな
い。こうなったらお天道さまと時間にお任せするしかないのだ。
清水山からの雪斜面はなかなかの急勾配で、昨年は携行訓練に終わ
ったアイゼンを、いよいよ装着訓練にグレードアップした。
シャーベット状の雪が土を道連れにして靴裏に絡みつき、一歩踏み
込むごとに重く嵩を増してゆく。これはこれで歩きにくいが、島原
太夫を気取って内八文字の足捌き。こんな心のゆとりもアイゼン装
着の賜。
雪のゴルフ場跡はさながらスキー場。少し方向を見失いつつも、手
つかずの雪原を好きなように歩き回るうち、京都タワーが見えてき
た。
すると、建物の奥からつかつかと近づいてくる者がある。山羊だ。
鼻先でこちらの身体検査をし、何のお土産も持参していないことが
わかると、目の前で落ちていた松葉を食べ始めた。手ぶらで来てし
まってすみません、すみません。
後で調べたところ、ここは農業牧畜系専門学校の実習場らしい。
街へ降りていく頃、先ほどからの雪が少し強まってきた。朝の風花
とは違い、遠くの雲から長距離を降りくる雪。地面に落ちると文字
が消える、空からのお便り。
※↑sayup18の感想への補足
私は「愛染かつら」をテレビドラマで見た世代。比叡などの地名が
歌詞に出てくる主題歌「旅の夜風」はいまも歌える。アイゼンを装
着するときは普通に「アイゼンを着ける・使う」としか言わない。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
この山行で黒色になったのですか?
0.261%の世界ですね。この上は、0.085、0.043,0.004%と銀行の利率よりも低い領域ですね。
コメントありがとうございます。
気付かないうちに黒になってたのですね。
どうやらこの山行で黒になったようです。
5年以上かかってですから、この後は3年、5年、15年後ですね。
まあ、そこまで山歩きが続けられていれば嬉しいですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する