朝日岳
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- GPS
- 09:41
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,707m
- 下り
- 1,704m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:41
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
去年の10月、朝日岳に登ろうと山形県天童市に宿をとり、早朝に朝日鉱泉の登山口に向かったが、道路通行止めのため断念した。事前情報をしっかり集めていれば、その年の山形県西川町付近の集中豪雨で通行止めになっているのがわかったはずであった(その日は庄内側から月山登山に変更)。
今年もまだ朝日鉱泉登山口には行けないので、古寺鉱泉登山口を目指した。
前日の夕方、秋田市を自家用車で出発。山形県遊佐町の道の駅「鳥海の森」で仮眠をとり、朝8時頃に登山口到着。
天気がよく、長いアプローチを歩くが、すぐに汗がしたたり落ちてきた。いつものように1回目の水分補給で500ミリリットルペットボトル1本、2回目の水分補給でさらにもう一本のペットボトルを飲み干した。結局、帰りまで5本の500ミリリットルペットボトルを飲み干すこととなった。
ほとんどの登山者はもっと早く登り始めていると思うが、古寺山までは、5、6組の登山者を抜いたと思う。
古寺山のあたりまでくると眺望が開け、周囲の山々の谷に残る残雪が美しい。
このあたりまでくると、大きなピンクのユリに出会った。美しく目立つこのユリを始めて見たので、その場でいた人に聞くと、ヒメサユリとのこと。この花は朝日岳で有名なのに、花の名前も知らないなんて信じられないようなことを言われた。その人はこの花を目当てに登ってきたらしい。後で調べると、朝日連峰、飯豊連峰、吾妻連峰一帯にしかないことがわかった。
自分が歩き続けられるスピードを保ちながら歩いたが、小朝日岳を迂回し終えたあたりでかなり疲れて、行動食を食べながら20分くらい休んだ。その後は大朝日岳への稜線沿いの登山道に出た。ここでもヒメサユリ(オトメユリ)が花盛りで見事であった。
銀玉水の先の急傾斜の登山道上に雪渓が残っていた。ここでアイゼンを使い、ゆっくりと登る。帰りはアイゼンなしで降りたが、傾斜が急なので下りもアイゼンがあったほうがよさそうに思った。
大朝日岳小屋を過ぎ、最後の登りも疲れていたが、なんとか大朝日岳頂上に到着。実際に来てみるとやはり登りのアプローチが長いことを実感した。ここでもかなり疲れていたので、山頂でしばらく寝っ転がっていた。先に頂上にいた男の人が1人いたが、この人も寝っ転がってあわよくば仮眠をとろうとしているようであった。
日帰りなので山頂であまりゆっくりもしておられず、下山開始。急勾配の下りですぐに足が痛くなってきた。何度も使っている登山靴だが、つま先が靴に当たって痛い。時々立ち止まってしまうくらいだったので、不得意な登りではあるが、帰りはいったん小朝日岳の頂上コースをとった。登りは足は痛くないが、やはり体力的にしんどく、小朝日岳の頂上でもしばらく寝っ転がっていた。小朝日岳には午後3時頃となったが、この時間になるとさすがに周りに人がいない。
古寺山を通過し、さらに下山を続けたが、やはりつま先がかなり痛い。靴の中にティッシュを詰め込んだりしたが、あまり改善されない。結局、靴ひもをほぼ完全にほどき、つま先の方からキツめに縛りなおしたら楽になった。靴の中で足が動き、下りで足を踏み下ろすごとにつま先が靴の中にぶつかるという状態だったようだ。
その後は気分良くスピードを出して下山することができた。
長いコースだったが、満足度が高い山歩きであった。行き交う登山者を見ていると、多くの人が山小屋泊まりでじっくりと長いコースを縦走するようであった。やはり小屋泊まりで歩く方がこの朝日連峰を満喫できそうだ。
帰りは麓の大井沢温泉で汗を流し、あとは秋田までゆっくりと運転して帰った。
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