愛宕山
- GPS
- 485:47
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,082m
- 下り
- 905m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
終点:嵯峨水尾集落 |
コース状況/ 危険箇所等 |
P335尾根は踏み跡あるか無しの状態 大杉谷トラバース道は道見失う |
写真
感想
昨日からの大雪は夜明け前には降り止んだが京都バス清滝行は一つ手前の鳥居本で運転打ち切りとなった。清滝トンネルを越えて清滝バス停に達っしたが、もう一人の同行予定者の姿はなく電話にも出なかった。バス停は京都バスの社員が除雪作業中でこれが終わればバスも動きそうだ。登山準備を整えて清滝川に下り渡猿橋の手前から京都トレイルの道に入りP335の尾根の先端に到った。東海自然歩道の標識の地点から取付き雪を踏みしめて登って行くと人工の平地があり左手から踏み跡らしきものが現れた。標高190m付近で傾斜が緩み隅にユンボが放置されていた。火の見櫓のような鉄塔の跡や貯水池がありテントやベンチの残骸もあった。地形図にある表参道から続く道の果てのようで嘗ては何かがあったようだ。
“遺跡”エリアを過ぎP335を目指すと登山道か獣道か分からないが踏み跡らしきものがありP335標高点に達した。特に何もなく北方向に進もうとコンパスを合わせたがどうも方向がおかしい。結果的に西の明神谷に向かったようで先に尾根がなく元に戻り北に進み直すと踏み跡が怪しくなり雪をたっぷり持った枝を掻き分け進んだ。漸くにして表参道に達しトレースのある道にホッとした。
表参道を歩き五合目で大杉谷方面へと分かれて行った。枝道が分岐しこれかと思い辿って行くと愛宕ケーブル道の第5トンネルの出口に出て来た。此処ではないと引き返し、空也の滝方面に下って行く林道と分れて小道を進むと深い谷で道が途切れ仕方がないので急峻な尾根を200m余り這い上がりケーブル愛宕駅の東200m程の地点に乗り上がった。軌道跡脇の擁壁上の尾根を進み駅跡に達した。ケーブル愛宕駅は表参道から分かれて見に来る人が多いようでトレースが付いていた。当初予定ではスカイラインを行く予定だったが此れは省略し水尾分れの少し北で表参道に戻った。
直ぐに花売り場があり嘗ては水尾の住人が樒などを売っていたが今では千日参りの日位しか店は開かないようだ。一筋のトレースを辿り山頂を目指すと樹林が僅かに途切れた所から亀岡盆地が望め雪で真っ白になった街にサンガスタジアムが目立っていた。廃仏毀釈の行われる前に山頂部にあった白雲寺の遺構である黒門に達するともう少しで神社の領域だ。遅れがちの同行者を待ち社務所前の参道に達した。灯篭の上にもどっさりと雪が積もり綿帽子を被っていた。神職が雪掻きをして参道の道を確保していた。話を聞くとこの雪は全て昨日の雪だと云う。24日の雪は既に除雪済みのようだった。参道の石段も一人分が除雪され愛宕神社社殿に達した。
此処からはマスク着用、アイゼン取り外せと掲示があったが今日は新雪でアイゼンの必要はなかった。本殿、若宮、奥宮をお参りしてストーブのある休憩所で暫し休憩し下山に掛かった。水尾分れに到ると数人の登山者が休憩していた。当初は此処から中尾根を下りる予定だったが時間が押しており一般道の水尾道を下ることにした。男性が一人先行し、少ないトレースを辿り下って行った。標高250m程の水尾集落も20冂の積雪があり府道50号線は行政がしっかりと除雪しているが集落内の道は住人が人一人通れるだけの雪掻きをするのがやっとのようだ。山道よりも滑りそうな舗装道路を慎重に下って何時もの“つじの家”に到り柚子風呂に入り鶏すきをたらふく食べて雪見酒を楽しんだ。
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