記録ID: 513261
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
荒川北沢〜間ノ岳〜農鳥岳
2014年09月14日(日) ~
2014年09月15日(月)
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 23:29
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 3,454m
- 下り
- 3,456m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 10:27
距離 17.5km
登り 2,747m
下り 693m
天候 | 14日15日ともに晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●荒川北沢 経験者にとって特に危険箇所はありません。滝も10m以下のものしかなく、フリーで楽々越えられます。最後までは北沢通しで問題ないでしょう。北岳山荘のポンプ小屋まで出れば明瞭な道があります。 |
写真
感想
ごく易しい沢を辿って3000mの稜線に立てると聞き、行ってまいりました。
まず、入渓直前に農鳥岳がスッキリと見え感動。堂々たる風貌です。
遡行の最中も、彼方の稜線がちらちらとのぞき、登行意欲を掻き立ててくれました。岩が大きく、触感も良く、素晴らしかったです。
ただ、弘法小屋尾根からの全層雪崩が撒き散らした樹林の残骸には閉口しました。尾根が削られ、巨岩が軽々と持ち上げられた形跡もあり、恐ろしい限りでした。web上に散見される記録には、この残骸に関する記述がないため、昨春に生じたもののようです。次に台風がやってくれば片付くのでしょうか。
全体を通じ魚影がけっこう濃かったので、再訪の際には竿を伸ばしたいものです。
かつては荒川から白峰の稜線に上がるルートがたくさんありました。昔の小屋の位置を鑑みると、少なくとも荒川本谷と支流の北沢は一般的に用いられていたルートと考えられます。その荒川から登る初の山行。手始めに渓相がほどほどによく、沢登りの技術も然程必要としない荒川北沢ルートで稜線に上がってみることとしました。北沢はよく開けた明るい沢で標高差1000m以上もある稜線を見あげながら登ることができるのが印象的でした。
次は荒川本谷、農鳥沢辺りに行ってみたいものですね。弘法小屋尾根も残雪期に・・。夢が広がります。
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どうも。
一日違いで会いませんでしたね
相変わらずの健脚ですね〜
何処かで一緒に歩きたいです
gryffonさん
奈良田で同じ時刻のバスには乗っていたみたいですね。同じ号車ではなかったようですが。
日曜日帰りでよければ山梨?ならどこでも。ある程度ロングでw
kamatsukaさん、Evergreenさん、こんにちは。
廃道ルートでの白峰二山、お疲れ様でした。
僕の持っている昭和60年の地図には北沢ルートも荒川本谷のルートも載っていますが、既に荒廃甚だしいとなっていますから、かなり前に廃道になった様です。そのうち歩きたいと思っていたのですが、お二人に先を越されましたね
沢を詰めてのルートはメンテが大変で、何所も廃道になっているのが多いですが、この写真を見るとやっぱり面白いですよね
Futaroさん
北岳小屋の書いてある昭和8年の地図ですら点線ルートですからね。そういうことでしょう。
南アルプスを深く知るにはやはり沢歩きは不可欠だと思っております。
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