白馬 (1日目) 八方尾根の花 ウメバチソウ、アケボノソウ等

2014年09月18日(木) ~ 2014年09月19日(金)

• GPS: 04:07
• 距離: 9.7km
• 登り: 478m
• 下り: 1,372m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:50
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:10

距離 9.7km 登り 481m 下り 1,374m

12:35 兔平
12:55 八方池山荘
13:45 13:50 八方山
14:20 14:30 八方池
14:50 14:55 八方山
15:30 八方池山荘
16:45 ゴール地点

コースとしては八方池山荘から八方池まで行き八方池山荘へ戻って来る周遊コースです。　
登山経験の無い人が高山植物を体験出来る楽々コースです。

スタート地点が兔平になっていますが兔平の花の位置情報を残す為にGPSのLOGをONにした関係です。又GOALは実際の宿泊ホテルに到着する前にOFFにしました。

天候

晴れ時々曇り　八方池付近は強風

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

JR白馬駅 - 八方駅

写真

今日は白馬にやって来ました　兔平駅のオープンテラスからの眺め　上空の雲の影が所々に有ります

この八方ゴンドラリフトを利用して標高770mの八方駅から1,400mの兔平駅へ一気に到着です

早速ノコンギクのお出迎えです

これは葉が5枚なのでミツバフウロではなくゲンノショウコでしょうか

ノコンギクの綿毛が綺麗でした

標高1,400mでは私の住んでいる東京都の郊外と同じ様な植生の花が咲いています　ナギナタコウジュ

花弁が大変少な目ですがミヤマコウゾリナでしょうか

結構綺麗かと思い撮影すると誰からも見向きされない雑草でした　ギシギシ、漢名は洋蹄

気を取り直し撮影したゴマナです

ノコンギクの蕾の紫色が鮮やかです

少し高山らしい花ハンゴンソウの登場です

兔平での散策を終わり次は釜池に向かいます　微妙な空の色です

黒菱平へ到着するとやはり山に雲が立ち込めていました

ここは標高1,680m　ナナカマドが紅葉していました

タカトウダイに形が似ていますがこれはいち早く紅葉するハクサンタイゲキ

咲きかけのシモツケソウです　色が何とも綺麗です

小さな小さな釜池湿原　次のリフトの駅までの100mも素晴らしい雰囲気です

この大輪の立派なアザミはノアザミでしょうか

ちょっと旬は過ぎている様ですがヤマハハコです

さてリフトで八方池山荘方面へ向かいます　青空！

稜線の途中に何やらケルンが見えます　どうもこれから歩く方向の様です

ここにもハクサンタイゲキの紅葉が目立っていました　標高1,850m位です

イワショウブの登場です

ワレモコウ　ガスが下から押し寄せて来ました

タカネマツムシソウの初登場です　高原や低山に咲くマツムシソウに比べて大きいです

好きな花の一つなのでツーショットも撮影です

これはツリガネニンジンに似ていますがハクサンシャジンの様です

これも私の好きな花の一つウメバチソウの登場です　何処にでも豊富に咲いていますが小振りです

タムラソウ　アザミの花とよく似ています

先程より形の良いハクサンシャジンが咲いていました

ヤマハハコも立派です

クガイソウが辛うじて未だ咲いていました

ミヤマコゴメグサです

この辺から風が強くなり花の撮影にかなり時間が掛かる様になってきました

ミヤマアキノキリンソウ

虫の付いていないタカネマツムシソウを撮り直しました　本当に綺麗な花です

木道は整備されていて大変歩き易いです　第二ケルン（息ケルン）が向こうに見えます

こちらのシモツケソウは満開を過ぎている様でした

八方ケルン　標高2,035m　到着です

下界は雲の下

色付いたウラジロタデ

八方ケルンと向こうに見える小屋の様な建物は綺麗な水洗トイレです

タカネナデシコ　これは横に札がなければ同定が難しそうです

ヨツバシオガマ　ロープの向こうで残念でした

これは黄色味を帯びていますがカラマツソウでしょう

クロトウヒレン　もっと綺麗なものに出会いたかった

かなり遠くに咲いていたのですが綺麗だったのでズームで撮影しました

ハッポウアザミ　名前のごとく 八方尾根の固有種 だそうです

ミヤマリンドウ

八方池到着です

八方池にはクロサンショウウオが生息しているそうですが見損ないました

標高2,080mの第三ケルン　ここから下山します

今日は風が強いので駄目でしたが湖面に写し出される山の姿は綺麗らしいです

強風のせいか人が一人もいない八方池を撮影出来ました

先程通った八方池に向かう木道を上から撮影です　紅葉の気配が感じられます

白馬鑓ヶ岳はなかなか姿を現してくれません

ナナカマドの実を見る事が出来ました

キンコウカに似た花センブリに似た葉　何でしょう？ キバナノカワラマツバ （黄花の河原松葉）

木道からかなり離れて咲いていたクモマミミナグサ

こちらも遠くに咲いていたミヤマアズマギクをズーム撮影しました

カライトソウかと思いきやハッポウワレモコウでした

兔平が眼下に見えます

ハッポウウスユキソウ

鑓ヶ岳　杓子岳　白馬岳　小蓮華山　乗鞍岳

予想以上に花の多い八方尾根に大変満足しながら下山です

しかし途中の兔平も花が多かったので再度散策しました　オヤマリンドウ

イワショウブが日を浴びて眩しそうでした

今年初めて目にするアケボノソウです

期待していなかったのですがこれも好きな花なので大変満足です

タカネグンナイフウロの植栽花でしょうか

クルマユリ　これも植栽かもしれません

これは正真正銘カライトソウです　今日は八方駅近くのホテルに宿泊です

感想

ランツベルク

白馬初日は白馬まで直通のあずさ3号に乗車の関係で白馬駅に近く夕方までに下山出来る八方尾根を選択しました。
この時期は高山植物には遅く紅葉には早いという端境期なのですがホテルや電車が込まない時期でもあるので2日前の天気予報を確認して実施を決定しました。
しかし、予想をはるかに上回る花の多さに嬉しい悲鳴でした。
八方池付近は強風でしたがそれ以外では大変気持ちの良い天候でした。

今回は男性3人の旅でしたがホテルはツインルームのシングルユースが2日前に問題なく予約出来ました。シーズン中の予約は難しいかも知れません。