高尾山ナイトハイク
- GPS
- 02:46
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 543m
- 下り
- 533m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 3:22
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今日は思い切って夜のハイキングを敢行した
いわゆるナイトハイクというやつである
ナイトハイクは夜景を楽める反面、難易度が一気に跳ね上がるため、非常にリスクの高い行動だ
視界は悪く冬場は寒い。できるだけ避けたい状況に違いない
しかし、明るいうちにハイキングをしていても、不測の事態が起こり、途中で日が沈んでしまうこともあるかもしれない
そういった状況になっても下山ができるよう、手軽な山で訓練をしようということで今回の行動に出たわけだ(新調したヘッドライトの試運転も兼ねてだが)
そこで選んだ山が——慣れ親しんだ高尾山である
コースは、往路は1号路で、復路は6号路とした
(往路は当初稲荷コース考えたが工事中だった)
出発時間は夜にしようかと考えたが、あえてまだ明るい17時前にした
段々暗くなるという状況に慣れるためだ
1号路は薬王院までは街灯が立っているため、ヘッドライトは不要だった
何人かとすれ違ったが、さすがに今から登る人は他にいなかった
薬王院の夜間用の迂回ルートを抜けると街灯はなくなったのでヘッドライトをつけて登った
視界が一気に悪くなり、少々不安になる
18時、山頂に着き、都内の夜景を堪能した
山頂には自分の他に、男二人組と外国人カップルがいた
夕食(カップラーメンとバナナ)を取った後、下山ルートの6号路へ向かう
6号路は沢に沿って歩く自然豊富で人気の高いコースだが、夜になると恐怖のコースに激変する
他に誰もいないので、ちょろちょろと水の流れる音だけが聞こえる
1号路とは違い、滑落のリスクもあるのでかなり気をつけて歩いた
(崖は低いものの暗くて底は見えない)
しかし慣れとは怖いもので、途中から恐怖も薄れ、普段と変わらない足取りになっていた
なので意識的にペースを下げるようにした
琵琶滝まで来ると街灯もあって視界も良くなり、高尾病院も見え始めた
部屋は灯りがついており看護師らしき人が見える
こんな暗闇で歩いている僕を見たら、どういう風に映っただろうか
結局誰一人すれ違うことはなくゴールについた
極限状態というには大袈裟だが、そこそこ恐怖を感じならの下山だった
途中、女の声が聞こえた気がして急いで振り返ったこともあった
しかし実際は自分のリュックの中身がゴソゴソと動く音だった
夜のハイキングもなかなかスリリングで面白かったけれど、慣れ親しんだ山だからこそできるものだと思った
この体験が、今後の遭難リスクを下げる一助となれば幸いだ
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