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Yamareco

記録ID: 514298
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張

芦別岳(旧道〜新道)

2014年09月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
outdoorsmant その他2人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
08:40
距離
19.6km
登り
2,446m
下り
2,435m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:56
休憩
0:41
合計
8:37
距離 19.6km 登り 2,446m 下り 2,449m
12:34
13:09
17
13:26
13:28
20
13:48
5
13:53
13:54
86
15:20
15:23
4
15:27
ゴール地点
天候 晴れ→曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ゆうふれキャンプ場の新道登山口より駐車スペース
コース状況/
危険箇所等
ゝ貽仕仍蓋→ユーフレ分岐は大きな高巻きが3回あるので上り口の赤テープを見落とさないよう注意。今年6月に死亡事故が発生しており、幅の狭いトラバースが続くので要注意。▲罅璽侫貶岐→北尾根までは特に危険な箇所はありませんが、ルートを見失わないよう赤テープを要確認。K免根→芦別岳は、1579p通過後の通称キレットの露岩や細尾根通過は慎重に3点支持などで。た憩擦脇辰亡躙韻焚媾蠅呂△蠅泙擦鵑、濡れた岩、石、木の根は下山時滑りやすいので転倒注意。
札幌は出発時(4時頃)雨でしたが、芦別岳周辺は晴れで今日も良い山行ができそうな予感。テンション↗
2014年09月20日 06:26撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
1
9/20 6:26
札幌は出発時(4時頃)雨でしたが、芦別岳周辺は晴れで今日も良い山行ができそうな予感。テンション↗
ゆうふれキャンプ場から夫婦岩(中央左)と槙柏山(中央右)を望む。旧道はその間を通過し北尾根に乗っかります。
2014年09月20日 06:45撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
1
9/20 6:45
ゆうふれキャンプ場から夫婦岩(中央左)と槙柏山(中央右)を望む。旧道はその間を通過し北尾根に乗っかります。
始めは約1kmの林道歩きで入山届のある旧道登山口へ。
2014年09月20日 07:13撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
9/20 7:13
始めは約1kmの林道歩きで入山届のある旧道登山口へ。
登山口からしばらくはユーフレ川から離れた歩きやすいルートですが、ほどなく河原におります。
2014年09月20日 07:22撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
9/20 7:22
登山口からしばらくはユーフレ川から離れた歩きやすいルートですが、ほどなく河原におります。
河原歩きも束の間、直ぐに最初の巻き道となり70〜80mくらい斜面を上がります。古い標識があり山頂までは9.5kmとのご案内。
2014年09月20日 07:24撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
9/20 7:24
河原歩きも束の間、直ぐに最初の巻き道となり70〜80mくらい斜面を上がります。古い標識があり山頂までは9.5kmとのご案内。
高巻きは大きなのが3回ほどで、道幅が狭く露岩のトラバースなどもあり通過には細心の注意が必要。今年6月には死亡事故が発生してます。山頂で会った地元の方のお話だと亡くなったのはベテランの女性で北アルプスの訓練の為に縦走装だったそうです。
2014年09月20日 07:48撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
3
9/20 7:48
高巻きは大きなのが3回ほどで、道幅が狭く露岩のトラバースなどもあり通過には細心の注意が必要。今年6月には死亡事故が発生してます。山頂で会った地元の方のお話だと亡くなったのはベテランの女性で北アルプスの訓練の為に縦走装だったそうです。
これがれいの丸太橋。丸太は濡れているし水量少な目なので渡渉で行きましたが、ぬめった岩に足を滑らせちょっとヒヤッとしましたが、下はレインウエアを履いていたので濡れずに済みました。
2014年09月20日 08:16撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 8:16
これがれいの丸太橋。丸太は濡れているし水量少な目なので渡渉で行きましたが、ぬめった岩に足を滑らせちょっとヒヤッとしましたが、下はレインウエアを履いていたので濡れずに済みました。
ユーフレ分岐で一休み。ここまでは予想どおりのワイルドなルートですが、先はまだま〜だ長いです。
2014年09月20日 08:29撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
9/20 8:29
ユーフレ分岐で一休み。ここまでは予想どおりのワイルドなルートですが、先はまだま〜だ長いです。
ユーフレ分岐から間もなくすると幅の広い涸れ沢のルートが少し続く。
2014年09月20日 08:47撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
9/20 8:47
ユーフレ分岐から間もなくすると幅の広い涸れ沢のルートが少し続く。
そのあとは幅の狭い涸れ沢ルートが長く続く。一部沢を離れたりするので赤テープを見落とさないように。
2014年09月20日 08:58撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
9/20 8:58
そのあとは幅の狭い涸れ沢ルートが長く続く。一部沢を離れたりするので赤テープを見落とさないように。
右に槙柏山。
2014年09月20日 09:29撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 9:29
右に槙柏山。
左に夫婦岩が見え始めると北尾根稜線はもう少し。
2014年09月20日 09:45撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
3
9/20 9:45
左に夫婦岩が見え始めると北尾根稜線はもう少し。
北尾根稜線に上がったところで2回目の休憩。紅葉はピークを迎えています。風はないものの気温は低く、小雨が落ちてきたので上のカッパも着込みました。
2014年09月20日 10:11撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
1
9/20 10:11
北尾根稜線に上がったところで2回目の休憩。紅葉はピークを迎えています。風はないものの気温は低く、小雨が落ちてきたので上のカッパも着込みました。
稜線部は眺望が良く夫婦岩と紅葉のコラボに感嘆の声が上がる。
2014年09月20日 10:19撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 10:19
稜線部は眺望が良く夫婦岩と紅葉のコラボに感嘆の声が上がる。
振り返ったお御茶々岳方向もきれい。
2014年09月20日 10:22撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 10:22
振り返ったお御茶々岳方向もきれい。
恐竜の背びれのような、きりぎし山は来年の宿題です。
2014年09月20日 10:26撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 10:26
恐竜の背びれのような、きりぎし山は来年の宿題です。
1453Pを通過した辺りで、これから辿る稜線部を望む。そろそろ槍の姿が拝めるはずですが、1579Pと山頂部の間を絶え間なく雲が流れている。
2014年09月20日 11:01撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
9/20 11:01
1453Pを通過した辺りで、これから辿る稜線部を望む。そろそろ槍の姿が拝めるはずですが、1579Pと山頂部の間を絶え間なく雲が流れている。
今日の山行は槍の姿狙いなので、見られなければリベンジが必要だな〜なんて考えていた矢先、徐々にとんがりコーンのような姿が浮かび上がってきました。
2014年09月20日 11:03撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 11:03
今日の山行は槍の姿狙いなので、見られなければリベンジが必要だな〜なんて考えていた矢先、徐々にとんがりコーンのような姿が浮かび上がってきました。
1579P手前で完全に姿を現した槍。やり・ました。
2014年09月20日 11:17撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 11:17
1579P手前で完全に姿を現した槍。やり・ました。
少しズーム
2014年09月20日 11:20撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
9/20 11:20
少しズーム
1579Pを過ぎると核心部のキレット通過が待ち受ける。
2014年09月20日 11:37撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 11:37
1579Pを過ぎると核心部のキレット通過が待ち受ける。
本谷を抱いた姿がすごい迫力。
2014年09月20日 12:02撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 12:02
本谷を抱いた姿がすごい迫力。
キレット部で一番緊張した岩場の通過。
2014年09月20日 12:07撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 12:07
キレット部で一番緊張した岩場の通過。
2014年09月20日 12:13撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 12:13
キレットを難なく通過し山頂は眼前に。
2014年09月20日 12:31撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 12:31
キレットを難なく通過し山頂は眼前に。
最後は岩登りで締め。
2014年09月20日 12:40撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 12:40
最後は岩登りで締め。
予定通り5時間30分で旧道を制し3度目の芦別岳山頂となりました。意外に先客は単独男性2人のみ。まもなくみぞれのような冷たい雨となり眺望もなくお腹を満たしたら30分ほどで早々に下山の途につきました。
2014年09月20日 13:12撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 13:12
予定通り5時間30分で旧道を制し3度目の芦別岳山頂となりました。意外に先客は単独男性2人のみ。まもなくみぞれのような冷たい雨となり眺望もなくお腹を満たしたら30分ほどで早々に下山の途につきました。
雲峰山を過ぎたあたりで雨は上がりきれいな虹が出現し、山頂からは見えなかった眺望の穴埋めをしてくれました。
2014年09月20日 13:38撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 13:38
雲峰山を過ぎたあたりで雨は上がりきれいな虹が出現し、山頂からは見えなかった眺望の穴埋めをしてくれました。
2014年09月20日 13:40撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 13:40
ノンストップで新道を駆け下り無事8時間30分ほどの山行が完。
大変お疲れ様でした。
2014年09月20日 15:24撮影 by  Canon PowerShot A580, Canon
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9/20 15:24
ノンストップで新道を駆け下り無事8時間30分ほどの山行が完。
大変お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

北海道の夏山シーズンもあと1カ月ほどとなり、天気の良い週末は今年の課題をかたずけに山に向かいます。今週末は、道内でも屈指の難コース、そして北の槍を拝みに芦別岳(旧道コース)を目指しました。

旧道コースは片道10KM程度で距離もさることながら、ユーフレ川の数度の高巻きや北尾根の数度のアップダウンで標高差は1400M+数100M、キレット通過やルートファインディングなど体力、技術力、判断力とも新道とは一線を画す難易度です。ただ、それなりに登山経験のある方であれば、そう難しく感じることはないと思います。

この日は、出発時は晴れでしたが、北尾根に上がると小雨となり、当初、槍の姿が隠れていましたが、念が通じたのか芦別岳付近のみ晴れ間がのぞいて、北の槍と憧憬されるその端正な姿を十分に堪能することが出来ました。道内では、異色のアルペン的な山容を持つ芦別岳は、新道からでも十分楽しめますが、オールドルートで辿ることにより120%の満足感を得られることと思います。再訪したいルートリストにまた一つ加わりました。

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