初3000m峰の北穂高岳からの大展望に大満足


- GPS
- 35:30
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 1,842m
- 下り
- 1,831m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:30
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 11:05
天候 | 2日間共晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地BTにて登山届け提出。 下山後の温泉は、沢渡にあるホテル杣乃家に立寄った。その後の夕食は、系列店の そば処杣乃家へ行き、閉店直後に入れていただき、そばを食して帰宅した。 |
写真
感想
9月27日
4時起床。かなり冷え込んでいるが、満天の星。この2日間の無事を祈りつつ
上高地へタクシーに乗車し出発。約20年ぶりの河童橋(標高1500m)を通過し、
横尾(標高1610m)まではほとんど平坦な道を約3時間。この先は徐々に登りだし、
本谷橋を通過後はその勾配も次第にきつくなり出す。樹林帯を抜けると時折、
沢伝いに吹く風がすごく冷たいが、目の前には穂高連峰を背に涸沢カールが飛び
込んできた。写真でしか見たことのない景色をこの目で見ることができた。ただ
し、紅葉はまだ2分程度。いつかはピークの時に来てみたいものだ。まもなくする
と涸沢ヒュッテの吹流しが見えてくるがなかなか着かない。30分程歩いてやっと
のことで到着。評判のおでん(ビールは寒さのため見送り)と持参のおにぎりで
昼食をとり、本日の宿泊先の涸沢小屋へ。時間にして10分程度の距離ではあった
が、本日の行程で一番きつく感じた。14時はチェックインを済ませ、のんびりと
時間を過ごす。
9月28日
周りの部屋の動きから4時に目が覚め、5時に朝食を取り、北穂高岳山頂を
目指して5時45分に涸沢小屋スタートをスタート。涸沢は標高約2300mで、
北穂高岳は3106mだから、800mの高度差を稼がなければならない。しかし、
いきなりの急登のため30分もたたずに1 回目の休憩。6時40分に第1のクサリ場
(南稜取付き)に到着。ここで下山してきた人と出会い、富士山が見えている
ことを教えていただく。振り返ると遥かかなたに富士山がくっきりと見えている。
7 時35分に第2のクサリ場を登りきり、東稜に目を向けるとゴジラの背を行く
東稜組の姿が見える。7時50分に北穂高岳・奥穂高岳分岐を通過し、8時0分に
北穂高岳山頂に到着。コースタイム2時間16分。参考コースタイム3時間を大幅に
切った。山頂は思ったよりも平坦で広いが、とにかく寒い。一通り周りを見渡し
記念撮影をしていると、滝谷ドームの頂上に滝谷組2名の姿が。いつかは向かい側
に見える槍ヶ岳から大キレットを超え、ここに戻ってくると誓いつつも、あまりの
寒さに耐えれず北穂高小屋のテラスへ。こちらは小屋が風を遮ってくれるため、
ほとんど無風の状態で居心地抜群。ここで記念のTシャツを購入し休憩していると
東稜組、滝谷組も集合。再度山頂へ向かい全員で記念撮影を、9時30分南稜経由で
下山する。下りは、かなりいいペースで降りてはいるがなかなか涸沢に着かない。
こんなところを登ってきたことに改めて自分に関心してしまった。涸沢からは行き
と同じルートを戻るだけではあるが、横尾からの3時間はどうにかならないもの
なのか?とりあえずもくもくと足を運ぶのみ。16時30分、やっとのことで河童橋に
戻ってきた。
休憩を抜いても本日は約10時間歩きっぱなし。皆さんお疲れ様でした。
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