吉和冠山(3回目)〜広高山 ※西中国山地※
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 1,041m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2007年05月20日(日)【吉和冠山〜広高山】西中国山地 寂地山系
当時私は46歳、下関在住。
展望箇所は少ないが深い森に覆われた山稜と深い谷が魅力的な寂地山系に足繁く通うようになっていた。
この日は新緑を楽しもうと東側の潮谷登山口から吉和冠山〜寂地山を歩く予定だったが、途中で中高年のグループに誘われてバリエーションルートから広高山を歩いた。
新緑と展望とバリエーションルートを楽しめた山旅となったようだ
※以下の感想は当時mixiにアップした日記を文中の写真をカットして転載したもの。
※この記録は、61歳時、2023年2月5日に作成、アップした。
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快晴。
土日に東京から遊びに来る予定だった友人が恒例?のドタキャンとあいなり、急遽新緑の森の逍遥シリーズ第2弾を計画、西中国山地の吉和冠山、寂地山へ出かけてきました。
今年12回目の山行になります。
<コース:潮原温泉側登山口→オオタキ→吉和冠山→東大台ケ原→広高山→裏冠山→吉和冠山→オオタキ→吉和冠山>
2月と同じ東山麓の潮原温泉から冠山へ登りましたが、今回はクルソン岩を始めて経由しました。
クルソン岩は360度の展望で見渡す限りの新緑の海また海の素晴らしい眺めでした。
また、吉和冠山東側直下の斜面にはブナを初めとする素晴らしい新緑の森が広がっていました。
吉和冠山山頂で十方山や恐羅漢山の眺めを楽しんでいると、中高年(失礼!)の男2人、女3人、計5人組みのグループから、お花を探しに広高山〜額々山まで一緒に行かないかと誘われて、急遽飛び入り参加することになりました。
広高山は寂地山系の主稜線から外れていて、一般の登山の対象ではありませんが、ネットで見ていていつかは行きたいと思っていた山でした。
こんなチャンスは二度とないので二つ返事でOKしたわけです。
吉和冠山から広高山へ向かう途中、ホン谷上流部に広がる東大沼ケ原で昼食を摂りました。そこは沢が流れる平坦地に見事な広葉樹の深い森が広がるところでした。
まさに秘境という雰囲気の場所で、メインルートから外れたところにこんなに素晴らしい広葉樹の深い森があるなんて思いもよりませんでした。
登山道は想像していたよりはっきりしていますが分岐などには標識はいっさいなく、ひとりで歩いてたらさぞ不安でいっぱいになったことでしょう。
5人グループの方々はみな60代と思われます。
お花を見つけたときは一斉に写真撮影と観察が始まりますが、風景に見入ったり、写真を撮ったりしながら歩かないし、そもそも足が速いので、鈍足の上にしょちゅう立ち止まって新緑の森を見上げたり写真を撮ったりする僕はついていくのがせいいっぱいでした。
ようやくたどり着いた広高山の山頂は樹々に囲まれた藪の中の小さな山頂で、展望は樹の間越し、北に赤谷山と大神ケ岳が見えるだけでした。
広高山頂の西の肩から額々山へ行くため、広高谷へと尾根を下り始めましたがまもなく踏み跡がなくなり額々山を断念。後冠山を経由して吉和冠山へ向かいましたが、後冠山の北斜面からメインルートに至る部分にもブナを初めとする見事な広葉樹の深い森が広がっていました。
吉和冠山に戻ったのはもう4時前でした。
ここで5人のグループと別れ、誰もいない午後遅い山頂でひとりの時間を過ごしてからゆっくり下山しました。
潮原温泉側の登山口に着いたのは5時半でした。
この日は当初計画していた吉和冠山から寂地山までの広い稜線を覆う深い森をひとりでじっくりのんびりと楽しむことはできませんでしたがそれを補って余りある素晴らしい経験が出来た一日となりました。
5人のグループの方々、見も知らない私もヴァリエーションルートにご案内いただいたうえにおいしいものも頂戴してほんとにありがとうございました。
この場をお借りして感謝申し上げる次第です。
またどこかの山でお会いしましょう。
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