晴天の燕岳で初の山小屋泊まり

2014年09月20日(土) ~ 2014年09月21日(日)

• GPS: 14:36
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,556m
• 下り: 1,551m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:05
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:16

距離 5.3km 登り 1,373m 下り 57m

7:42 スタート地点
8:01 8:22 中房温泉登山口
9:31 9:37 第１ベンチ
10:29 10:39 第２ベンチ
11:19 11:22 第３ベンチ
12:27 12:32 富士見ベンチ
13:27 13:44 合戦小屋
13:56 14:05 合戦山(合戦沢ノ頭)
14:58 燕山荘

2日目

• 山行: 4:37
• 休憩: 2:23
• 合計: 7:00

距離 6.9km 登り 194m 下り 1,501m

7:42 燕山荘
7:48 7:49 いるか岩
8:32 8:35 めがね岩
8:45 9:02 燕岳
9:05 めがね岩
9:17 いるか岩
9:28 10:11 燕山荘
11:08 11:15 合戦山(合戦沢ノ頭)
11:23 12:11 合戦小屋
12:34 富士見ベンチ
12:53 12:54 第３ベンチ
13:20 13:31 第２ベンチ
14:04 14:06 第１ベンチ
14:26 14:36 中房温泉登山口
14:36 中房温泉
14:42 ゴール地点

天候

1日目　晴れのちガス
2日目　快晴
風は弱く

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中房の有明荘のすぐ先に駐車場が3箇所あり。第1駐車場は川を渡ったすぐ先を左で一番登山口に近いが競争率は高い。金曜25時着で残り2台とぎりぎり。深夜にもかかわらず係員が交通整理。
翌日山中で聞いた話では午前4時には第3駐車場まで満車、その後はバス利用となるしゃくなげ荘の駐車場に誘導された。
週末に利用する場合は前夜着かはじめからバス利用のしゃくなげ荘利用の計画が必要。一度林道を進んでから戻るとロスが大きい。
なお、第1駐車場に仮設トイレ2基あり。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは登山口にあり。
トイレは登山口、合戦小屋、燕山荘。
合戦小屋でもうどんなど軽食可。スイカは9月21日の話ではあと数日とのこと。
コース上危険箇所はなし。登山道が掘り込まれて狭い箇所が多くすれ違いは待ちが発生する。
合戦小屋までは展望のない樹林帯のジグザグの急な登りが続く。その後は傾斜が緩み展望が開けてくる。

その他周辺情報

温泉は山麓線沿いのすずむし荘500円、食事は同じく山麓線沿いの富士尾山荘そば。

写真

9/20 7:51

中房の第1駐車場。仮設トイレ2基設置。収容台数はそれほど多くありません。深夜でも交通整理員がいました。

9/20 7:51

林道からの駐車場入口標識。

9/20 7:55

林道を10分くらい登り登山口へ。

9/20 8:02

中房温泉の登山口。テーブルやトイレあり。

9/20 8:16

登山道スタート。

9/20 9:29

第1,2,3,富士見と各ベンチは広場になっており休憩できるようになっています。

9/20 10:14

第2ベンチ手前で荷物用ロープウェーの下を通過。

9/20 10:41

樹林帯の尾根を進む。

9/20 12:38

だんだん木々が色づいてきました。

9/20 13:01

合戦小屋で昼食。うどん類が豊富。スイカはあと数日とのこと。

9/20 13:33

荷揚げ用ロープウェーの終点です。

9/20 13:50

オヤマリンドウ

9/20 13:50

タテヤマアザミ

9/20 13:52

午後になって雲が多くなってきましたが、合戦小屋より先で視界が開け、槍ヶ岳が一瞬見えた。

9/20 14:04

紅葉も見ごろ。オガラバナ

9/20 14:04

このあたりが一番美しかった。オガラバナ

9/20 14:04

紅葉最盛期。ウラジロナナカマド

9/20 14:57

テント場が見えてきた。満員ではないようです。

9/20 14:58

主稜線到着。東の安曇野側はガスって居ましたが西側は晴れています。

9/20 14:58

燕山荘到着。いままでテント泊は何回かやってみましたが、今日は初めての山小屋泊です。

9/20 15:57

玄関の様子。お土産品など充実しています。

9/20 16:08

小屋の裏手で、高所での建築作業は本当に大変だと思います。すごい。

9/20 16:08

本日は1畳に二人。新館の大槍という部屋でした。

9/20 16:08

屋根裏は梁が低く頭をぶつける人多数。

9/20 16:09

いろいろ売っております。

9/20 16:10

建物をつなぐ連絡階段は急登！息が上がります。

9/20 16:14

食堂につながる図書室が自炊コーナーとして開放されていました。素泊まりのため自炊します。スーパーで買った鍋セットとレトルトご飯。水は小屋の蛇口より取れます。

9/20 16:26

食堂の様子。4回戦くらいあった模様。

9/20 16:30

外が騒がしくなったと思ったら、ブロッケン現象。

9/20 16:30

テント場と燕岳山頂方向。

9/20 16:31

燕山荘玄関。おしゃれな外観です。

9/21 5:06

翌日、ご来光を見てみます。

9/21 5:06

ご来光待ちの様子。

9/21 5:16

今日はいい天気になります。

9/21 5:23

日の出を待つ槍ヶ岳。

9/21 5:23

八ヶ岳、富士山、南アルプス。

9/21 5:32

浅間山の噴煙の奥から日の出。

9/21 5:33

日が当たり始めた槍ヶ岳から穂高岳。

9/21 7:41

燕岳山頂を目指します。

9/21 7:41

文句無い天気です。

9/21 7:41

快晴の花崗岩の主稜線を行く。

9/21 8:32

富士山がくっきり。

9/21 8:44

燕岳山頂三角点到着。

9/21 8:45

北方向を望む。双子峰の鹿島槍が見える。

9/21 8:45

槍ヶ岳、穂高岳、大天井岳方面。

9/21 8:46

石に刻まれた山頂標。

9/21 8:56

泊まりの人が行き終わった後、日帰りの人が上がってくる前にちょっと時間を遅めにずらしたのでがらがらの山頂。展望を満喫したあと、下山開始。

9/21 9:16

行きには気づかなかったいるか岩。帰りに見つけられました。人だかりが居ると思ったらハイマツの中に雷鳥発見。天気が悪いときによく出てくるというので快晴で見えたので驚き。すぐに隠れて写真なし。

9/21 9:23

この燕山荘前の広場はさすが稜線上です。

9/21 9:51

燕山荘に来たらこれ、ということでケーキセット900円。

9/21 9:55

アマチュア無線で横浜の友人と交信。ハンディートランシーバーで常に交信できる状況にあると安心感がありますね。

9/21 10:05

この景色見納め。

9/21 10:09

主稜線から下山します。

9/21 10:19

燕山荘代表の赤沼さんがカメラもって撮影していました。

9/21 10:23

快晴の稜線と紅葉に満足しました。ウラジロナナカマド

9/21 10:24

青空に映えます、紅葉。ウラジロナナカマド

9/21 10:27

唯一の鎖がかかる場所ですが鎖を触る必要はなし。

9/21 10:56

山上に燕山荘。

9/21 10:57

そろそろ槍ヶ岳は見納めです。

9/21 11:04

主稜線から合戦小屋間が最盛期です。

9/21 11:08

写真を何枚撮っても足りませんね。

9/21 12:07

合戦小屋で昼食休憩、樹林帯を下山します。

9/21 12:22

積雪期用の印でしょうか。ずいぶん高いところに標識。

9/21 12:24

時折きれいな箇所があります。

9/21 12:26

逆光気味にすかすときれいですね。ミネカエデ

9/21 13:51

第1ベンチの水場に行ってました。2分くらいです。湧き水が取れます。ただし、登山口に近すぎてあまり使う人は居ないかも。

9/21 14:03

道祖神。

9/21 14:14

日が傾く樹林帯。

9/21 14:25

下山。

9/21 14:25

岳、全巻そろえたけど最後のほう読んでないな。

9/21 14:26

登山口のトイレ。

9/21 14:26

バス時刻表。

9/21 14:26

中房温泉付近案内。

9/21 14:41

第1駐車場。さすがに明日は平日なので余裕がありますね。

9/21 15:45

安曇野のそば畑。

9/21 17:02

温泉はすずむし荘。500円。

9/21 17:22

食事は富士尾山荘。

9/21 21:39

関越道上里SAでスタバ休憩。そして渋滞解消待ちと深夜割引開始待ちのため仮眠。

往復とも上信越道経由です。首都高通過や中央道渋滞が無いのでこちらのほうが好きです。

撮影機器：

F-12C FUJITSU

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック ナイフ

共同装備

ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター

感想

ktour30

夏山シーズン中に1回行っておきたかった北アルプス。今年はまだ行ったことが無かった燕岳を計画していた。天候不順のためずっと延期していたがようやく9月までの夏山シーズン最後でチャンスが到来。週間予報では良くなったり悪くなったり、台風が来るかも？という状況であったが前日に天気はOKと決行。

テントではもう寒いし、泊まってよかった山小屋の上位にあるという燕山荘に泊まってみることにした。ただ、食事はおなかに優しいものと時間が自由になることから自炊とする計画。燕山荘に来たらケーキセットということでそれは食べてみようと思った。荷物は食料入れてもテントやシュラフが無いので軽く感じる。

駐車場の競争率が高いということでいつも通り深夜割引が始まると同時に高速出場、金曜前夜25時に到着。第1Pは残り2台とぎりぎりセーフ。第3PまでもAM4時には満車になってそれ以降に着いた人はしゃくなげ荘に駐車じバス移動で何時間もロスしたとの話。

合戦尾根は急登というが確かに合戦小屋までは延々とやや急な登りが続く。ベンチが整備されているので休憩場所には事欠かない。そろそろ大休止したいころに合戦小屋。温かいうどんを補給。
途中で水筒にカビが生えていることが判明。だからお腹が痛かったのか！水だけを入れていた水筒はなんとも無く、薄めたポカリを入れていた方だけがカビ発生。養分が豊富なせいだ。手入れを怠った結果の自業自得。洗っているつもりだったけどぜんぜん落ちてないということだー。試験管ブラシみたいのでちゃんとごしごしやらないとだめだね。猛反省。その水筒は家に帰るまで封印。

お腹痛い影響などで予定時間をオーバーし燕山荘到着。登ってきた安曇野側はガスっていたが西側は晴れていて主稜線に出ると展望が開けた。1年ぶりの北アルプスの眺め。

初めての山小屋泊まりの燕山荘。15時の到着で奥の方の部屋となった。大部屋で1畳に2人ということだった。その並びは7人だったが6人で使うことになりやや余裕があった。小屋内に連絡階段の急登があり息が上がる。スタッフがちゃんと場所をあんなしてくれて親切。
自炊は食堂となりの図書室でどうぞ、ということでそこで調理。そのとき外でブロッケン現象が見えたり、燕岳山頂が晴れてきたりと見所がいっぱいあった。夕食をとる人は到着順の時間指定。毎回代表の赤沼さんの話とアルプホルンのミニ演奏。

20時頃に就寝、暑くて一回起きて、一回おきるとなかなか熟睡できなく。乾燥しているのかのどが渇く。テント泊は寒くて起きるけど間逆。小屋の温かさに費用はかかるがたまには小屋泊まりも悪くないなーと思う。まあ週末といっても連休などの超混雑期ではないし定評ある燕山荘だからかな。
ご来光の時間にほとんどの人が外に出る。今日は快晴で浅間山から昇る日の出。

朝食後、小屋に荷物をデポして山頂往復。文句無い快晴で風も無く大展望の稜線と山頂を満喫。年に1回は北アルプスの風景を見に来たいですね。帰りには待望のケーキセット。下山時には快晴に映える紅葉も。
高山の夏山シーズン最後に燕山荘と景色を満喫できました。

帰りは三郷サラダ市でりんご仕入れ、すずむし荘で温泉、富士尾山荘でそば、安曇野IC前のモンベルとあづみ堂おやきと定番のルートで締め。

自動車ルート
9月19日　金
2047自宅
2117三郷南IC　入
2139大泉JC
2223藤岡JC
2332更埴JC
2406安曇野IC　出
2504中房第1P

9月21日　日
1500中房第1P
1547-1600三郷サラダ市直売所
1630-1712すずむし荘温泉
1720-1806富士尾山荘そば
1836-1937買い物
1937安曇野IC　入
2004更埴JC
2115藤岡JC
2117-2328上里SA　仮眠
2412大泉JC
2434三郷南IC　出
2456自宅