安達太良山 乳輪まで

2023年02月05日(日) [日帰り]

• GPS: 05:16
• 距離: 10.1km
• 登り: 788m
• 下り: 784m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:24
• 休憩: 0:43
• 合計: 5:07

距離 10.1km 登り 788m 下り 787m

8:31 奥岳登山口
9:33 五葉松平
9:42 9:54 薬師岳
10:26 仙女平分岐
11:18 11:21 安達太良山
11:40 11:41 峰の辻
12:07 12:35 くろがね小屋
12:43 塩沢分岐
12:46 金明水
13:00 勢至平分岐
13:14 八の字
13:42 奥岳登山口
13:43 ゴール地点

写真

2/5 8:27

安達太良高原はスキー客で大混雑
皆さん準備に忙しそう
僕は二本松にとった宿の朝ごはんをたっぷり食べて出遅れました
安達太良山は風が強そう
雲が掛かっては晴れて朝から表情が目紛しく変わっています
これが冬の安達太良山の本当の空

2/5 8:31

もうリフトは動いています
ゲレンデは音楽が掛かっていますね
次は登山一回休みでスキーにしよう⛷

2/5 8:34

お天気が悪いわけではありません
今日は晴れ予報☀️
ただ山頂付近の風が強そうなだけ
ゲレンデにはその影響は無さそう

2/5 8:38

今日はクランポンだけで行こう
多少の踏み抜きやラッセルも味わわないと
冬山はやっぱり冬ならではの思い出が待ってる

2/5 8:42

ゲレンデから外れた登山道
緩やかに登って行きます
林がきれいだね

2/5 8:44

分岐です
右に行けばくろがね小屋方面
左に行けば五葉松平・薬師岳
前に来た時と同じで左に進みます

2/5 8:48

リフトの下を登って行きます
リフトに登ってる人が遠ざかって行きます
なんであんなとこ歩いてるんだろう的な視線を感じます💧
僕もなんでこうなったのか分からん

2/5 8:56

日が差し込んでスキー日和
楽しそうだなー
なんで雪山を歩くようになったんだろ

2/5 9:14

林に着雪して良い感じの冬の林
スキーも結局こういう景色を味わいに来てたような
そんな景色をゆっくり眺められるのと、運動の負荷がスキーより高いと感じたから歩いています
なんで運動負荷を求めるかと言うと、苦労症なのかも

2/5 9:22

薬師岳はまだまだ高く聳えています
あんな高かったっけ
あそこに本当の空がある

2/5 9:22

風が強いからトレース消えがち
薄ら踏み跡は見えるものの足跡までは分かりにくい
なのでたまに踏み外します

2/5 9:24

下を見下ろすと二本松の街並み
宿を出た時は雪がちらちら降っていました

2/5 9:25

薬師岳を通り過ぎる雲が速い
それが立春の安達太良山の本当の空

2/5 9:30

山頂はかなり吹雪いてるみたい
あれが抜けるのかどうなのか

2/5 9:42

薬師岳に到着しました
祠にお参りします
当然鐘🔔も鳴らします
ちょっと凍りついて余韻が少ない

2/5 9:42

爆風って感じですかね
ここでレイヤーチェンジ
手袋厚手に替えてトレポをしまいナノパフを着込みました
サングラスはゴーグルに
やっぱり昨日と同じスキーのヘルメットが良かったかなとちょっと後悔

2/5 9:44

祠から山頂を望む
ちゃんと辿り着いて無事下山できますように

2/5 9:52

形見のピッケルを今回持参しました
東京トーマのピッケル
普段自宅の玄関で防犯用に置いてあったのを山に連れて来ました
85cm位とかなり長め
50年ほど昔のものです、たぶん
義父の雲稜時代のピッケル⛏です
義父の登った山々のルートはとても僕が登れるものではありませんが、この子だけは山に連れて来てあげたかった

2/5 9:54

これが立春の日の本当の空
厳しい冬の空です
すでに風が強い
地吹雪が顔に当たって痛い

2/5 10:15

トレースはあったり埋まったり
稜線に出るとまともに風に晒されるな

2/5 10:39

埋まりかけた踏み跡をほぼラッセル状態
まだこの時は分かりやすい方

2/5 11:13

強風で写真もろくに撮れない
身体ごと持って行かれる風が時々
本気で耐風姿勢をとることも
つむじ風も目の前で起こってこっちに向かって来ます
良い感じだー！
冬山だー！

2/5 11:19

乳首は強風のため登らず
乳輪部分でちょっと落ち着こうとするも風が舞って落ち着けない
さらにiPhoneのバッテリー低下
頑張ってショボいツララを撮る

2/5 11:58

鉄山からのルートでくろがね小屋方面に降りるつもりでしたが、ホワイトアウトで諦めてすぐに降りに掛かりました
結局風はくろがね小屋まで強かった

2/5 11:59

鉄山の方はモクモクしてる
降りて正解だったな

2/5 12:03

くろがね小屋が見えて来ました
あそこなら風が来なさそう
実際は谷を吹き上げる風が吹いていました

2/5 12:09

鐘🔔を鳴らしとこう
鳴らしやすそうな所にあるし

2/5 12:15

くろがね小屋のダルマストーブ
こんなにも暖かいとは！
しばらく休憩させて頂きました
マグカップと鐘も購入

2/5 12:16

クッタがぱんぱんになってる！
なんか大迫力のクッタだ！
味は変わらず…

2/5 12:57

昨日蔵王でカレーが食べれなかったのとくろがね小屋に寄った事でカレーの事ばかり考えている内に危なっかしいトラバースをクリア
完全にカレーの口になっています
今度こそゲレンデで食べよう！🍛

2/5 13:10

麓に降りて来ると風は収まり良いお天気

2/5 13:16

旧道を降って行きます
なんかここ楽しいぞ
地吹雪がたまに吹くと顔にまともに当たる
気温が上がったのでそれも気持ちいい

2/5 13:17

冬もやはりきれいな安達太良山の林
青空の価値に改めて気付かされました

2/5 13:28

馬車道に出ました
ほっと一安心

2/5 13:28

最後に通る沢は完全凍結しているみたい
耳を澄ましても水の音は聞こえません

2/5 13:29

魚どうしてるんだろ…

2/5 13:31

分岐まで戻って来ました
音楽が流れてリフトが動いています
ものすごい速さで子供のボーゲンが通り過ぎて行きました

2/5 13:37

歩き易い登山道に感謝
気持ち良く今日も歩けました
苦労したのは全部思い出になるだろうね

2/5 13:40

おかえりなさいの看板が新しくなってる
この気遣いに毎回痺れる看板です
向こうではスキー学習の子供達が集まっています
先生らしき人が「今日は皆さんの日頃の行いが良いので良いスキー日和になりました」と好評中
吹雪かれた僕はやはり日頃の行いが悪いのか…

2/5 13:41

帰って来たよ！
無事に下山出来た事に感謝です
安達太良山ありがとう！

2/5 13:41

奥岳の湯
今日はスキーの人たちも多そうだからまた今度にしよう

2/5 14:01

で、カレーの口に早速ゲレンデカレー🍛
家庭的なポークカレーです
やはりこうでなくちゃ
ご馳走様でしたm(_ _)m

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

しおっち

昨日の蔵王から帰る途中二本松に宿をとり安達太良山に登る事に
天気予報では晴れ予報でしたが、安達太良山には強風が吹き荒れていました
身体が持って行かれるほどの風に本気で耐風姿勢をとることに
その内一回はさらにピッケルを深く差し込むほどの強い風でした
凍ってたら差し込めなかった
乳首の溶岩ドームの周りには風が凌げるポケットがあるのですが、今日はそこにまで風が吹き込んでおり気の休む間がありませんでした
くろがね小屋でなんとか一息つく事ができて山小屋のありがたみが身に沁みました
最終目的であった奥さん用のマグカップも買えたし良かった良かった

コメント

kamisugirunner

当麻製作所のウッドピッケルいいですね！
私は20歳のころ買ったシャルレのモンブランを使っていましたが岩をやるようになったら
つかわなくなりいつの間にかどこかに行ってしまいました。そのあといくら探しても出てこず残念です。
古いウッドピッケルはシャフトと金属の接合部からボキッと折れることがありますからよく点検して使うようにお勧めします。
ところで使われている写真はレーザーでしょうか?
私も東日本大震災までは閖上を拠点にレーザーにはだいぶ乗りましたが流されて以来ヨットには乗っていません。（ウエアや備品も浜に置いていたのでほぼヨット用品はすべて流されました）

しおっち

kamisugirunnerさん
はじめまして！
当初こんなにヘッドが大きくて長い物を持て余すのではないかと思っていましたが、いざ使ってみるとなかなか使い易くてバランスも良かったです
ご指摘通りで写真のディンギーはレーザーのスタンダードで場所は七尾湾の西岸です
山に登るようになり最近はセイリング離れしており艇には申し訳ないことになっています
乗って頂けるのなら差し上げますよ

kamisugirunner

tanteizさん、おはようございます
ヨットの件ありがとうございます。でも、あの日以来乗る気になれません。社会人セーラーはほとんど浜に来ずほぼ2人で乗っていました。なのでレスキュー無しです。学生セーラーの近くでいつも乗っていました。（顔見知りなので何かあったときは頼める）震災の日は自分は乗っていませんでしたが学生は乗っていて津波警報が出たのでレスキュー艇がひいては浜に戻ったようです。もし乗っていたらどうなっていたのだろうと思うともう乗れません。
ところでピッケルの話を引っ張ってすみませんが”ICEMANSHIP”の刻印があるんでしょうか?　当麻のピッケルは仙台の山内ピッケルを習作として作られたもので形状も似ていますね。オークションを見たらどちらも出ているんですね。（山内ピッケルが売られているのには驚いた）

しおっち

kamisugirunnerさん
僕もいわきのマリーナなどを周ってみて初めて被害の甚大を知りました
結局出張先の茨城県涸沼で艇を保管しております
気が向くことがあればお知らせください
いつでもお貸ししますので
ピッケルにアイスマンシップの銘はございません
東京トーマの刻印があるだけです
実はもう一本ピッケルが出てきまして、錆を落としてみたところ、SEISYO TOKYOの刻印が出てきました
こちらもちょっと磨いてみようと思います