東山(とうせん)、山頂から大滑降
- GPS
- 09:12
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,133m
- 下り
- 1,133m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:13
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
念願の若桜の東山、ヤブ尾根の急登はクトーとシールが効いて思ったよりはかどり、上部林道→尾根取付きの難儀(1名かつぎ、1名シール→かつぎ、1名シール完登)、デコボコ尾根など有ったが、登ってゆくと新雪・疎林・霧氷で良い感じ、山頂部に取り付くと真っ白大斜面が見え、あれを滑るんだと頑張って東山に到着。
大山は雲に隠れていたが、氷ノ山、扇ノ山、那岐山、日本海など、この近辺ではベストな展望台、枯れ木数本のすばらしい雪頂です。弱層テストをして東側大斜面でパウダー滑降、次いで(山頂東吊り尾根から)東の谷は最初は急でも新雪がたまって気持ち良い滑降、途中のノドも何とかクリア、後は往路登った北東尾根をヤブ滑降(板担ぎ1回、階段登高2回付き)、最後は下部のモナカ斜面(良い斜面だったので残念)をクリアして林道自動操縦とフルコースで糸白見に帰還。
単独なら東の谷には入れなかったと思います、同行頂いたご両名に感謝。
今日は条件が良かったですが、山頂の展望と大斜面はこの界隈ではベスト、また来たいです。
Yさんのお誘いに二つ返事で乗っかり東山に行ってきました。初めて行ったのは5年前でしたが山頂東側に広がる大斜面が素晴らしくてしんどかった記憶を全て吹き飛ばしていました。
糸白見林道を詰め、川を渡ると地形図に表記の無い作業林道がありますが素直に林道を行けるところまで登ると楽。600m近くで行き止りとなっていよいよ藪尾根急登となりますが、長くはないのでボチボチ登ります。
山頂付近はブナの疎林でいい雰囲気。大斜面を見ながら気持ちよく登ると山頂。と書くとあっさりですが6時間位かかりました。
陽が射すのを待ってお楽しみの滑走とする。先週の大雪で各地での事故報告が多いのと明らかな雪崩地形での滑走となることから風下側斜面入口でコンプレッションテストを行いました。表層5cm位に新雪が乗っているがその下1mは大雪の時のもので1週間かけて沈降と結合が進み、結果は「安定」でした。
大斜面滑走は_最高でした。その後の沢筋を落とすところも良かった。後半、喉になっている箇所が出てきてしかも割れて滝が一部見えてました。前回は後半デブリが多かった印象で喉や滝の記憶は全然無かったけど今回はそんな感じでした。右岸から小さく巻いてクリア。
いや楽しかったです。前回は全工程10時間かかりましたが、今回は9時間少し。思ったより短縮できてない?でも前回も今回もしんどかったけどそれに見合う内容でした。何より但馬の山でこんなスキーができることが最高です。企画頂いたYさん、そして厳しい所で先行してくれたMさんありがとうございました。
※注意
山頂近くのオープンバーンは明確な雪崩地形です。特に暖かいこれからの季節は全層雪崩が確実に起きる場所ですので入られる場合はクラックの有無や周辺状況をよく確認してからにしてください。この日はコンプレッションテストの結果、「良」と判定しましたが要注意です。いつでもいけるとは思いません。
神戸山スキークラブでは一緒に楽しめる仲間を募集しています。雪が無い期間には登山や沢登り、サイクリングなどオールラウンドな活動を行っています。「まず安全、仲間と楽しく」興味のある方は →
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