広河原-白鳳峠-高嶺-早川尾根-アサヨ峰-北沢峠
- GPS
- 12:00
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 2,182m
- 下り
- 1,651m
コースタイム
9/6 早川尾根小屋0518--早川尾根の頭0524--2580P0552/55--2705P0630/アサヨ峰0712/25--栗沢山0811/21--仙水峠0855--仙水小屋0912--駒仙小屋0931--北沢峠0939
天候 | 9/5晴れ後曇り、 9/6晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原から白鳳峠へは、少し古い山と高原地図に荒廃気味とありますが、良く整備され、問題ありません。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
17年ぶりの南アルプス北部。主な目的はタカネビランジ等の固有種を見ることと、赤抜頭と北沢峠間の未踏部分をつなぐことである。
広河原へのバスは、延々一時間立たされる客、順番の混乱などがあり、相変わらず改善されてない。広河原からは白鳳峠への道は急ではあるが整備は悪くないし、峠の200mも下からゴーロ帯となって展望が開けるのも良い。
白鳳峠は樹林帯で展望無し。5分ほど高嶺よりで休憩。北岳にガスがかかり始める。前日早川尾根にテン泊した人によれば、雷がひどくて怖かったとのこと。高嶺への登りは鎖こそないものの急。鳳凰方面はガスが多い。
高嶺の先のコルで岩質が変わって花崗岩になる。同時にタカネビランジが現れる。かなりいたんだものが多いが、数が多く見応えがある。ホウオウシャジンはそれらしいのがあるが、見分けがつかず。
赤抜沢ノ頭まで行って折り返す。早川尾根方面もガスが多くなり、時折かなり暗くなったりするが、高嶺さえ越えればたとえ雷雨になってもなんとかなりそうなので気は楽。
高嶺から早川尾根小屋までは教科書通り、北西側を下る時はハイマツ帯で、南東側を登る時は樹林帯である。よって、広河原峠からはずっと樹林で14時に早川尾根小屋着。水が冷たくておいしい。テン場が満杯だったが、これはそんなに滅多にはないとのこと。
携帯(AU)は早川尾根の頭で何とか通話可能。夕方1時間ほど降雨あり。
翌日、夜明け前はガスだったが晴れてきた。団体に遅れること10分ほどで出発。2580P手前まで樹林帯。2580Pで団体をパス。ガスが多いが何とか北岳は見える。アサヨ峰までCT3時間を2時間で着く。広河原峠から東側でCTは辛く、西は甘い感じだ。アサヨ峰の下りあたりから北岳方面がガスで悪くなり、代わりに甲斐駒が見えてくる。
さて、元々の予定では、仙水小屋を経由して北沢峠1255発のバスに乗る予定で、状況によっては稜線をつなぐために、バスを一本遅らせて駒津峰を経由するのもあり得るとしていた。栗沢山着の時間からみて、駒津峰を経由しても予定通りのバスに乗れそうであり、程良い回り道と言えた。しかし、仙水峠ははるか下に見え、登り返す気にならない。
代わりに、一本早い0945発のバスに間に合うかもしれないという考えがおきてきた。仙水峠駒津峰間は何年か後に鋸岳に行くときに通る機会があるかも、等と言い訳しつつ、こちらには俄然やる気が出てしまう。
幸か不幸か、仙水峠までは非常に急だが下りやすい道で、35分ほどで着いた。躊躇せず左折、仙水小屋まではゴーロでこれまたCTがやや甘い感じ。駒仙小屋通過0931で、峠まで15分とあって焦ったが、急ぐと8分ほどで着き、バスに間に合った。
帰宅してから気づいた。7月の海の日の連休に仙塩尾根を予定し、それにより竹宇駒ヶ岳神社から畑薙まで足跡をつなげるつもりでいた。これを悪天のために中止したのだが、よく考えると今回の山行で、尾根通しでないのでちょっとインチキくさいものの、一応はつながったことになる。
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