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Yamareco

記録ID: 5175264
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県赤磐市 ネオポリス〜観音山〜座禅石〜磐山 史跡&野鳥

2023年02月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:39
距離
9.4km
登り
268m
下り
249m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:35
休憩
1:02
合計
3:37
距離 9.4km 登り 268m 下り 268m
9:08
20
磐山自然観察路駐車場
9:28
9:30
20
日古木大池南畔
9:50
10:01
27
二井大池
10:28
10:31
24
日古木大池湖畔公園東屋
10:55
10:58
13
池の公園
11:11
11
観音山登り口
11:22
4
観音山&磐山分岐
11:26
1
観音山広場
11:27
4
千光寺三十三観音第二十二番
11:31
11:37
0
11:37
9
千光寺三十三観音第二十二番(2回目)
11:46
12:09
6
座禅石周辺
12:15
0
千光寺三十三観音第二十二番(3回目)
12:15
12:19
4
観音山広場(2回目)
12:23
7
観音山&磐山分岐(2回目)
12:30
12:40
5
磐山
12:45
磐山自然観察路駐車場
展望や史跡見学、旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離9.5km、歩行時間2時間30分、歩行数13,000歩、消費カロリー770Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
磐山(いわやま)自然観察路駐車場に自動車を停めました。10台程駐車可能です。なお、自動車は今回歩いた北西側からしか入れないので、メイン道路から逸れて車1台分の道を進む必要があります。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所やヤブコギはありません。土道は観音山登り口<写真24>から東側のみです。なお、千光寺三十三観音第二十二番<写真27>から座禅石周辺<写真34〜46>へは、ロープ伝いに崩れやすい土に大量の落ち葉が積もってズルズル滑る斜面を下りました。ここは以外は運動靴で歩けます。
 座禅石周辺<写真34〜46>は北東側にもロープがあり、どこかに分岐があったようです。往路を引き返す途中、ロープから少し離れた箇所が踏み跡のようで歩きやすそうに見えることもあり、緑色のビニール紐をいくつか見かけましたが、ロープから手を放すと滑り落ちそうなのでやめました。
その他周辺情報 岡山ネオポリス内には飲食店がいくつかあります。また、磐山(いわやま)自然観察路駐車場南西の山陽老人福祉センター(あかいわほほえみプラザ)内に天然温泉「足王乃湯」があります。水曜と年末年始は休館です。利用時間は10〜19時30分、60歳未満の方は平日のみ16〜19時半となります。源泉のお湯は自由に持ち帰れます。
01地霧…地上に立ったときの目の高さより低い所にたちこめる霧です。太陽の熱で温められた地中の水分が蒸発してできた水蒸気が、冷たい空気で冷やされて発生します。冬の朝、畑などでよく見られますが、ここは団地内の公園のようでした。幻想的だったので動画を撮りました。
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01地霧…地上に立ったときの目の高さより低い所にたちこめる霧です。太陽の熱で温められた地中の水分が蒸発してできた水蒸気が、冷たい空気で冷やされて発生します。冬の朝、畑などでよく見られますが、ここは団地内の公園のようでした。幻想的だったので動画を撮りました。
02日古木大池南畔より石蓮寺山…日古木(ひこぎ)大池の南畔には土道もあり、ここは立ち入り禁止ではありませんでした。大きな池越しに北北東方面に中央に石蓮寺みんなの森周辺、左に標高271.2m頂上三角点のある石蓮寺山(しゃくれんじさん)が見えました。
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02日古木大池南畔より石蓮寺山…日古木(ひこぎ)大池の南畔には土道もあり、ここは立ち入り禁止ではありませんでした。大きな池越しに北北東方面に中央に石蓮寺みんなの森周辺、左に標高271.2m頂上三角点のある石蓮寺山(しゃくれんじさん)が見えました。
03岩の公園…団地の一角になぜか大きな岩が見えたので側まで行ってみました。少し上にあるので周辺の民家がより小さく見えます。近くには遊具もあり、この岩は公園を象徴するモニュメントのようでした。
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03岩の公園…団地の一角になぜか大きな岩が見えたので側まで行ってみました。少し上にあるので周辺の民家がより小さく見えます。近くには遊具もあり、この岩は公園を象徴するモニュメントのようでした。
04逆さオオバン…二井(ふたい)大池には、前回よりも畔に近いところに水鳥が多く見られました。最も手前を泳いでいたのがこのオオバンです。クイナの仲間ですが、温厚でカモたちとも餌を分け合うことから、「幸せを運ぶ黒い鳥」といわれています。水面に映った姿と合わせて幸せも二倍、二倍😊
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04逆さオオバン…二井(ふたい)大池には、前回よりも畔に近いところに水鳥が多く見られました。最も手前を泳いでいたのがこのオオバンです。クイナの仲間ですが、温厚でカモたちとも餌を分け合うことから、「幸せを運ぶ黒い鳥」といわれています。水面に映った姿と合わせて幸せも二倍、二倍😊
05ハシビロガモ群れ…オシドリやトモエガモが日向でより近いところで見られてラッキーと思ったら、ハシビロガモ群団でした。左半分がメス、右がオスです。「ぐるぐるガモ」と呼ばれることもあり、群れでぐるぐるまわりながら餌を食べます。今回は小規模でしたが、動画を撮りました。
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05ハシビロガモ群れ…オシドリやトモエガモが日向でより近いところで見られてラッキーと思ったら、ハシビロガモ群団でした。左半分がメス、右がオスです。「ぐるぐるガモ」と呼ばれることもあり、群れでぐるぐるまわりながら餌を食べます。今回は小規模でしたが、動画を撮りました。
06餌を食べるハシビロガモ…1羽でも「ひとりぐるぐる」することもあるのですが、餌が水面にあまりなかったのか、左のオスは逆さまになって水中の餌を食べていました。少し奧には数羽ですがホシハジロ<写真21>もいました。
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06餌を食べるハシビロガモ…1羽でも「ひとりぐるぐる」することもあるのですが、餌が水面にあまりなかったのか、左のオスは逆さまになって水中の餌を食べていました。少し奧には数羽ですがホシハジロ<写真21>もいました。
07オシドリ夫婦&キンクロハジロ…池の奥のほうです。左にキンクロハジロのオス、右にオシドリのつがいがいます。その奥はキンクロハジロのメスです。帰宅後に動画をチェックしていて気づきました。前日から春の陽気だったので、つがいが増えているようです。気の早いカモたちとはそろそろお別れかもしれません。
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07オシドリ夫婦&キンクロハジロ…池の奥のほうです。左にキンクロハジロのオス、右にオシドリのつがいがいます。その奥はキンクロハジロのメスです。帰宅後に動画をチェックしていて気づきました。前日から春の陽気だったので、つがいが増えているようです。気の早いカモたちとはそろそろお別れかもしれません。
08オオバン…彼らもつがいらしく、近くにもう1羽いましたが、動画にはツーショットは撮れませんでした。顔をよく見ると、なんとなく微笑んでいるようです。「世界一幸せな動物」といえば、いつも笑顔に見えるクアッカワラビー(クオッカ)ですが、「幸せを運ぶ黒い鳥」の笑顔も可愛いです😍
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08オオバン…彼らもつがいらしく、近くにもう1羽いましたが、動画にはツーショットは撮れませんでした。顔をよく見ると、なんとなく微笑んでいるようです。「世界一幸せな動物」といえば、いつも笑顔に見えるクアッカワラビー(クオッカ)ですが、「幸せを運ぶ黒い鳥」の笑顔も可愛いです😍
09アオサギ&カワウ&カルガモ…対岸近くです。水浴びしているカワウを動画に撮っていると、左奧にアオサギ、右手前にカルガモが映っていました。カワウの「ちょっと羊の入ったおっさんの笑い声」は録音できず残念でした。
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09アオサギ&カワウ&カルガモ…対岸近くです。水浴びしているカワウを動画に撮っていると、左奧にアオサギ、右手前にカルガモが映っていました。カワウの「ちょっと羊の入ったおっさんの笑い声」は録音できず残念でした。
10日古木大池北畔より大廻山…再び日古木(ひこぎ)大池に戻ってきました。池越しに南南西方面に見えている山々の最高峰が大廻山(おおめぐりやま)です。
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10日古木大池北畔より大廻山…再び日古木(ひこぎ)大池に戻ってきました。池越しに南南西方面に見えている山々の最高峰が大廻山(おおめぐりやま)です。
11カルガモ…池の舗装道路を隔てた北側にいました。つがいのようです。前回は日古木大池にたくさんいましたが、到着時間が遅かったためか、この2羽だけでした。
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11カルガモ…池の舗装道路を隔てた北側にいました。つがいのようです。前回は日古木大池にたくさんいましたが、到着時間が遅かったためか、この2羽だけでした。
12センダンに止まるヒヨドリ…センダンの実を食べに来たのでしょうが、こちらが気になって仕方がないようです。小首をかしげてずっと見ていました。近くにツグミ<写真19>もいました。
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12センダンに止まるヒヨドリ…センダンの実を食べに来たのでしょうが、こちらが気になって仕方がないようです。小首をかしげてずっと見ていました。近くにツグミ<写真19>もいました。
13逆さ石&家…カルガモもカワウもいない池は静まりかえり、鏡のような水面に石や近所の民家が映っていました。カワウの「ちょっと羊の入ったおっさんの笑い声」は、二井(ふたい)大池で少し聞こえただけでした。
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13逆さ石&家…カルガモもカワウもいない池は静まりかえり、鏡のような水面に石や近所の民家が映っていました。カワウの「ちょっと羊の入ったおっさんの笑い声」は、二井(ふたい)大池で少し聞こえただけでした。
14日古木大池湖畔公園東屋内部…中に入ってみると、床に落ちていた松ぼっくりはすべて左奧のベンチの上にかためられていました。ドングリは直径3冂のクヌギともう少し小さくほっそりしたアベマキの両方ありました。松ぼっくりも並べて写真を撮った後、一応、元に戻しておきました。
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14日古木大池湖畔公園東屋内部…中に入ってみると、床に落ちていた松ぼっくりはすべて左奧のベンチの上にかためられていました。ドングリは直径3冂のクヌギともう少し小さくほっそりしたアベマキの両方ありました。松ぼっくりも並べて写真を撮った後、一応、元に戻しておきました。
15仲良しカイツブリ…キリリリリと大きな声で鳴くので、いるのはすぐにわかりました。岸から泳いでもう1羽と合流、奧にまわって満足げに身震いしたところです。動画には一部始終が映っています。
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15仲良しカイツブリ…キリリリリと大きな声で鳴くので、いるのはすぐにわかりました。岸から泳いでもう1羽と合流、奧にまわって満足げに身震いしたところです。動画には一部始終が映っています。
16泳ぐカイツブリ夏羽…こちらはもう首が赤茶色になり、くちばしの付け根周辺も白っぽく完全に夏羽でした。年中ふわふわのお尻と、とってつけたような尾羽がキュート😍
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16泳ぐカイツブリ夏羽…こちらはもう首が赤茶色になり、くちばしの付け根周辺も白っぽく完全に夏羽でした。年中ふわふわのお尻と、とってつけたような尾羽がキュート😍
17翼を広げたカイツブリ…可愛いのでもう少し。少し離れた所からも鳴き声が聞こえていました。彼らもそろそろつがいで行動しはじめたようです。
17翼を広げたカイツブリ…可愛いのでもう少し。少し離れた所からも鳴き声が聞こえていました。彼らもそろそろつがいで行動しはじめたようです。
18ミコアイサつがい…なんか頭が白いのがいると思って動画を撮ったら、ミコアイサのオスでした。この白黒模様からパンダガモと呼ばれ人気者です。つがいで、しかも今までで最も近くで見られました😊メスは二井(ふたい)大池で撮った動画にも映っていました。
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18ミコアイサつがい…なんか頭が白いのがいると思って動画を撮ったら、ミコアイサのオスでした。この白黒模様からパンダガモと呼ばれ人気者です。つがいで、しかも今までで最も近くで見られました😊メスは二井(ふたい)大池で撮った動画にも映っていました。
19ツグミ…ツィツィ、クィクィと鳴きます。この日は春の陽気だったので、翼を少し下げて暑そうでした。
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19ツグミ…ツィツィ、クィクィと鳴きます。この日は春の陽気だったので、翼を少し下げて暑そうでした。
20池の公園より西谷池越しに石蓮寺山…西谷池北畔は立ち入り禁止なので、池は見えないと思っていましたが、この公園から見下ろせました。池越しに北方面を望みました。左端が標高271.2m頂上三角点のある石蓮寺山(しゃくれんじさん)、少し右の建物が見えている周辺が石蓮寺みんなの森です。
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20池の公園より西谷池越しに石蓮寺山…西谷池北畔は立ち入り禁止なので、池は見えないと思っていましたが、この公園から見下ろせました。池越しに北方面を望みました。左端が標高271.2m頂上三角点のある石蓮寺山(しゃくれんじさん)、少し右の建物が見えている周辺が石蓮寺みんなの森です。
21ホシハジロつがい…西谷池には何もいないと帰りかけたら、ホシハジロのメスが飛んできました。すると、どこにいたのか、オスが現れて彼女の後を追いました。やはりバレンタインデー頃には水鳥たちの恋も実るようです😊
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21ホシハジロつがい…西谷池には何もいないと帰りかけたら、ホシハジロのメスが飛んできました。すると、どこにいたのか、オスが現れて彼女の後を追いました。やはりバレンタインデー頃には水鳥たちの恋も実るようです😊
22モズ…背中は灰色、翼の色は濃いめ、胸部のうろこ状の模様は見えません。オスかと思ったのですが、目の上を通る筋模様が少し茶色っぽく、翼の白斑はあるのか微妙、オスにしては目つきが優しく見えます。若いオスなのかもしれません。
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22モズ…背中は灰色、翼の色は濃いめ、胸部のうろこ状の模様は見えません。オスかと思ったのですが、目の上を通る筋模様が少し茶色っぽく、翼の白斑はあるのか微妙、オスにしては目つきが優しく見えます。若いオスなのかもしれません。
23ソーラーパネル越しに竜天山&石蓮寺山…赤磐桜が丘メガソーラー発電所のパネル越しに北北西方面を望みました。左奧に竜天山西峰、その右に竜天山、中央に石蓮寺山(しゃくれんじさん)、その右に石蓮寺みんなの森周辺が見えています。
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23ソーラーパネル越しに竜天山&石蓮寺山…赤磐桜が丘メガソーラー発電所のパネル越しに北北西方面を望みました。左奧に竜天山西峰、その右に竜天山、中央に石蓮寺山(しゃくれんじさん)、その右に石蓮寺みんなの森周辺が見えています。
24観音山登り口…この北側のソーラーパネル周辺が磐山自然観察路駐車場で、自動車は今回歩いた北西側からしか入れません。ここから観音山ルートに入りました。
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24観音山登り口…この北側のソーラーパネル周辺が磐山自然観察路駐車場で、自動車は今回歩いた北西側からしか入れません。ここから観音山ルートに入りました。
25観音山ルート苔むした石…二日前の雨の影響か、少し湿っていますがほぼ平坦で歩きやすいです。登山道の真ん中にあった30冂の苔むした石をズームしたら、岩のように見えました。奧の連れは数m先に立っています。the遠近法😄
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25観音山ルート苔むした石…二日前の雨の影響か、少し湿っていますがほぼ平坦で歩きやすいです。登山道の真ん中にあった30冂の苔むした石をズームしたら、岩のように見えました。奧の連れは数m先に立っています。the遠近法😄
26観音山広場より岡山ネオポリス越しに石蓮寺山…191m峰の北北西尾根です。少し開けて丸太を転がしたベンチがあります。展望が効くのは北方面だけですが、岡山県下最大の団地「岡山ネオポリス」越しに中央に石蓮寺みんなの森周辺、左に標高271.2m頂上三角点のある石蓮寺山(しゃくれんじさん)が見えました。
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26観音山広場より岡山ネオポリス越しに石蓮寺山…191m峰の北北西尾根です。少し開けて丸太を転がしたベンチがあります。展望が効くのは北方面だけですが、岡山県下最大の団地「岡山ネオポリス」越しに中央に石蓮寺みんなの森周辺、左に標高271.2m頂上三角点のある石蓮寺山(しゃくれんじさん)が見えました。
27千光寺三十三観音第二十二番…千光寺周辺には西国三十三所を模した千光寺三十三観音があり、何体かは境内で見ました。その一部はこのように観音山周辺にもあります。2年程前には引き返しましたが、今回は後でここからロープ伝いに下りることにしました。何があるかは<写真34>以降へ。
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27千光寺三十三観音第二十二番…千光寺周辺には西国三十三所を模した千光寺三十三観音があり、何体かは境内で見ました。その一部はこのように観音山周辺にもあります。2年程前には引き返しましたが、今回は後でここからロープ伝いに下りることにしました。何があるかは<写真34>以降へ。
28観音山北尾根より観音山頂上…ここから頂上まで歩きながら動画を撮りました。
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28観音山北尾根より観音山頂上…ここから頂上まで歩きながら動画を撮りました。
29観音山頂上陰陽石&千光寺三十三観音…右手前が千光寺三十三観音第二十三番、左奧が第二十四番、中央が陰陽石です。最初は夫婦岩、次に陰陽石組、陰陽巨石石組、近年は陰陽石と名称がかわっています😅
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29観音山頂上陰陽石&千光寺三十三観音…右手前が千光寺三十三観音第二十三番、左奧が第二十四番、中央が陰陽石です。最初は夫婦岩、次に陰陽石組、陰陽巨石石組、近年は陰陽石と名称がかわっています😅
30観音山頂上陰陽石スリット…2つの岩の間にある隙間<写真33>をズームしてみました。ちょうどこのスリットに沿って冬至の朝日が昇り、夏至の夕日が沈みます。古代の太陽信仰、農事暦との関わりが指摘されている興味深い磐座(いわくら)です。詳細は<感想>にて。
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30観音山頂上陰陽石スリット…2つの岩の間にある隙間<写真33>をズームしてみました。ちょうどこのスリットに沿って冬至の朝日が昇り、夏至の夕日が沈みます。古代の太陽信仰、農事暦との関わりが指摘されている興味深い磐座(いわくら)です。詳細は<感想>にて。
31観音山頂上陰陽石反対側…登山道から見える反対側、北西側です。冬至の朝はこの向こうから朝日が差し込んできます。一度見てみたい神秘的な光景です。
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31観音山頂上陰陽石反対側…登山道から見える反対側、北西側です。冬至の朝はこの向こうから朝日が差し込んできます。一度見てみたい神秘的な光景です。
32観音山頂上より鳥越山&仙高寺山&本宮山…陰陽石の北西から北西方面を望みました。左端は標高232.5m三角点のある「山口」峰、そのすぐ右奥が329.8m「矢谷」峰で右手前にある地肌が見えているのが城山、中央手前少し右寄りの大きな山塊が252.6m「登尾」峰、その奧は左が鳥越山で右隣が仙高寺山、右端最奥にわずかに見えているのが本宮山です。
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32観音山頂上より鳥越山&仙高寺山&本宮山…陰陽石の北西から北西方面を望みました。左端は標高232.5m三角点のある「山口」峰、そのすぐ右奥が329.8m「矢谷」峰で右手前にある地肌が見えているのが城山、中央手前少し右寄りの大きな山塊が252.6m「登尾」峰、その奧は左が鳥越山で右隣が仙高寺山、右端最奥にわずかに見えているのが本宮山です。
33観音山頂上陰陽石&千光寺三十三観音第二十三番…この角度だと、陰陽石のスリットはよく見えますが、千光寺三十三観音第二十四番が見えません。わざとこの角度から第二十四番が第二十三番の真裏になるように設置されたのかもしれません。
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33観音山頂上陰陽石&千光寺三十三観音第二十三番…この角度だと、陰陽石のスリットはよく見えますが、千光寺三十三観音第二十四番が見えません。わざとこの角度から第二十四番が第二十三番の真裏になるように設置されたのかもしれません。
34座禅石と上の岩…千光寺三十三観音第二十二番<写真27>まで戻り、ロープを握りしめて崩れやすい土に大量の落ち葉が積もってズルズル滑る斜面を下ると、不意にこれが現れました。右が座禅石です。ここからが聖なる岩場ですが、座禅石の上にも上がってしまいました😓
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34座禅石と上の岩…千光寺三十三観音第二十二番<写真27>まで戻り、ロープを握りしめて崩れやすい土に大量の落ち葉が積もってズルズル滑る斜面を下ると、不意にこれが現れました。右が座禅石です。ここからが聖なる岩場ですが、座禅石の上にも上がってしまいました😓
35座禅石北東の岩場…見上げてみました。気づきませんでしたが、途中に分岐があったようで、北東側にもロープが見えました。
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35座禅石北東の岩場…見上げてみました。気づきませんでしたが、途中に分岐があったようで、北東側にもロープが見えました。
36座禅石と上の岩の間の隙間…<写真34>に写っている隙間をズームしてみました。さすがにこれはくぐれません。
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36座禅石と上の岩の間の隙間…<写真34>に写っている隙間をズームしてみました。さすがにこれはくぐれません。
37座禅石と木の間より座禅石&石仏の横の岩…座禅石の下に行くには、ここから岩と木の間を下りなければなりません。上が座禅石、下が石仏の横の岩(<写真39>の石仏の左側の岩)です。
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37座禅石と木の間より座禅石&石仏の横の岩…座禅石の下に行くには、ここから岩と木の間を下りなければなりません。上が座禅石、下が石仏の横の岩(<写真39>の石仏の左側の岩)です。
38座禅石の下の石仏正面…いかにも古そうな石仏です。『旧山陽町町誌』の石井原山千光寺の由来についての記述で裏山に本尊を祀った「来迎石」という大石があるとの内容が書かれているそうです。これが「来迎石」に祀られた本尊の可能性があります。
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38座禅石の下の石仏正面…いかにも古そうな石仏です。『旧山陽町町誌』の石井原山千光寺の由来についての記述で裏山に本尊を祀った「来迎石」という大石があるとの内容が書かれているそうです。これが「来迎石」に祀られた本尊の可能性があります。
39座禅石&石仏…連れが木と岩の間に立っています。石仏の上にかぶさるように突き出ているのが座禅石です。
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39座禅石&石仏…連れが木と岩の間に立っています。石仏の上にかぶさるように突き出ているのが座禅石です。
40座禅石見上げて…完全に下まで下りて座禅石を見上げてみました。ここから歩きながら動画を撮って一周したかったのですが、座禅石のすぐ東側はロープもない斜面で崩れやすいです。もっと離れるとロープがありますが、間近で見たかったので、少しずつ写真を撮りながら移動することにしました。
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40座禅石見上げて…完全に下まで下りて座禅石を見上げてみました。ここから歩きながら動画を撮って一周したかったのですが、座禅石のすぐ東側はロープもない斜面で崩れやすいです。もっと離れるとロープがありますが、間近で見たかったので、少しずつ写真を撮りながら移動することにしました。
41座禅石の下の石仏横から…少し見上げる位置に石仏があります。あっちこっちに石を差し込んで座禅石を固定しているようです。
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41座禅石の下の石仏横から…少し見上げる位置に石仏があります。あっちこっちに石を差し込んで座禅石を固定しているようです。
42座禅石側面…左側が下りるときに通った木との隙間です。ここから安定している場所までなんとか上がりました。
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42座禅石側面…左側が下りるときに通った木との隙間です。ここから安定している場所までなんとか上がりました。
43座禅石と上の岩…左が座禅石、一番上に見えているのが上の石です。<写真34>を逆サイドから見るとこうなっていました。
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43座禅石と上の岩…左が座禅石、一番上に見えているのが上の石です。<写真34>を逆サイドから見るとこうなっていました。
44座禅石上面…岩によじ登り座禅石の上に立ちました。下に石仏<写真38,39,41>があるので、上がらないほうがよかったのですが、やっちまったと気づいたのは帰宅後でした。すみません🙇
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44座禅石上面…岩によじ登り座禅石の上に立ちました。下に石仏<写真38,39,41>があるので、上がらないほうがよかったのですが、やっちまったと気づいたのは帰宅後でした。すみません🙇
45座禅石の上の岩越しに座禅石…上の岩から見下ろしてみました。ここから右に下りると、<写真34〜36>が見られます。
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45座禅石の上の岩越しに座禅石…上の岩から見下ろしてみました。ここから右に下りると、<写真34〜36>が見られます。
46座禅石と木の間…ここを通り抜けて下りると石仏<写真38,39,41>が見られます。木のさらに右は崩れやすい斜面なので、少し狭いですが、この通り抜けをおすすめします。復路は北東側のロープのほうへ行きかけたのですが、結局、往路を戻りました。
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46座禅石と木の間…ここを通り抜けて下りると石仏<写真38,39,41>が見られます。木のさらに右は崩れやすい斜面なので、少し狭いですが、この通り抜けをおすすめします。復路は北東側のロープのほうへ行きかけたのですが、結局、往路を戻りました。
47磐山頂上岩越しに大森山&大谷山…予定外でしたが、せっかくなので寄り道しました。このすぐ西から歩きながら動画を撮りました。磐山(いわやま)頂上にはドーム状の岩があり、磐座(いわくら)の可能性があるので上がりませんでした。東方面には岩の奥に正面に大森山、すぐ右奥に大谷山が見えました。
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47磐山頂上岩越しに大森山&大谷山…予定外でしたが、せっかくなので寄り道しました。このすぐ西から歩きながら動画を撮りました。磐山(いわやま)頂上にはドーム状の岩があり、磐座(いわくら)の可能性があるので上がりませんでした。東方面には岩の奥に正面に大森山、すぐ右奥に大谷山が見えました。
48磐山頂上より大谷山&城山&西大平山…頂上の岩の東です。東南東方面に左手前に大森山南斜面、その奧少し右寄りに大谷山、中央少し右寄りにポコッと突き出た城山、すぐ右奥に西大平山が見えました。右端に東大平山が見えているかもしれません。手前は吉井川とキリンビール岡山工場です。
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48磐山頂上より大谷山&城山&西大平山…頂上の岩の東です。東南東方面に左手前に大森山南斜面、その奧少し右寄りに大谷山、中央少し右寄りにポコッと突き出た城山、すぐ右奥に西大平山が見えました。右端に東大平山が見えているかもしれません。手前は吉井川とキリンビール岡山工場です。
49ロンサム・ジョージ岩⁉…連れが「ケツ割れ亀岩」と命名しようとしたので却下。岩の割れ目はかなり向こうまで続いていましたが、上のほうだけでした。
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49ロンサム・ジョージ岩⁉…連れが「ケツ割れ亀岩」と命名しようとしたので却下。岩の割れ目はかなり向こうまで続いていましたが、上のほうだけでした。
50ロンサム・ジョージ岩⁉側面…横から見ると亀に見えました。右が割れ目<写真49>のある側で、連れは頭に座っています。ゾウガメ岩にしようかと思ったのですが、もう少しひねって世界一有名なガラパゴスゾウガメの「ロンサム・ジョージ」にあやかることにしました。絶滅の悲劇は彼で最後にしたいものです。周辺を整備・管理しておられる「あかいわ美土里の和」の皆様、この岩にも素敵な名前をつけてください😊
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50ロンサム・ジョージ岩⁉側面…横から見ると亀に見えました。右が割れ目<写真49>のある側で、連れは頭に座っています。ゾウガメ岩にしようかと思ったのですが、もう少しひねって世界一有名なガラパゴスゾウガメの「ロンサム・ジョージ」にあやかることにしました。絶滅の悲劇は彼で最後にしたいものです。周辺を整備・管理しておられる「あかいわ美土里の和」の皆様、この岩にも素敵な名前をつけてください😊
51オオイヌノフグリ…ゴール直後、足元に3輪咲いているのに気づきました。この日のぽかぽか陽気にふさわしい小さな春の訪れでした😊
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51オオイヌノフグリ…ゴール直後、足元に3輪咲いているのに気づきました。この日のぽかぽか陽気にふさわしい小さな春の訪れでした😊

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 手袋(防水加工) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター)

感想

【岡山ネオポリスに地霧発生】
 今回の出発点は磐山(いわやま)自然観察路駐車場です。「赤磐桜が丘メガソーラー発電所」の南側にあります。自動車は今回歩いた北西側からしか入れないので、メイン道路から逸れて車1台分の道を進む必要があります。未舗装になるとすぐにソーラーパネルの横に駐車可能なスペースが広がっており、突き当りにある登山口前に駐車しました。前日は一日中晴れていたはずですが、未舗装道には水たまりが残っていました。
 ここを出発し、「桜が丘西一丁目集会所」前を通り過ぎると、遊具のある公園に湯気のようなものが立ち上る光景<写真01>が見られました。なんと、団地内で地霧(じぎり)が発生していたのです😮
 地上に立ったときの目の高さより低い所にたちこめる霧で、太陽の熱で温められた地中の水分が蒸発してできた水蒸気が、冷たい空気で冷やされて発生します。家の周囲に田や畑がある方にとっては見慣れた光景かもしれませんが、団地(宅地)というロケーションで見たのは初めてです。とても幻想的でしばらく見入ってしまいました。
 ちなみに地霧が見られたのは、後にも先にもここだけでした。気象条件以外にタイミングもよかったのかもしれません。

【今回の主役(野鳥)はハシビロガモとカイツブリ】
 1ヶ月前に赤磐(あかいわ)市の岡山ネオポリスにある二井(ふたい)大池と日古木(ひこぎ)大池を訪問しました。
1月15日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5097820.html
二井大池ではオシドリとトモエガモ、日古木大池ではカワウとカルガモの印象的なシーンが見られたので、今回も期待を込めて再訪することにしました。

 まずは二井(ふたい)大池を訪問しました。前回は池の奥のほうにオシドリとトモエガモがいたのですが、今回は比較的池の手前のほうで、ぐるぐるまわっているカモの群れの姿が目に飛び込んできました。写真では動きが見えずわかりにくいですが、そのシーンを動画に撮りました。
 ぐるぐるガモの正体はハシビロガモ<写真05,06>です。その名の通り、ハシビロコウと同様にクチバシが幅広いので、遠目にもすぐわかります。彼らが群れでぐるぐるまわるのは採餌行動です。水面で回転することにより水中に上昇水流を発生させ、水底にいたプランクトンを巻き上げて食べるのです。ハシビロガモのチームワークのよさを間近で見られてほっこりしました😍
 また、野鳥界の癒し系アイドル、「幸せを運ぶ黒い鳥」ことオオバン<写真04,08>も2羽だけでしたが、かなり近くを泳いでくれました。最後にカワウの「ちょっと羊の入ったおっさんの笑い声」が聞こえましたが、動画には録音できなかったのが残念です。
 ちなみに、このときは気がつきませんでしたが、家で動画再生チェックをしている時に、オシドリ夫婦<写真07>が一組だけ映り込んでいるのに気づきました。残念ながらトモエガモは見つかりませんでした。

 次に日古木(ひこぎ)大池を訪問しました。前回はカワウとカルガモの「ウカルかも」コンビが「大学入学共通テスト」の日と相まって験を担ぐ存在に映りました。しかし、到着が遅かったこともあり、この日の日古木大池はひっそりとしていました。池の北にカルガモが2羽いましたが、池畔から南方面<写真10>を望んでも、1ヶ月前にはあれだけたくさんいた水鳥がいません。
 少しがっかりしながら池畔の東側の道を歩いていると、聞き慣れた鳴き声が聞こえました。「キリッキリッキリッ、キリリリリ」と甲高い声で鳴いているので、すぐにカイツブリ<写真15〜17>だとわかりました。鳴き声が大きい割には体が小さく(体長25〜29僉法∪っていることが多いので、注意していないと見つかりませんが、この日の日古木大池の主役・カイツブリを何度も見ることができました。
 縄張り意識が強く、気性が荒い鳥ですが、ふわふわのお尻を振りながら泳ぐシーンにギャップ萌えします😍この後でパンダガモのミコアイサのつがい1組<写真18>も見られたのですが、可愛いカイツブリに持って行かれました😊

 今回はどちらの池でもつがいが何組か見られました。二人の世界を求めて分散し見られる数が少なかったのかもしれません。バレンタインデー頃には水鳥たちの恋も実るようです😊

【巨岩に満ちたパワースポット・観音山&磐山】
 池巡りの後、再び出発点まで戻り、観音山登り口<写真24>からきれいに整備された登山道で観音山(191m峰南尾根)に向かいました。191m峰北北西尾根には千光寺三十三観音石仏のうち第二十二番の石仏<写真27>、南尾根の観音山頂上には陰陽石と第二十三・二十四番の石仏<写真29>が祀られていました。
 陰陽石は、子宝祈願などのために信仰される石で、男女のシンボルをかたどっています。男性を表す陽石と女性を表す陰石のどちらか一方だけの場合もあり、観音山の陰陽石は陰石のみのようです。この陰陽石の特殊な点は、スリット(岩の間の隙間)<写真30>に沿って冬至の朝日が昇り、夏至の夕日が沈んでいくのが見られることです。陰陽石と太陽信仰が結びつくのは珍しく、たまたま形が陰石に似ているだけで性信仰とは無関係かもしれません。
 周辺を整備・管理しておられる「あかいわ美土里の和」のホームページによれば、この陰陽石を中心に夏至の日の日の出日の入り線を引くと、ライン上に大森山と国指定史跡の両宮山古墳があるそうです。聖なる大森山から昇る朝日の遙拝所として観音山の陰陽石や両宮山古墳が築造されたとの説が紹介されていました。
 陰陽石の北東に位置する大森山には、頂上に北極星信仰の妙見宮が、西尾根には古墳や石が積み上がった一角があり、古来より聖なる山だったと思われます。
2021年2月21日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2944266.html
両宮山古墳は古代吉備王国の衰退が始まる5世紀後半に築造された前方後円墳で、全長206mの規模を誇り造山古墳、作山古墳とともに吉備の三大古墳と呼ばれています。しかし、埴輪や葺石が確認されておらず、埋葬に使用されなかった可能性が指摘されています。古代吉備王国の衰退により権力者が交代し、埋葬予定の人物が埋葬されなかったと考えるのが妥当でしょうが、そもそも古墳ではなく聖なる大森山から昇る朝日の遙拝所として築造されたというのはおもしろい説です。古くから栄え古代吉備王国と呼ばれた岡山県内には信仰と結びつく史跡が多いので、線を引けば必ずどこかの信仰の場に当たるのかもしれませんが、壮大な古代のロマンだと思い、興味深く拝読しました。

 観音山頂上<写真29〜33>から引き返し、千光寺三十三観音第二十二番<写真27>まで戻り、ロープ伝いに崩れやすい土に大量の落ち葉が積もってズルズル滑る斜面を下ると、座禅石と名付けられた巨岩<写真34>が現れました。北東の岩場を見上げると、途中に分岐があったようで、北東側にもロープが見えました。
 この座禅石と木の間を下りる<写真39>と座禅石の下が祠のようになっており、その中に石仏<写真38,39,41>が祀られていました。完全に下まで下りて座禅石を見上げ、歩きながら動画を撮って一周したかったのですが、すぐ東側はロープもない斜面で崩れやすく無理でした。もっと離れるとロープがあるので連れが確認しに途中まで見に行ってくれましたが、座禅石周辺を間近で見たかったので、少しずつ写真を撮りながら移動することにしました。一周するには崩れやすい斜面を上り、岩によじ登って座禅石の上に立たなければなりません。下に石仏<写真38,39,41>があるので、上がらないほうがよかったのですが、気づいたのは帰宅後でした。すみません🙇周囲の巨石群も含め、この山域で最も強力なパワーを感じました。
 復路は北東側のロープのほうへ行きかけたのですが、結局、往路を戻りました。ロープから少し離れた箇所が踏み跡のようで歩きやすそうに見えることもあり、緑色のビニール紐をいくつか見かけましたが、ロープから手を放すと滑り落ちそうなのでやめました。
 前述の「あかいわ美土里の和」のホームページによれば、『旧山陽町町誌』の石井原山千光寺の由来についての記述で裏山に本尊を祀った「来迎石」という大石があるとの内容が書かれているそうです。座禅石とその下の石仏<写真38,39,41>はほぼ山門の延長上に位置します。「来迎石」が座禅石のある巨石群、石仏が千光寺の本尊との指摘に納得しました。ここも古来より信仰の場であったのは間違いないでしょう。

 観音山だけで終了する予定でしたが、せっかくなので磐山(いわやま)に寄り道しました。地形図上に磐山という表記はありませんが、尾根上に続くきれいな登山道を北上すると、迷うことなく頂上に辿り着くことができます。
 ここも古代の霊場であったと考えられており、磐座(いわくら)らしき巨岩<写真47>越しに正面に聖なる大森山や熊山山系の山々、眼下に吉井川を望むことができます。元旦の初日の出は吉井川の向こうから昇ってくるというまさに、霊場にふさわしいロケーションです。
 また、すぐ南には亀に見える岩<写真49,50>があります。亀も神のお遣いとされる生き物なので、周辺を整備・管理しておられる「あかいわ美土里の和」の皆様には、この岩にも素敵な名前をつけていただきたいと思います😊

 もし、岡山ネオポリスに住んでいれば、冬至に日の出、夏至に日の入り、元旦に初日の出を毎年見に行きたくなるほど、魅惑的な山域でした。冬には池に多種多様な水鳥も見られますし、自然豊かないいところです。落ち葉と崩れやすい斜面が厄介なのは座禅石周辺<写真34〜46>へのロープ道だけなので、時季をかえて探索したいと思います。



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