爆裂兄弟★安達太良山（沼尻登山口から左回り周回）

2014年09月23日(火) [日帰り]

• GPS: 06:30
• 距離: 11.5km
• 登り: 851m
• 下り: 853m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:38

9:37 沼尻登山口
10:07 10:10 胎内コース分岐
10:23 0:00 沼尻鉱山跡
10:50 0:00 沼ノ平立入規制標識
11:27 0:00 胎内岩くぐり
12:02 12:24 鉄山避難小屋
12:32 鉄山
12:53 沼尻分岐
13:05 13:08 安達太良山
13:18 沼尻分岐
13:31 石筵分岐
14:49 胎内コース分岐
15:11 白糸の滝展望台
15:15 沼尻登山口
15:15 ゴール地点

11.53km +781m -762m EK23.15

天候

曇り→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼尻登山口の駐車場30台程度、朝9時半到着でまったく余裕あり。
沼尻温泉の公道終点からは、スキー場ゲレンデを登るダートの林道。

コース状況／危険箇所等

胎内コース分岐から沼尻鉱山跡への破線は笹刈りの跡もあり、下降に問題はない。
沼尻鉱山跡の温泉源泉付近は火山ガス濃度が高い場所があるため、速やかに通過を。
沼ノ平の周りは吹きさらしの稜線が続くため、悪天候時には道迷い・滑落注意。
コース上にトイレはない。

その他周辺情報

帰路、中ノ湯温泉のおみやげもの屋に立ち寄ったが、バッジを購入できなかった。

写真

9/23 7:04

おはようございます。朝から磐梯山が見えてます。2泊したグランデコの風景です。

9/23 9:37

安達太良とはいえ智恵子より火山の我々は、沼尻登山口からスタートします。

9/23 10:05

崩落が進む川沿いの直行ルートを避け、まずは船明神山方面への穏やかな尾根筋を進みます。

9/23 10:10

胎内コース分岐で分かれ沼尻鉱山跡へ急降下。

9/23 10:14

破線ですが笹薮を刈った跡もあります。

9/23 10:16

こんな変な景色を上から眺めるのが嬉しい！

9/23 10:17

温泉の作業小屋がありますね。

9/23 10:19

スペクタクルな道です。

9/23 10:23

鉱山跡は、いまは温泉の源泉になってます。

9/23 10:23

川まで下ってきました。

9/23 10:23

硫黄まじりの期待を裏切らない水の色。

9/23 10:24

生きている場所です。ガスには十分ご注意ください。

9/23 10:42

鉱山跡を過ぎ、しばらく川沿いに上流へと詰めていきます。

9/23 10:41

こんなおかしな谷にあって美しいナメ。

9/23 10:49

赤い色をした河原の水溜まり。異境にあることを感じます。

9/23 10:50

有毒ガスで死者の出た沼ノ平は未だ通行禁止。

9/23 10:56

ここから左側の火口壁をジグザグに登っていきます。

9/23 11:28

胎内岩くぐりはかなり狭い。メタボ禁止です。

9/23 11:31

高度感のある、火口壁の稜線に出ました。

9/23 11:43

大きな口を広げる沼の平に沿って、山頂方面へ。

9/23 12:03

鉄山避難小屋まで登ってきました。他のルートと合流し、ようやく登山者の姿が増えます。

9/23 12:08

きりがいいのでお昼にしましょう。沼の平を眺めながら、初心に帰ってランチパック。

9/23 12:28

ランチが済んだら、鉄山、更には安達太良山最高地点の乳首へ。

9/23 12:48

鉄山を過ぎ、馬の背を快調に飛ばし、前方に乳首が近づいてきます。

9/23 12:49

かなり晴れてきた。山頂稜線で一番晴れとは、いいタイミングだね。

9/23 12:51

このあたりが爆裂火口・沼ノ平の最奥部。裏磐梯の秋元湖、更には磐梯山を背景に従えます。

9/23 12:59

いよいよ乳首へ。このあたりの土はピンク色っぽい赤。

9/23 13:02

ランチでにぎわう山頂前の広場を通過。

9/23 13:05

山頂に到着しました。晴れてよかった〜。

9/23 13:05

実は昨日行った一切経山の方は、晴れと高曇りのせめぎ合い中かな。

9/23 13:06

郡山、二本松、福島。町がよく見えるということは、町からよく見える山ということで。

9/23 13:17

ではでは下山の途につくことにしましょう。

9/23 13:20

沼尻分岐で折れた先から、ますます美しい沼ノ平の風景が。

9/23 13:23

いや美しいのか、それともおどろおどろしいのか。圧倒されちゃいます。

9/23 13:28

ワイルドでダイナミックな稜線歩き。こちらは殆ど誰もいないのがもったいない。

9/23 13:31

石筵分岐で乳首とお別れ、進行方向を変えます。

9/23 13:31

あとはほぼずっと磐梯山を視野に収めながら下って行きます。

9/23 13:55

稜線上に大きな池があったり、飽きさせない道が続きます。

9/23 14:01

吸い込まれそうな絶壁を過ぎ、ぐるっと周回した沼ノ平ともお別れ。

9/23 14:31

長い障子岩を過ぎてようやく樹林が濃くなります。秋の色が深まってきています。

9/23 14:43

分岐までの下りが急で滑りやすく、気を遣いました。

9/23 14:49

沼尻鉱山分岐まで戻ってきました。朝方の楽しい道に笑顔でバイバイ。

9/23 15:11

滝見台も朝より晴れてます。ここまで来るともう駐車場は目と鼻の先。

9/23 15:11

今回、西吾妻の麓に泊まったのに登らなかったので、次は吾妻連峰縦走かな。

9/23 15:15

おつかれさま、今日も無事下山できました。2泊3日の福島爆裂火口旅を予定通り終えて、新幹線で帰京します（終）。

撮影機器：

GR DIGITAL 4 RICOH

感想

guru

2泊3日の裏磐梯滞在、初日は爆裂火口を楽しみに磐梯山に登った後、
中日は五色沼散策＆ドライブして浄土平・一切経山へ。
最終日は、有名な「ほんとうの空」を求めて安達太良山に行ってきました。

いや、本当の目的はここでもやっぱり爆裂火口でした。

現在温泉の源泉として利用されている沼尻鉱山跡、いかにも硫黄が流れる
青白い川と石ゴロの谷間を伸びるパイプ群、不気味な蒸気。
見下ろしながらのアプローチは俄然テンションが上がりました。
磐梯山に続き、今回もいい周回の仕方をしたと自画自賛です。

現在立ち入り禁止の沼の平は周囲を歩くだけでも大迫力。
後半は天気もどんどん良くなり、吸い込まれそうな美しさを満喫しました。

紅葉は磐梯山よりも安達太良の方が進んでいるようで、
中腹部もパッチワークのように色づき始めていました。
見頃になると激混みそうですが、
沼尻からなら、きっと静かな山歩きが楽しめると思います。

前篇はこちら：
爆裂兄弟☆磐梯山（裏磐梯登山口から左回り周回）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-517613.html