伊吹山 中尾根から南東尾根を周回


- GPS
- 08:03
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,113m
- 下り
- 1,112m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:58
天候 | 曇り時々小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・上平寺駐車場〜中尾根取付 弥高山手前までは残雪は殆ど無く、以降は残雪の上を歩きます。道標、テ−プも有り迷う事は有りません。 ・中尾根 我々は弥高山最高点でアイゼン履きました。下部はヤブ気味ですが、上部の尾根は岩と低い灌木。尾根芯の東側は残雪が有り登り易いのですが、急斜面ですので、歩きにくいですが尾根芯を忠実に登った方が安全で、軽アイゼン、チェ-ンスパイクでも登れそうです。ピッケルの出番は有りませんでした。但し、尾根芯まで残雪に覆われている場合は全く別です。先行者の若者は殆どチェーンスパイク等で尾根芯を登った様子。我々は残雪部で少々スリリングな思いをしました。 ・南東尾根 下降点直下だけは急下降ですが、中尾根より傾斜は緩いので問題なく下れます。中程はブナの尾根快適で、下部はユズリハとカヤのヤブで残雪を拾いながら下降しました。 ・川戸谷林道への支尾根(P586.3の有る尾根) 地形図上で破線で表記されている古い道は、地形図ではP586.3の手前で切れていますが、実際には川戸谷まで下っているのでそれを辿って下りました。全般的にヤブは有りませんが川戸谷に下る直前に茨のヤブに突っ込んでしまいました。川戸谷は砂防ダムの上流に付き簡単に渡れます。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
スパッツ
ピッケル
ストック
アイゼン
|
---|---|
共同装備 |
無し
|
感想
前日の14日からの寒波で山頂付近はかなり風が吹くが雪は降らないとの天気予報なので実施する事にしますが、起床して外を見ると歩道には薄っすらと雪が積もっています。伊吹山では新雪の為中尾根上部での難渋が予想されますがその場合は行ける所まで行って見るつもりで、朝6時に自宅に集合し、Nさんの車で伊吹山へ向かいます。
登山口へ向かう途中で見える伊吹山には新雪が積もった様子はほとんど見られないのでホッとします。予想したよりもいい天気になりそうでテンションが上がってくる中で出発準備をします。準備中に名古屋ナンバ-の車が到着しますが、3人の若者パーティ−でどうやら我々と同一ル-トの様です。
京極氏城館跡への道を登って行きますが雪は殆ど有りません。城館跡を通り過ぎ弥高寺跡への分岐手前で残雪が登山道を覆う様になり樹間から伊吹山が見えて来ます。弥高山から弥高山最高点への開けた尾根から中尾根の全貌が見えて来ますが尾根下部には雪庇の残りが連なって残っており何とか雪上を歩けそうですが、上部の急斜面の部分は尾根芯は残雪が殆ど無く東側の斜面との境目を残雪を拾いながら登るようになりそうで、余り面白く無い状況が予想されます。
五合目への分岐付近で中尾根に取付きますが残雪は少なく灌木のヤブを漕ぎながら高度を上げて行きます。京極氏遺跡付近で追い越していった3名の若者は予想通り残雪とヤブと岩の境目を登っているのが見えて来ますので我々もそのトレ-スを辿りますがCo1200m付近で東側の斜面方向に振り過ぎて急斜面をトラバ-ス気味に登り、小尾根に登り着いた点で修正し本来の尾根に戻ります。
その後は岩の中に灌木が生えた登りにくい尾根を暫く登ると頂上台地の端に登り着き鹿避け柵を跨いで山頂に到着。遠望は有りませんが予想したほどの強風は吹いておらず集合写真を撮った後、昼食を摂る為に伊吹山寺覚心堂に入ると、件の3名の若者が昼食中で狭い場所を詰めて頂き我々も立ったまま昼食。
彼らは先に下山して行きますが、昼食後のルートは、天候もそこそこで視界も確保されており、時間も予定より1時間以上早いので南東尾根からドライブウェイに下り、ドライブウェイから川戸谷へ下る地形図の破線が途中まで記載されている支尾根を降りることにします。
南東尾根下降点から下の状態を見ると中尾根より穏やかで5年前に登った時に閉口したツゲのヤブも雪の下です。Co1170mの台地はブナ林の平地で、伊吹山にこんな所が有るのかと再認識します。台地下のユヅリハとカヤは健在で、少なくなった残雪を拾いながら尾根芯を下りドライブウェイまで降りて来ます。
此処迄降りて来れば川戸谷への支尾根の状態は分かりませんが下降ル-トの難所は終わったと思われるのでホッとします。ドライブウェイはまだ除雪されていないのでアイゼンを履いたまま右手に午前中に登った中尾根を眺めながらが、のんびりと下ります。Co840m付近まで除雪されており此処でアイゼンを脱ぎます。
Co800m付近のヘアピンカ-ブから川戸谷への支尾根は地形図通り山仕事用(?)の古道が残っておりそれを辿って下りますが、ヤブは殆どない快適な尾根です。最後の急斜面を下り折戸谷の砂防ダム上流の河原を渡ると川戸谷林道に着地。
林道を10分程歩いて駐車場に戻ります。残っているのは我々の車だけです。お疲れ様。
師匠、今回も楽しい雪山ハイキングを有難うございました。
夏山登山道は4シーズン登っておりましたが、今回の上平寺尾根〜南東尾根への周回はもちろん初めて!
当初は距離もあるので少し不安でしたが、取付きから史跡めぐりで楽しい道中でした。
今回も終始コースリーダーを行っていましたが、中尾根から先ではトラバースルートとなってしまい皆さんに怖い思いをさせたと反省しております。
しかし、中々普段の雪山山行では味わう事が出来ない良い経験でした。(いくつか勉強になった)
当初、往路の予定でしたが急きょ南東尾根からの周回ルートで美しいブナ林や普段歩く事の出来ないドライブウェイ歩きとまた違った伊吹山を十分満喫出来ました!
ただただ、川戸谷直下のイバラの道は何ともご勘弁願いたい⤵(テンション爆下がり)(笑
レコありがとうございます😊
お陰様で伊吹山6回目にして初冬季に登る事が出来て大満足です‼️
ここ2週間で雪解けがすすみ、テンション下がり気味でしたが、車の中から近くに伊吹山の白い頂きが見えると、テンション急上昇?️
さすがの伊吹さんです。
上りは、伊吹神社から城跡を通り抜け、戦国時代を想像しながら登る楽しいルートでした。
中尾根上部のトラバースでは、shikakuraさんからアイゼンワークのアドバイスを頂いたり、先頭でしっかり跡をつけていただいたgattyoさんのおかげで、真剣勝負!集中して登れました。😊
南東尾根もお気に入りです。
山頂直下の急斜面のなんという美しさと
楽しさ✨
半分落ち葉で埋まった道に、昔の人が何を運んだのだろうと思いを馳せたり。
雪で覆われたドライブウェイのど真ん中を闊歩したり。
楽しみ盛りだくさん、達成感もたっぷりの
山行となりました。
メンバーのみなさん、ありがとうございました✨✨
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