空木岳 (池山尾根をピストン)


- GPS
- 08:57
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,726m
- 下り
- 1,737m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 8:51
天候 | 晴れでした。ただ,8時半ごろから麓のほうからガスがわきたつようになって, 山頂では下の写真でご覧になっていただけるとおりでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
少し戻って,「路肩駐車禁止」とありましたが,すみません‥‥, 「駐禁」と書いてない路肩のスペースに駐めさせていただきました。 (360K) |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上の危険箇所はしいていえば,大地獄・小地獄の通過です。 そこも鎖場が1ヵ所,アルミや木製の階段が多数ありますが, 慎重に行けば,大して問題はないでしょう。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は,駒ヶ根高原家族旅行村にある「露天こぶしの湯」(大人610円) わざわざ「露天」としてあったので,「露天風呂しかないのか」と思いながら入りましたが, ちゃんと内湯もありました。 |
写真
感想
先週・先々週と仕事で連休がつぶれたので,待ちに待った晴れの週末。
今回は,中央アルプス・空木岳への日帰り登山に出かけました。
中央アルプスについては,ボクはこれまであまり興味関心がなくて,
せいぜい駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷に行って,
そこから木曽駒や宝剣に登ったことが,過去に4回ほどあるだけ。
それらは「自分が行きたかった」というよりは,
家族や友人・同僚を連れて行ってあげたという山行でした。
夏の千畳敷は,シナイキンバイやハクサンイチゲのお花畑がきれいだし,
それになんといっても涼しい。
もう15年ぐらい前,まだ小っちゃかった子どもたちを宝剣岳に連れて行ったときには、
鎖場で出会ったおじさんに,
「こんな小さな子どもを,こんな危険なところに連れてくるとは‥‥」
と半分叱られましたっけ。
2年前に山に復帰して,『アルペンガイド 中央アルプス』を買ってきて見ていると,
名前しか知らなかった空木岳とか,
木曽駒・宝剣周辺より南の稜線にある山々にも行ってみたいと思うようになりました。
まず一つが,池山尾根を登って空木岳を往復するルート。
もう一つが,伊奈川ダムを起点に,越百山〜南駒ヶ岳〜空木岳を周回するルート。
今回はその「池山尾根からの空木岳」です。
池山尾根はあまり急登がなく,危険箇所も少ないので,登りやすい尾根だと思いましたが,
それだけに悪く言えば,ダラダラと長い尾根という印象も否めません。
でも上部の,ハイマツ帯になった尾根道がとても気持ちよくて,それは最高でした!
そのあたり,紅葉も見頃で,
ダケカンバの黄,ナナカマドの赤,ハイマツの緑,そして花崗岩の砂地の白のコントラストがとってもきれいでした。
次回は,主稜線の縦走をしてみたいですね。
ところで,この日,御嶽山が噴火しましたね。
ボクが空木岳の山頂に着いたとき,まず御嶽山を探しましたが,雲がけっこうあって,
御嶽山の姿を見ることはできませんでした。
ボクが山頂にいたのは10〜11時だったので,まだ噴火前だったわけですが,
帰りの駒ヶ岳SAでテレビニュースを見て,噴火を知り、驚き慌てました。
ボクが下山途中に,あの惨事が起こっていたのですね。
この日,空木岳ではなく,御嶽山に行こうかとも考えたので,人ごとではありません。
そういえば,御嶽山は1979年にも大規模な噴火をしました。
そのとき,松本市に住んでいたボクは
「今日はやけにほこりっぽいなぁ。車の上にもうっすらとほこりが積もっているぞ」
と思って,御嶽山の噴火を知ってびっくりした覚えがあります。
今回の噴火で被害にあわれた方の回復と,行方不明の方々のご無事を願っています。
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