九鬼山(山梨100):小金沢連嶺を見ながらのんびりと、半袖隊長、秀麗富嶽12景にリーチ!


- GPS
- 05:35
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,084m
- 下り
- 1,049m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:36
☆今日のスマホ万歩計

★新EK度数:27.73=13.69+(952÷100)+(904÷100)÷2
→→→判定「●新EK24〜32未満 ふつう」
新EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/diary/42284-detail-56974
天候 | ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
![]() ![]() 【復路】大月駅16:17⇒(中央線 ![]() ![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
★危険箇所:部分的にザレ道・急坂ある(後述)が、特に危険箇所なし。 ●猿橋駅〜神楽山〜御前山:特になし ●御前山〜沢伊沢の頭〜馬立山:馬立山直下の岩場には巻き道あり。手掛かり・足掛かり豊富そうだったので拙者は直登したが、登るに困難はなかった。しかし、枝葉が五月蝿いので一般的には巻き道を辿るべし。 ●馬立山〜札金峠〜紺場休場〜九鬼山:札金峠付近は薄暗いスギ杉の中の道なので踏み跡を確実に辿ろう。紺場休場から尾根に達するまで山腹を抉るようなザレ路の足元に注意。九鬼山直下の急坂は滑りやすいので転倒に注意。 ●九鬼山〜禾生・田野倉分岐〜田野倉駅〜大月駅:九鬼山から天狗岩辺りまでザレた急坂なので滑って転倒に注意。国道139号線は大月駅に近づくと歩道がなくなるので、交通事故に注意。 ★残雪状況 ![]() ★泥濘状況 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★駐車場 ![]() ★トイレ ![]() ★コンビニ ![]() ●猿橋駅では国道20号線沿い(駅から徒歩2分)にローソンあるが、登山口の反対側になる。 ●田野倉駅〜大月駅間では、ローソン、セブンなど数軒見掛けた。またファミレスなどの飲食店あり。 ★下山後温泉 ![]() ★飲食店 ![]() |
写真
感想
【御嶽山噴火】
木曽御嶽山が噴火するなどと考えたことはありませんでした。
拙者は2010年7月18日、田の原登山口から快晴の御嶽山山頂を往復したことがあります。
今回の噴火の多くはそのコースに沿っていると報道されています。
最高峰が3000mを越える御嶽山ですが、田の原から山頂までは単純標高差でも867mしかありません。
その意味では、手軽に3000m級の山を体験できるコースの一つです。
拙者が歩いた時も、よく晴れた初夏の日で、多くの登山者・ハイカーで賑わっていました。
拙者は、噴火当日、大月の九鬼山(秀麗富岳12景)一帯を歩いていました。
友人からスマホにメールが着信したのが14:52。
田野倉駅へ通じる下山口にもうすぐ(2分)の地点でした。
メールに目を通すと、「御嶽山が噴火した」と。
その時は、まだ山中であったため先を急ぎましたが、道路歩きとなって田野倉駅近くで改めてニュース検索すると、噴煙を上げる御嶽山の画像と怪我人まで発生しているとの記事に驚きました。
その後もますます被害の拡大が伝えられる一方、降り積もった火山灰や発生する硫化水素で救助活動は困難を来たし中断を余儀なくされていると。
既に死亡が確認された方々もあり、心肺停止状態のまま登山道に取り残されている方々もあり、錦繍の美を求めて御嶽山に登った結果がこんなことになろうとは・・・。
この度の噴火の被害の遭われた方々にお見舞い申し上げると共に、亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
【九鬼山登山】
九鬼山は大月市選定の秀麗富嶽12景の一つ。
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kanko/shurefugaku.html
拙者は特に富嶽12景に拘っているわけではないが、年月をかけてポチポチと歩いてれば、余すところ、九鬼山と奈良倉山の二つになった。
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kanko/tozanzyouhou.html
また、当日、「しぶたなま53隊」が「雁摺+姥子」を歩いて大月に帰着予定で、hamburgさんとtanamariさんのお二人の12景完登祝いを兼ねた反省会 at 八王子にお招き頂いていた。
すると、拙者も大月駅近辺の山を歩けば何かと便利なのではないか?と考え、富嶽12景の一つである九鬼山を、駅から駅(猿橋駅⇒大月駅)スタイルで歩くことにした。
あまり早く下山してもな・・・と考え、出発時刻を遅らせ、猿橋駅に着いたのが既に10時過ぎ。
地図を見ると、猿橋駅から御前山・馬立山経由で九鬼山までざっと4時間、帰りは同じ道を歩きたくないので、田野倉駅からR139経由でざっと2時間。
これに休憩等を加えれば合計7時間で、夕方5時頃に大月駅にトウチャコかな?との皮算用だった。
まず猿橋駅南口から御前山に向かうが、所々に急坂・岩道はあるもののよく踏まれている。木々にはちょっぴり色付きも見られ、背後には中央沿線北側の山々(小金沢連嶺、郡内三山など)が青空を背景に連なっている。
こりゃ九鬼山からの富士山もバッチリかな?と願いつつ歩を進めて、縦走路から少し外れるが、まず、神楽山に寄る・・・が全く眺望はない。
ここで「ありゃ?」
山と高原地図(昭文社)記載のCTの約7割で着いてしまったのである。
先日の天目山温泉⇒遅能戸バス停縦走の際も感じたことだが、同地図(大菩薩版)記載のCTは甘めである・・・すなわち時間がかかるように多めに記載されている。
その地域・地域で地図編集者が異なるため、同じ行程でも所要時間表記が変わってしまうのは致し方ないが、「CTより時間がかかった・逆に早く着いた・時間通りだった」・・・との事象を肌身で感じて、
「この地域の地図の場合は・・・」
と、自分なりに咀嚼し考えながら使わないと、バスに乗り遅れたり、逆に時間を余してしまってもっと頂上にいれば好かったと後悔したり・・・・。
九鬼山に向かう途中で大菩薩方面の眺望が開けた所が数ヶ所ある。
真正面に雁ヶ腹摺山と姥子山を見据えて、金山峠に下る登り尾根、そしてセイメイバンから稚児落としを経て岩殿山につながる尾根筋がハッキリと見てとれるのである。
ちょうど今頃、しぶたなま53隊はその尾根筋を歩いているのだろうな・・・と。
そんなこんなで、九鬼山山頂には3時間20分ほどで到着。
なんだ、富士山なんて見えないじゃないか。
山頂の北側しか開けてないし。
・・・と(江戸川区からいらしたので)江戸川さんご夫妻とブツクサ言いながら過ごしたが、そう言えば、山頂からではなく少し外れた地点に富士山展望台があったはずだと思い出す。
ありました・見えました・・・田野倉駅への分岐点から見えました。
午後の青富士のため迫力には欠けるが、富士山全景が見えました。
その後は、「絶景だよ・・・」と書かれた「天狗岩」と呼ばれる小さなテラスに寄って再び富士山を拝み、禾生駅分岐の先にある富士急線沿いの街並み展望台から三度目となる富士山を拝み見て下山。
下山後は田野倉駅を経由しR139(富士みち)を大月駅までテクテク1時間。
予定よりは早い16時前には大月駅に着いてしまい、しぶたなま53隊とは時差が生じてしまったので、誠に残念ながら反省会への参加を断念。
富嶽12景も残るは奈良倉山だけになったけど、中途半端な所に位置しているけど、どうやって行けばいいんだろ?
ピークハントだけだったら面白くないし・・・。
まぁ、焦る必要もないのでボチボチ考えまひょか(*^^)v
お疲れさんどした。
隊長
コメント
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御嶽山は私も去年の9月23・24日に五ノ池小屋に泊まりながら、広い山頂部を周回して紅葉の走りや景色を楽しんでいました。
まさか噴火するなどと考えてもいませんでした。
山を愛する亡くなった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ところで大月市秀峰富嶽十二景の件ですが、奈良子山でなくて奈良倉山ではないでしょか?
松姫峠から簡単に登れる山だと記憶しています。
渋まりさんは見事完登でしたが、秀麗富嶽なんだから登るだけじゃなく、必ず富士山が見えないとだめとダメだししときました。笑
今年は安達太良、焼岳、蔵王、岩手山と4座の活火山に登りましたが、活火山に登る際には必ず日本気象協会のHPで火山情報をチェックしています。
http://www.tenki.jp/bousai/volcano/
このサイトは火山が一覧で見れるので便利です。
何らかの情報が出ている山は太字になっており、私自身は登山可であっても太字の山には登らないようにしています。
今回の御嶽も登山者に情報が伝わっていないと問題になっていますが、9月11日の時点で火山性地震が多発しているという解説情報が掲載されており、御嶽は太字になっていました。
http://www.tenki.jp/bousai/volcano/information-11461.html
情報が伝わっていないと批判する向きもありますが、見れるところではちゃんと情報は見れます。
知らないのは登る側の怠慢です。
拙者が12景(これから登る奈良倉山を除く)のうち、富士山が望めなかったのは「牛奥、本社ヶ丸、姥子」だけですから、渋まりさんに比べると、高打率を誇っております。
しかし、なぜか世の中には「必ず富士山が見えなきゃ・・・」とダメだしされる方がいらっしゃいますが、拙者は馬耳東風を得意としております。
見える・見えないは時の運
富士山など見えなくても、その土地・その地域を歩いて、故郷の放浪詩人・山頭火のように、「分け入っても、分け入っても、青い山」を巡るだけでございます
さて、tennki.jpに火山活動サイトがあるのは薄々知っておりましたが、改めて、真剣に見たことはありません。
もっと大々的に情報を開示したいけど、地元観光業への配慮などから控えめに・・・なっているのが実情でしょうか?
だとすれば、この情報の奥に潜むリスクをもっと真剣に考えなければならないですね
考えてみれば、日本の名峰と言われる山々は、地殻変動で隆起した部分ですから、御嶽山だけでなく、火山性噴火が起こることは常々考えられるってことですね。
それに、火山の長い歴史を考えれば、去年にしろ、4年前にしろ、誤差の範囲内なんでしょう。
モータリゼーションが発達し、昔と比べて簡単に入山出来るので、被災者が多かったのでしょうね。
さて、奈良子山ではなく奈良倉山でした<(_ _)>
早速、修正
9月最終週から運行される上野原から松姫峠行きバスに乗れば、鶴峠から山頂まで容易に往復出来ますね
でも、それだけだと、高いバス運賃
歩行距離は長くなりますが、大菩薩から牛の寝通りを歩いて鶴峠からバスに乗って上野原に戻るのはどうかな?と思案しております。
でも、鶴峠からバスで立ちんぼは嫌ですけど
赤トンボは、昔と変わらず結構いるなと思ってました。が、先日TVで全国的にはかなり減少傾向にあると言ってました。yamabeeryuさんは行動範囲が広いから減少しているのがわかるんでしょうね。
ところでyamabeeryuさんはガラケーとスマホの二刀流ですか?前回のレコでふと疑問に思いました。
御嶽山の噴火の被害にあわれた方々、この場をお借りしてお見舞い申し上げます。そして亡くなられた方へのご冥福をお祈りいたします。
と、感じたのは時期的なもので、今年もそろそろトンボが減って来たかな?と感じたまでです。
しかし、TVで報道されたように全国的に減少傾向にあるのは確かかもしれません。
スズメが減ってるでしょ?
都市化が進んで、棲み家がなくなっているからだとの解説ですが、トンボだって、同じことが言えるのではないでしょうか?
さて、携帯電話(スマホ)ですが、ご推察の通り、ガラケー(個人所有)とスマホ(会社支給)の両刀使いです。
会社支給のスマホは緊急連絡用に持たされているもので、365日24時間携行することが原則です。
が、基本は内勤で外出する機会は少ないこともあり、今までに、一度も緊急連絡なんてありませんけどね。
中には個人所有のガラケーを解約して、会社支給のスマホに一本化する社員も多いのですが、いずれ会社支給スマホは会社に召し上げられますからね。
個人ガラケーを温存しておく意義はあるかと・・・家族割プランも必要ですし・・・。
会社支給のスマホで役立っているのは、山旅ロガー・ゴールドをインストールしてGPS代わりに使っていることでしょうか?
御嶽山事故は悲しいです。
間違って奈良子(陣馬横?大月にもある?)に行かなくて良かったですね
九鬼山は二度行きましたが、
他の
奈良倉山、阿寺沢入口から坪山経由または小寺から西原峠経由でしたら、一緒に行きたいですが、このルートでは行きませんよねぇ
hamburg
御嶽山噴火、日ごとに犠牲者が増えており、悲しいですね。
奈良子は陣馬山近くの尾根(峠)でした。
九鬼山、行ってみると、若干?強引に12景に含めてしまっている気がしますね。
頂上から3分の展望地点からしか見えない・・・のに選定するのは、無理があるような気がします。
奈良倉山、そんな行き方(歩き方)もあるんですね。
研究
yamabeeryuさん、こんばんは
九鬼山、富士見平から富士山見えましたか〜
羨ましいです
私は曇りの時に行ったので「富士見平なのに富士山見えない」としょんぼりしました
富士山も10月初旬ではまだ雪はついていないんですねぇ
しかし、東京・神奈川の富士見ハイクはこれから来る冬が絶景かと思うと…冬場に1度はそちらの山に登りたいと思ってしまいます
この時期の富士山は、全景が見えても輪郭がはっきりせず、存在感や迫力がイマイチですね。
でも、そろそろ初冠雪のニュースが流れる頃。
昨夜はなかったのに、今朝は白いね…なんて日が近づいてます。
半袖隊長
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