白山から噴煙を上げる御嶽が見えた


- GPS
- 09:22
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,847m
- 下り
- 1,832m
コースタイム
- 山行
- 2:09
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 2:12
天候 | 27日(土)晴れ 28日(日)晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
750台停めれるそうです。 市ノ瀬から別当出合までシャトルバスで約20分。 大人片道500円で、30分に1本間隔みたいです。 この規制は10月13日(月)までの土日祝日が対象です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
どの登山道もよく整備されており、危険なところは特にありません。 |
その他周辺情報 | 白山室堂や雷鳥荘はかなりの人数が泊まれると思います。 今回私は南竜山荘テント場でテント泊でしたので、 そこは約100サイトテントが張れ、大人1泊300円と格安です。 炊事場、トイレ完備で、最高のロケーションにテント場があります。 下山後の温泉は、「白山展望の湯」に寄りました。大人650円です。 JAFカード割引があります。 他には「白峰温泉白峰総湯」や「白峰温泉御前荘」があります。 |
写真
感想
初めに、御嶽山で亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。
御嶽山が噴火したことを知ったのは27日(夜)でしたので、噴火直後のことは全く知らない状況で白山を登山しておりました。
テント場でその情報を聞いた時は、他人事のように思えませんでした。
何せひょっとしてこの日に白山ではなく、御嶽山を選択して登っていなかったとも言い切れません。
白山を選んだのは、土日と天気が良さそうだったので、1泊できるテント場があるところから白山をチョイスしただけです。
テント泊ではなく、日帰りで検討していたら、間違いなく御嶽山も候補に上がっていたでしょう。
運が良かっただけで、それ以外何も言うことはありません。
とにかく山頂付近に残されている行方不明者の方々が一刻も早く下山できることを願うばかりです。
話しを本題の白山へ戻します。
27日(土)は、天気も良く、紅葉も進んでおり、眺望を楽しむことができました。
白山は、昨年の平瀬道以来ですが、メインルートの砂防新道からのルートも色んな展望が楽しめていいですね。
特に南竜山荘のある南竜ヶ馬場は、最高のお庭でした。
360度見渡す限りの紅葉と青空、この中でまったりとお酒を飲む至福の極みです。
28日(日)は、危険ではありましたが、日の出を目指して暗い早朝からトンビ岩コースで室堂を目指します。
空が白み始めてから、御嶽山も目に入るようになり、本当に噴煙が上がっていました。
こんなタイミングはなかなかないものです。
室堂まで到着し、御前峰へ向かいますが、これがたくさんのご来光を目的に登るための人で大渋滞。
日の出までに間に合うかと焦りましたが、何とか日の出10分ぐらい前に到着し、ご来光を拝むことができました。
その後、そのまま引き返してはつまらないので、お池めぐりコースで室堂まで戻ります。
白山山頂も古い火口に池が点々としており、近年で噴火はありませんが、活火山です。
なので、ここが噴火してもおかしくありませんね。
千蛇ヶ池にはまだたくさんの雪渓が残っていました。これは溶けきらず、新たな積雪が増えていくんでしょうね。
室堂のビジターセンターで御嶽山のニュースを拝見して、あらためて被害の甚大さを感じる。
南竜山荘までの下山もトンビ岩コースをピストンではつまらないので、展望歩道で下る。
このルートでは、またまた御嶽山が真横に見え続け、じっと見ていると噴煙の動きもかすかに分かります。
しかし、白山は、南斜面全体が見事な紅葉で、赤、黄色がパッチワークのように山肌を染めており、何もかもいやなことが吹っ飛んでしまうような、何ともいえない幸せな気分でした。
テントを片付けて下山を開始するが、またまた、砂防新道をピストンで下るのも何かと思い、南竜分岐から黒ボコ岩へ登り返し、観光新道で下りました。
せっかくなので、色んな景色を楽しみたいですよね。
観光新道の殿ヶ池避難小屋を下ったところで、登山道にオコジョが顔を出してくれました。
最初、鼠かと思うくらい小さくて、何かよく分かりませんでしたけど、前を歩かれていた家族連れのお父さんが「オコジョ」って言ったので分かりました。
下山後は、白山が眺められる温泉「白山展望の湯」で汗を流し、岐路に着く。
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