会津駒ヶ岳~中門岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,095m
- 下り
- 1,088m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年のGWにピッケルデビューした会津駒ヶ岳、その時は一面雪景色でしたが、夏山になると木道、池塘が出現し、景色が激変するとのこと。一見の価値があるようで再びこの紅葉の季節に登ることになりました。写真を比較すると面白いので数枚前回のものを載せてみました。
5月は車が上の駐車場まで入れませんでしたが、今回は階段手前まで行けるため約30分のもうけです。7時半頃で既に多くの車が停まっており、まさか激混み?と心配になりましたが、まぁほどほどに賑わっているという感じで、高尾山の様な渋滞はありませんでした。やはりアクセスのしづらさでしょう、ここが高尾山並みのアクセスの良さだったら、もの凄いことになってそう。
木道に出るまでは樹林帯が続きます。5月は雪が出現すると夏道が見えず、草も当然雪の下、今は草が生い茂って歩けない木々の間を登って行きました。下山時は少し道をはずしてしまい、また同じ日にヘリで救助された人もいましたが、雪がないとまるで違う山!そのギャップを楽しみながら登りました。天気は快晴、紅葉も始まり、最高の条件です。色づく草木にテンションが否が応でも上がります。最初はやや急ですが徐々に緩やかになり登りやすい。で、そろそろ草の中登るのも飽きてきたころ、木道出現、メルヘンルートの始まりです。
少し歩くと上にかわいい三角屋根の駒の小屋が目に入ります。いちめん草紅葉、赤く色づく葉っぱ越しの小屋やら、なんとも素敵な光景です。燧ケ岳、至仏山、日光白根山はじめ、周りの山々も快晴のもと一望に。小屋にはあっさり到着。春山のときはここ結構キツかった記憶が‥。小屋の目の前に初めて見る駒ノ大池があり、会津駒が映りそれはそれはきれいでした。荷物をデポし、会津駒と更に先の中門岳へ向かいました。会津駒山頂は草が生い茂り、5月の時のぐるり一望の展望は無し。写真を並べてみると展望の違いがよくわかります。
中門岳へはほぼ平坦な木道をルンルンお散歩。木道は壊れている個所や草が乗っていて滑りやすい個所もあり少し注意が必要です。池塘が沢山あって紅葉に映え、周辺の山々もはっきりと見え、2000m超のこんなお散歩ルート、なかなかないです。これはまじ最高でございました。で、中門岳の標識がまた面白くて、カッコして「ここ一帯をいう」みたいな記載なのです。池の前に立っているし、池が山頂なの?みたいな。相方さんが以前来たときは池の水が多く標識が池の中だったそうです。これまたレアな場所でした。静かでいつまで見ていても飽きないきれいなとこでした。
小屋に戻りラーメンランチ。池と会津駒を目の前にしなんて贅沢、美味しゅうございました。去るのが勿体なく、名残惜しくも、下山はたったか下り、小屋から登山口まで地図ではコースタイム2:20のところを1時間半で下りちゃいました。早いわー。たぶんこのせいで少し筋肉痛に。。道にはキノコが沢山でした。見るからに食べられそうなのもあったけど、こわいので採りませんでしたが、下山後地元の人に見て貰ったら食べられたぽいのもあり採ればよかったねと話しました。温泉に入り桧枝岐の食材をふんだんに使った料理をお腹いっぱい食し、大満足でした。
下山後、携帯のニュースでこの日の御嶽山の噴火を知りました。夜のニュースで大変な事態になっていることがわかり驚きました。最初、御嶽山も今回の山行きの候補の一つに上がっていて、結果会津駒へ行きましたが、同じように紅葉を楽しみ山が好きな人達が、まさかの夢にも思わぬ噴火で犠牲になり、また心配する家族の様子などを見るととても他人事とは思えませんでした。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
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