安達太良山(奥岳登山口から時計回りで「くろがね小屋」)
- GPS
- 06:06
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 789m
- 下り
- 788m
コースタイム
天候 | 曇りのち視界10mのち晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スキー場までの車道は雪かきされており、ノーマルタイヤでも問題無く上がれました。朝イチは昨夜の降雪が北面に数cmあり、カーブで1mほどドリフトしましたが、何とかチェーンせず上がれました。 帰路は雪も完全に解け路面は乾燥し下りでも全く問題無しでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
スキー場内のルートはGPS持っていても迷います。 特に朝イチのノートレースだと分かりづらい。 一度、経験者に指導願いたいくらい。 当日も後から来られた男性と、ゲレンデ内歩行禁止と書かれているが、どうしても歩かないと登れない気がすると一緒に思案していました😁。 私はレコどおり1本西のゲレンデ脇を上がってしまい、林間トラバースで修正しました。 ゲレンデトップでも複数の踏み跡があり迷いますが、その先はキホン少しでも高い方に進めば踏み跡かき消されていても迷うことは無いでしょう。 山頂からくろがね小屋への下りも、一部トラバースはあるものの竹棒が頻繁な間隔で目印に刺してありホワイトアウトでもない限り分かりやすいと思いました。 |
その他周辺情報 | <温泉> 岳温泉の「陽日の郷・あづま館」の日帰り入浴(1,000円)を利用。 ホテルの温泉だけあって、高級感がただよいいい感じ。 泉質も安達太良山からひいている源泉掛流しらしく、硫黄分の効いたいいお湯でした。 http://www.azumakan.com/onsen.htm <食事> 岳温泉街の「成駒」。 名物のソースカツ丼ヒレを注文。 |
写真
感想
冬の東北遠征シリーズ、2日目は安達太良山。
10年半前の6月の花期に登りましたが、冬季は初めて。
ゲレンデ右脇の登山道を進みますが、途中でバリケードされていてUターン。仕方なく、ゲレンデ脇を歩かせてもらいます。ここは本当に一度専門家にルート案内願いたいところです(泣)。
ゲレンデトップでも踏み跡が交錯していますが、基本少しでも高い方へ進めば迷うことは無いでしょう。
薬師岳へ弧を描いてアプローチ。
この辺から強風で寒く、先行者1名の踏み跡も消えかかってきました。
薬師岳、ほんとうの空の標識でパチリ。
10年前のことをつくづく思い出します。
昨日のように鮮明に覚えていますが、もうそんなに時間が経ったのですね・・・。
樹林帯を抜け、仙女平分岐の手前からは更に強風。
この辺から新雪が20cm以上とスネまで潜るのでワカンが正解。
時折開けていた視界も、酷いときは10m程に。
基本尾根筋歩きだし、緩斜面なので何とかなると信じて進みました。
やっとの思いで山頂に到着。
手前ではピッケル訓練の若者10名ほどが引率者の指導を受けていました。
山頂にはほぼ同時スタートの先行者1名が待っていてくれました。
強風とワカンでのラッセルを労い合います。
その方は鉄山まで様子見されるとのこと。
くろがね小屋が3月一杯で建替えとお伝えしたところ、是非帰路見て帰るとのことでした。
私は山頂の乳首に登って昔を思い出したあと、明日もあるので、くろがね小屋方面へ早々と下ります。
5分ほど下るとガスが薄れてきます。(あるある)
振り返ると乳首がクッキリ。
若干微妙な言い回しな気もしますが(笑)、変な意味は全くなく(きっぱり!)、山頂がスッキリ見れてよかったな、とつくづく思いました。
フカフカのトラバースをワカン付けて下ります。
晴れて視界が開けたので、気持ちのいい下りです。
3月で建替えとなる、くろがね小屋の最後の雄姿を眼に焼き付けて
長いトラバースを下り、スキー場の喧噪が聞こえてきたら下山完了です。
強風はありましたが、ホワイトアウトでは無かったので、10年振りにいい歩きが堪能できたと思います。
下山後、岳温泉の掛け流しを堪能し、温泉街の「成駒」さんで食事のあと、翌日の仙台方面に向かいました。
こんにちは
冬の東北遠征シリーズ、満喫していますね!
私も今年は安達太良山に登りたいと思いましたが、前はあった『あだたらスキーツアー』が
見当たらず。
新幹線で行くなら(せっかくだからお泊りで)と思ったら、くろがね小屋の予約はずっと先までいっぱい
結局諦めてしまいました。
数年前にくろがね小屋に泊った時に、山小屋でお会いした陽気なお姉さんと、
夏は北アルプスの山小屋で働いている女性とで、ワンカップで盛り上がり、
陽気なお姉さんが酔っぱらって、小屋番さんに何度も握手をしていたという楽しい思い出があります。
小屋の建て替えは寂しいけど、きっと新しい小屋も便利で素敵でしょうね。
小屋の見納めが出来て羨ましいkaori509より。
冬の東北は雪質がやっぱり違いますよね。
去年に続き車できちゃいました。
そういえば以前は関東から安達太良スキーツアのバスが出てたような。。。。<私も猪苗代スキー場ツアーバスは子供と乗ったことがあります。
くろがね小屋は大人気ですね。3月一杯は満室で、途中で話した方々も取りたくても取れなかったので日帰り と残念そうにおっしゃっていました。
kaori509さんの呑兵衛姉さんと山小屋女子の話は面白いですね。
握手会みたいになっちゃったとは、思い入れが強すぎたんでしょうか
建て替えても人気の小屋には変わりないとは思いますね。
岳温泉のまさに源泉で掛け流しの温泉付きですもんね。<入りたかったけど湯冷め考えてパス。
新装オープン後に再訪するのも手かも、ですよね
ちなみに、私はノーマルタイヤ+チェーンなので、爆弾低気圧とか来たら立ち往生必至。
なので、天候には注意しながら、ですが何とかチェーンなしで過ごせてよかったです。
スキー場歩きに苦労されたようですね。確かに暗がりの早朝でノートレースだと迷うかもしれません。私も迷った事があります。27日に登った時は明るかったので案内表示が見え、いつもより分かりやすかったです。
「ゲレンデ内歩行禁止」の表示は、何処にあったのだろう?
バリケード?そんなのあったかな?と思いましたが、分かりました。そこは「あだたら自然渓谷遊歩道」で、冬は木道などが滑るので閉鎖されています。でもレコの足跡を見ると、遊歩道の入り口には行ってないですよね。
パトロール小屋と昔のレストハウス(?)の前を通り林道を進むのは夏道と同じで、違うのは勢至平方面との分岐の先をリフトの下を歩くくらいですね。案内表示をすべて撮ったわけではないですが、今回の私のレコにスキー場内で撮った写真を全部アップしておきました。参考になるかどうか。
東北の山はアルプスなどのように細かく表示が無いかも知れません。以前 飯豊の小屋の管理人さんが「白馬大雪渓の練習のため、石転び沢を登りに来た」と言った登山者がいて驚いたと言っていました。白馬大雪渓は沢山の人が歩くからルートが明瞭で、そっちの方が練習だよと。石転び沢は難易度が高いので私は登った事がありません。ワタヤンが元気なうちに案内してもらえば良かったです。
曇り空ですが、ホワイトアウトじゃなくて良かったですね。
青空が広がる日に、またいらしてください。
いや〜、10年前の6月もゲレンデTOPまでゲレンデ歩きしちゃいましたが、今回も行方不明でゲレンデ歩き(^^)!スタートは明るくなってからなのにダメですね。
あ、その分岐先の小屋の横を進むと、リフト下のルートにロープが張ってあるように見えたのです。
実際その場まで進んだわけではなく、手前10mでダメと思ってGPS見ながらゲレンデ歩き。
>勢至平方面との分岐の先をリフトの下を歩く
ゲレンデ歩かないで看板は、レストハウス先のベンチ通って林道に入るところと、私が迷った小屋先のリフト下歩きの左にありました。
「石転び沢」が練習、って逆ですよね。私もそのうちチャレンジしたいと思っています。ホント綿やんにご案内頂きたいところではあります。
ほんとの蒼い空は、次回是非に、ですね
ありがとうございました。
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