木曽駒ヶ岳(往路:福島Bコース、復路:茶臼コース、テント泊)
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- GPS
- 16:42
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,152m
- 下り
- 2,163m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 3:50
- 合計
- 11:10
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:42
天候 | 両日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はやはり宝剣岳でしょうか。 本文でも記載しましたが、そこそこ登山をしている人間でも油断をすれば何でもない ところで滑落します。 どこでも気を抜かないことが必要であることを改めて認識しました。 |
写真
感想
<1日目>
週末の天候がどこもかなりいいことが予想され、急遽木曽駒テント泊を計画。
2時過ぎに出発、伊那インターから木曽駒道の駅を左折し、5時前にペンションアルパイン駐車場に到着(ここまで舗装)。
人気のないコースなのか駐車場は6台、上の駐車場も5台程度。
仮眠を1時間取り、6時前に出発。
林道が延々と続き、進入をとめるチェーンを越え、渓流を越えると登山道開始。
マーク、テープがしっかりとあり、迷いようがない。
7合目避難小屋で休憩、8合目へ進んでいる途中、なんてことはないところで5メートル程滑落。
谷側に張り出した草を踏んでバランスを崩し、落とし穴に落ちたように何もできず、何も考えるも無く落下。
運良くふかふかの土のでっぱりの上にそのまま足から着地。
骨折していないようであったので、再滑落しないように慎重に、真上には手がかりがないためルートを探しながら這い上がる。
負傷箇所を確認すると、落下中に枝か岩に左腿裏と右膝裏を引っかけて負傷していたため、応急措置。
デジカメが壊れていた以外は持ち物に影響なし。
下山しようか検討、しばらく歩いて足の負傷も登山に大きく影響しないようなので登山続行することにした。
負傷によりペースが格段に落ちるも、紅葉の見事さに癒される。
玉乃窪山荘到着、山頂に上がらず、トラバースして木曽駒頂上テント場到着。
福島Bコースでは、日帰りも含め6人しか会わなかったが、頂上山荘前にはロープウェーで来た登山者、観光客、子連れ、団体など入り乱れて賑わっていた。
既に多くのテントが張られていて、ぎりぎりテント場を確保、テント内で乾杯し、テントを広げてとりあえず寝ることとする。
3時過ぎに起き、まだ日没までに時間があるため、宝剣岳に向かうこととする。
最終ロープウェーの時間の関係か、多少登山者が減った気がした。
ゆっくりと北側から宝剣山頂を目指す。
風も弱く、気温も穏やか。
冬季に滑落の多い宝剣、確かに冬場の凍結を想像すると、午前中の自分の滑落と重なり、ここで滑ったらどこまで落ちるのかなと思う。
難なく山頂、山頂の岩の上に立ち、撮影してもらう。
雲海の先に御嶽山の噴煙が見える。
下山後、テント場で夕食。晩飯の唯一のおともテラスドギレム赤で乾杯。
ロープウェーで気軽に上れるためか、周りは団体が遅くまで賑やか、テントのガイラインを引っかけても直しもしない、
ガラスの破片もあちこちと、行儀の悪い登山者ばかりでこのテント場はいい印象がない。
<2日目>
4時半に起床、時間もあるため日の出を山頂で迎えることとする。
無風で気温もそれほど下がらず、絶好の気象条件で木曽駒山頂からの日の出。
下山後、テントをたたみ、将棊頭山方面へ。
静かになり、周りの景色を堪能。
山上は紅葉が見頃で、特に黄色が山肌に映える。眼福。
将棊頭山を越え、西駒山荘で休憩後、茶臼山へ。
更に人数が絞られ、結局茶臼コースは駐車場下山まで3人しかいなかった。
行者岩、茶臼山頂を越え、稜線へ。
いいポイントに合目標識があり、また5合目下に行者水でのどを潤す。
渓流に丸太数本だけの簡易橋?がかかっており、渡渉することなく渡ることができた。
林道を30分弱で出発地点の駐車場到着。
傷が気になったが、汗流しは近くの清雲荘(500円)。
他に客もいなく貸し切り状態で助かった。
また遅い昼食は旗挙そば源氏で。
2段とろろざるそば(1310円)。ちょと高いな。
帰路国道19号では災害救助の自衛隊の車両と何台もすれ違った。
登山中ずっと御嶽山の噴煙が見えていたが、報道でこれほどの被害かと驚くと共に、取り残された登山者の早い下山を望む。
この登山では天候に恵まれ、紅葉も堪能できたことは幸いだが、なんてことはないところで滑落したことに、槍西穂完到したからって調子に乗るなと天に言われたようで、今後もより慎重な登山を心がけるように肝に銘ずることとした。
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