霞沢岳
- GPS
- 08:00
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,221m
- 下り
- 1,601m
コースタイム
天候 | 晴。山頂だけガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
泊まり客の車もあるので駐車出来る台数は案外少ない。1日1000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースバッチリ。雪締まっていた。 |
その他周辺情報 | 坂巻温泉600円 |
写真
感想
会の新鋭、yさんを鍛えるための山行。
yさんは入会3年目、以前の登山経験無し。
最近のyさん強化山行では、御在所後尾根で凍りついたベルグラで動けなくなったり、南山の岩壁に、アイゼンの引っ掻き傷を付けたりして、少々落ち込んでいる様子。
私からしてみれば、まだ48歳。トレーニングすれば体力も上がるだろうし、スキル、経験値は伸びしろしかない。
何より、連れてってほしい人はたくさん居るが、連れて行く側になりたい人は貴重なので、頑張ってスキルアップしてほしい。
さて、霞沢岳西尾根。私は通算4回目。登山口の太兵衛平からの標高差1100m。距離、標高差ともに手頃で、個人的には北アルプスの中で、唐松、焼岳に次いで登りやすいルートだと思っている。だだ、やたらと急で、下山時にバックステップで降りる斜面が3〜4ヶ所ある。
坂巻温泉からトンネル2ヶ所、風洞1ヶ所通過し国道と別れ、釜トン、上高地トンネルを過ぎて道が大きくカーブしたミラーがある所が西尾根末端の取付だ。
取付から巡視路の階段経由で尾根に乗る。2000m付近のテント適地迄、急な勾配が続く。トレースバッチリ、雪も締まっている。
テント適地で休憩を入れる。そこから標高2400位迄、比較的勾配も緩む。核心の岩峰の直前で、このルート一番の急坂をこなし、雪稜のリッジをトラバースし、核心の岩峰へ。慎重に登ればロープ不要。残置ロープあり。
岩峰からナイフリッジを少し進むと雪原のビクトリーロード。この辺、景色最高なはずなのだが、本日のこの時間、山頂付近に雲がかかり、展望は残念。
下山の岩峰、せっかくロープ持ってきたので、yさんの実践も兼ねて懸垂のロープセットを指示。が、yさん、頭が混乱したのか固まって動かない。渋滞も増えたのでベテラン2人でロープをセットしてさっさと降りた。
下部、急坂でバックステップ中のyさん滑って転がっていったので肝を冷やした。途中で止まって事なきを得る。
結果的にyさんのシゴキ山行になったが獲るものがあったようでホッとする。
私も今シーズンは山行を減らして登攀力アップに努めているがなかなか。。。先週、ジムで頑張ったら翌日から腰が痛くてマトモに歩けん。
つりグセがついるので、今日は水をマメに飲み、事前に68番を飲んで歩きだし。汗をかかないペースだったがつってしまった。年には勝てん。
まあ、でも3月には山行のお誘いも数件入っているし、遅まきながら残雪期の計画につなげるための、いい足慣しが出来たと思う。
いつか、会のメンバーとザイルパートナーを組んでクラシックルート行ければ良いな。
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