黄連谷右俣
- GPS
- 30:11
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 3,365m
- 下り
- 2,513m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
先週遡行した南アルプス赤石沢に並んで行きたかった沢 黄蓮谷
2週連続で南アルプスの沢でちょっと体力も心配でもあったが
まぁなんとかなるでしょ
前日 日野春駅からタクシーで日向山登山口へ
20日:
早朝 歩き始めて登山道 終点まで。
沢まで降りて入渓。
いきなり釣り人がいたので魚が逃げないように歩き始めた。
花崗岩の岩に深い釜が次々と続く。
あー綺麗な沢だ。
てつのロープのある滝も以前と一緒。
全て登れるか踏み跡しっかり。さすがメジャー沢。
噴水滝をクリアするとナメエリアに癒やされていく。気持ち良い。
多段のナメ滝が千丈の滝だ。調子よく歩いていたが この当たりでルート左岸から取り付いて滑った滝をフリーでリードしていたら滑落した。Σ(゜д゜lll)ガーン
すーっと斜めの岩盤に沿って落ちたので特に何事も無かったが少々足首を痛めた
しかし遡行時に特に強い痛みは無かったのでそのまま遡行した。
注意しなければ、、
奥千丈に入るとこれでもかこれでもかと岩盤の滝が現れる。
はぁー登ったぁと思うとまたその先がある。
それもはるか彼方までスラブ帯だ。
凄い沢だ!
正直 ここまで迫力の沢は初めてで感動しまくってしまった。
しかしここは一体 何メートルあるんだ。200メートル位?あると思う。選べばフリーで登れる箇所と登れない場合は踏み跡があり 無理をしなければ実はそれほど難しくはないのかもしれない。
2400M地点をテン場とした。テン場はまずまず平ら。薪も集めて大ファイヤーと行きたかったが これが全然燃えない。ナナカマドだったのだろうか?遠くには八ヶ岳が雲海から頭をだしている。秋の南アルプス2400Mとなると焚き火なしではやはり寒い。
ご飯を食べた時点で諦めてテントに入ってご就寝とした。
21日:
早朝6:36出発。
うひゃー天気は快晴。最高だ。ここから甲斐駒ケ岳2967Mまで500M以上登り始める。
いきなりスラブの連続。
樹林地帯を利用して歩いたりクラックを利用して歩いたり。沢の幅が広く 一箇所で全てを見渡せない状況。歩ける場所を歩いて行くが 困ったら踏み跡が出てくる。右に左にルートを考えながら歩いて行く。行き詰まって下降もあると思われたが運良く?岩盤地帯はクリアできた。
最後は高山植物の道をハイクアップしていくと山頂直下のコルにでた。
やったぁ〜。
頂上は大にぎわい。青い空 白い砂。360度の大展望を楽しみ下山となった。
今まで一番 迫力があるダイナミックな沢に来れた事に感謝。
普段 沢は観光だと思っているので達成感など感じる事がない僕が達成感も味わった。
ありがとう黄蓮谷。ありがとう仲間。
沢59
難易度:★★★★☆ メジャールート 慎重さは必要だが特にテクニカルでは無い
綺麗度:★★★★★ というかダイナミック 甲斐駒山頂は最高
体力度:★★★★☆ 巨岩や大スラブを進むので体力は必要かな
ツメ楽:★★★☆☆ ハイマツ帯を少し進むが大したことない
K原さん K崎さん
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