霞沢岳西尾根
- GPS
- 10:39
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,537m
- 下り
- 1,570m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5時半には満車でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションルート入門の位置づけとなっています。 ある程度の技量と体力が必要。 痩せ尾根、岩稜帯あり。 |
写真
感想
山仲間が霞沢岳に行きたいということで、連れていくこととなった。
パートナー(姉さん)の一番体力が懸念であったが、山のほうの状態はいいので、朝市で出て私が全力でサポートすれば行けると見込み連れていくことにした。
前日に松本に入り、行きたかったお店を何件か周り、前夜祭はとても楽しかった。
特に最後のメインバーコートは大学時代から行きたいと思っていたところだったため、今回行くことができて、とても嬉しかった。また行きたい。
5時過ぎに坂巻温泉に到着。
まさかの入場待ち。9割ほど埋まっており、びっくりした
何とか止めることができ、すぐに出発し、アスファルトを歩く。
釜トン内は凍結はなく、滑る恐怖もなく普通に歩くことができた。
取りついてからは、急登の連続。
姉さんは、私のスローペースに何とかついてきている状況。
結局一番最後となってしまったが、下りで人を待たせることはないので、それについては安堵していた。
雪もそれほどなく、かなり人が入っているので踏み固められている状況であった。
適宜、指示を出しながら安全に登らせる。
核心部の前には痩せ尾根が待ち構えている。
ちょうどすれ違いも起こってしまい、かなりヒヤヒヤした。
核心部では、降りてくる人の渋滞に巻き込まれ、麓で20分ほど待つことになった。
一部のパーティーは怖くて降りられない…という人もいて、かなり時間がかかった。
正直、核心部はここだけでありロープも張っているため、容易にいけるかもしれないが、しっかりとした技術を確立したうえで望むことが肝要。
ロープも頼らない。確実に安全なものとは言えない。
ロープは基本的に直射日光がNGとメーカーが言っているため、何年も風雨にさらされているロープが安全とは言えない。
などなど、待っている間に考えてしまった…。
ただ、社会人山岳会は懸垂下降などして、確実に安全確保をしながら登降をしているのを見ると、あるべき姿なんだよな〜と山岳会所属の人間は思ってしまう。
我々は、私が、フリーで登り、そのあと、姉さんを確保しながら登らせる。
身体がかじかんでしまって、苦戦していたようだ。
核心を超えてからは危険個所はほとんどないため、ひたすら詰めていけば、山頂。
大学時代に来たときは、本当に素晴らしいモルゲンロートに出会い、思わず男泣きしてしまった山頂であるが、今回はガスであまり見えなかった。しかし、時折見せてくれる景色にはグッとくるものがある。
下りは、姉さんが遅れ気味。
かなり疲れてしまったのと、急登の下りが苦手なようだ。
置いた足に自信が持てていない。これは経験を積むことでしかないので、今後岩稜帯を中心としたところで特訓が必要かもしれない。
核心部は、ムンターヒッチで姉さんを確保しながら下ろし私はフリーで下る。
取りつきまではひたすら下るのみ。
私も忙しかったりで走り込みがたりていなかったため、足に来ていた。
私自身もまだまだ精進が足りない。
また、下りで不意にもイラっとしてしまった時があったため、今回の一番の反省である。
もし、前日に登っていたのであれば、恐らく景色には一切望めなかったであろう。
姉さんには、もっときれいな景色を見せたかったが、今回でも十分感動してくれてひとまず安心した。
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