一切経山(高湯温泉駐車場発着)
- GPS
- 10:57
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,333m
- 下り
- 1,316m
コースタイム
天候 | 快晴、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滑落個所はなく、ピッケル、アイゼンは使う場面はなかった。 |
その他周辺情報 | 花月ハイランドホテルが、高湯駐車場すぐそばにあり、日帰り温泉800円で入浴可能。 |
写真
装備
個人装備 |
スノーシュー
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|
感想
スノーシューをしばらく使っていなかったため、
いくつかの候補の山の中から、一切経山を計画。
予報では典型的な冬型で風も強よそう。
前日車で郡山入り、市内でも風が強くて凹んだが、
食料を買って事前準備を整える。
当日遅くなって6時前に出発、高速に乗り高湯温泉には7時到着。
キレイに除雪されているが、道脇を見ると雪深い。
磐梯吾妻スカイラインの通行止めゲートまで行き、ゲートを超えて左手に除雪された駐車場があった。
そこで準備を整え、当初計画よリ40分遅れての出発。
駐車場からスカイラインを歩いて登山路に入るところを、わからず道路つきあたりからスタートしてしまった。
スノーシューをつけ進むが、冬靴にスノーシューで一歩一歩が重い。
一度スカイラインに出ると、除雪車が待機していて、ここでもゲートがあり、そこから登山路スタート。
なんと、先行するトレースがあるではないですか。
脛上までの沈む積雪で、進みが重い。
途中途中の計画時間から1時間遅れ、その差が徐々に広がり、17時37分ごろの日没時間を考えると、山頂までは辿り着けないかな、どこで引き返そうか考えながら登っていた。
不動沢、賽河原を超え、徐々に空がひらけてくる12時頃、先行者が下山してくるところに出会う。
5時半出発で、一切経山頂に登れたと嬉しそうにお話ししていた。
先行者に触発され、山頂に登れないかと意識が切り変わった。
15時山頂は厳しいが、14時台であれば、行きのトレースを辿れば戻れるし、チャレンジしてみようと思い直す。
五色沼が見える稜線に出ると、
遮るもののない強風が身体に吹き付ける。
ゴーグルに替えてトレースのある南側から登る。
山頂に出るとさらに真っ平で風が強い。
先月の硫黄岳よりも風が強い。
なんとか山頂標識に辿り着き、遠くまで見える雪を被った山並を写真を撮りながら堪能する。
山頂からの下山路は、トレースはありませんでしたが、五色沼を一周したかったので、北側から下山することにした。
風で雪が飛ばされて地面がむき出しのところもあったが、おおよそパウダースノーの積雪でそれなりにスノーシューが沈む。
家形山直下の分岐に出たところで、時間は15時。
山頂に寄ったら確実に日没下山だなと頭によぎったが、往復30分程度であれば、
まだ日暮れの下山に対応できるであろうと考え、ザックをデポして山頂を目指す。
山頂に立つと一山のケルンがあるだけで、標識はない。
少し歩いてみたが特段の山頂の目印はないので、ケルンで記念撮影して下山。
ザックを回収して降る。
徐々に股関節が痛みだし、下山スピードが落ちてくる。
どこまで日没下山を免られるかと考えていたが、逆に日没後の下山時間が長くなり出した。
日が暮れて、しばらく夕闇の薄明かりの元、自分の往のトレースが辿れることが唯一の救いで、トレースを目印に下山を急ぐ。
ヘッドライトを点灯し、暗闇の中を進むと、まずは行きに見たスカイラインに停車する除雪車のシルエットがみえ、さらに建物が見えたところで一安心、真っ暗闇の中、駐車場にたどり着いた。
帰りはまずは近くで汗流し、花月ハイランドホテルで日帰り入浴(800円)。
当方の他は誰もおらず、貸切状態。
しかし、大浴場と露天風呂がつながっていないのは残念であった。
汗流し後は、東京までの帰路の前に安達太良SAで腹ごなしと、お土産買い。
高速は平日なのでトラックの追い越し走行で度々足を止められたが、なんとかその日中に帰宅できた。
久々に身体と頭を酷使できた登山で、なかなか登りがいのあるスノーシュー登山であった。
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