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Yamareco

記録ID: 523457
全員に公開
沢登り
近畿

縦走やめて沢登り 達磨ケ峰−フトウガ峰−倉谷遡行−段ケ峰−太谷下降

2014年10月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
15:32
距離
35.7km
登り
2,587m
下り
2,629m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

******縦走の部******
6:10 生野高原カンツリークラブ登山口駐車場
7:02 達磨ヶ峰
8:20 フトウガ峰
9:15 達磨ヶ峰
9:40 生野高原カンツリークラブ登山口駐車場
------------車で移動--------------
******沢登りの部******
11:14 滝登りコース駐車場
11:22 倉谷一の滝
11:25 倉谷二の滝
12:05 倉谷三の滝
13:15 町道林道
13:45 地籍調査道取り付き
14:21 段ヶ峰山頂
14:57 地籍調査道取り付き
15:46 太谷入渓
17:19 倉谷出合林道
17:31 滝登りコース駐車場
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(前半・縦走)生野高原カントリークラブ管理棟手前の登山者駐車場 10台位駐車可・トイレあります

(後半・沢登り)段ケ峰倉谷滝登りコース駐車場 10台位駐車可・仮設トイレあります
コース状況/
危険箇所等
・生野高原カントリークラブ登山口からフトウガ峰まで縦走。ガスの為、ピストン下山しました
・段ケ峰倉谷滝登りコース駐車場まで町道車走行。倉谷遡行して林道到達林道から地籍調査道を段ヶ峰まで登山しました
・地籍調査道で下山、林道から太谷下降。滝登りコース駐車場に帰還

縦走路は達磨ケ峰までのススキが鬱陶しいです。泥炭の様な道で滑りやすかった。特に危険な箇所はありません

段ケ峰倉谷滝登りコース駐車場までの道がイタイ悪路です。四駆で床下高ないと厳しいかも

縦走路入口の案内板では段ケ峰倉谷滝登りコース要所には黄色い丸札下がっているとの事でしたが一箇所も見ませんでした。テープ、ペンキ印ありません。沢身ときどき高巻きなのですが三の滝の出合では両股すぐに滝があり高巻きに苦労しました。両股中央の岩稜を登りました。

四の斜瀑の出合は傾斜が緩い右股の沢身を遡行し林道直下でガレ斜面を直登しました。

段ヶ峰の登頂に使った地籍調査道は地図にはありませんが広く刈払いされて歩きやすい道でシカ・ニホンカモシカに出会いました。地元の方が利用しているようです。

林道から下った太谷は大小の滝が連続する素晴らしい谷でしたがコースになっておらずテープ、ペンキ印ありません。隣の倉谷三の滝の高巻きのように難儀はしませんでした。
その他周辺情報 播但連絡道、生野高原インター降りて国道312号線北側すぐのローソン
東の空は晴れている
東の空は晴れている
雲海が晴れるものと思っていたけど
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雲海が晴れるものと思っていたけど
ススキをかき分けて登っていく。ウットウシイ
ススキをかき分けて登っていく。ウットウシイ
まずは達磨ヶ峰三角点タッチ!
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まずは達磨ヶ峰三角点タッチ!
フトウガ峰までは歩きやすい
フトウガ峰までは歩きやすい
晴れていれば気持ちがいいのに
晴れていれば気持ちがいいのに
笹原に少しは気が晴れた
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笹原に少しは気が晴れた
フトウガ峰三角点にタッチ
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フトウガ峰三角点にタッチ
フトウガ峰のモニュメントですな
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フトウガ峰のモニュメントですな
いい形している。縦走もうやめ〜
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いい形している。縦走もうやめ〜
ピストンで下山!幻想的な雰囲気になっている
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ピストンで下山!幻想的な雰囲気になっている
オーマイガ!ガスが切れ少し晴れ間も出てきたではないの
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オーマイガ!ガスが切れ少し晴れ間も出てきたではないの
倉谷一の滝。30mくらいあり
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倉谷一の滝。30mくらいあり
一の滝の落ち口です
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一の滝の落ち口です
二の滝です。15mくらい
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二の滝です。15mくらい
清流の渕
こんなのが随所にありました
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こんなのが随所にありました
三の滝下出合。真ん中の岩稜尾根から巻きました
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三の滝下出合。真ん中の岩稜尾根から巻きました
三の滝。40mくらい。近寄れなかった
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三の滝。40mくらい。近寄れなかった
右股の滝。5mくらい
右股の滝。5mくらい
高巻き途中から三の滝
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高巻き途中から三の滝
三の滝高巻き終了!難儀しました
三の滝高巻き終了!難儀しました
出合。緩やかな右股を遡行しました
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出合。緩やかな右股を遡行しました
左股の斜瀑
上流まで延々と続く短い斜瀑
上流まで延々と続く短い斜瀑
滑ること、滑ること
滑ること、滑ること
町道林道が見えてきました。ガレを直登
町道林道が見えてきました。ガレを直登
地図にはない地籍測量道ですが歩きやすかったです
地図にはない地籍測量道ですが歩きやすかったです
段ヶ峰山頂到着!またガスっている
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段ヶ峰山頂到着!またガスっている
「段ヶ峰山頂」と刻まれた三角点?他に三角点探しましたがなかったのでこれでしょうね
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「段ヶ峰山頂」と刻まれた三角点?他に三角点探しましたがなかったのでこれでしょうね
かっ・かたちがヘン!
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かっ・かたちがヘン!
全く展望ないので山頂の同定ガイドで景色眺めたつもりに
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全く展望ないので山頂の同定ガイドで景色眺めたつもりに
山のテッペンで雲を支えている絵
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山のテッペンで雲を支えている絵
やはり東の空は晴れているのかな
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やはり東の空は晴れているのかな
倉谷。この谷を遡行しました
倉谷。この谷を遡行しました
正面の山は平石山かな
正面の山は平石山かな
デフォルメしすぎ
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デフォルメしすぎ
これでは、ここからは登れません
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これでは、ここからは登れません
太谷入渓してすぐの滝
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太谷入渓してすぐの滝
ダブルのダブル
無機質の岩に生えていた樹木。気根?
無機質の岩に生えていた樹木。気根?
ナメは歩きます
カワイイ
こんなのが延々と続き、時々デカイ滝が現れました
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こんなのが延々と続き、時々デカイ滝が現れました
釜が深い
落ちたらカゼひく
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落ちたらカゼひく
ここからはゴルジュになっていました
ここからはゴルジュになっていました
ゴルジュはスルー
ゴルジュはスルー
最後の滝です
知床オシンコシン滝に雰囲気似ている
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知床オシンコシン滝に雰囲気似ている
巨大な滝釜です
頑張ったご褒美ですね。ピース
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頑張ったご褒美ですね。ピース
倉谷出合の橋が見えてきました
倉谷出合の橋が見えてきました
戻ってきたよ
帰ります。アザ〜す
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帰ります。アザ〜す

感想



最初、縦走路駐車場にはボクの車が1台だけだった。先週縦走した千ヶ峰・笠形山は言うに及ばずはるか扇ノ山まで見渡せる段ヶ峰の全山縦走を考えていた。辺りが明るくなるにつれて目指す峰峰にはガスが・・

一緒にスタートした方も「こんなん、寒いだけで一つもエエ事ないやんね」と。全く同感である。達磨ヶ峰からはるか東の空が晴れているのが見えてきた。しまった!東に行くべきだった。ガスガスのビュンビュン風が吹く誰もいないフトウガ峰で思いは頂点に達した。「縦走中止!」矢も盾も堪らずピストンで駐車場に駆け下りた。この時は、多紀連山に向かうつもりだったがよく考えるとかなり遠い。台風接近中である。東も天候が崩れるかも知れない。下山してから晴れ間が見えてきた。よくあるパターンである。俺のヘタレ!やっちまったぜ!一緒にスタートしたあの人は今頃、段ヶ峰稜線から眺めを堪能しているに違いない。一緒にスタートしたのにこの差はいったい・・

案内板をよく見ると滝登りコースから段ヶ峰稜線に直登できそうである。シメた!敗者復活戦のチャンスである。リベンジ段ヶ峰である。林道のような町道を未舗装のボコボコ路面に激しく揺すぶられながら「ここでスタックしたら車内遭難になってまうやん」とか思うのだが引き返す気にはなれず、なんとかスタックせず滝登りコース駐車場に到着した。

段ヶ峰はたおやかな山容に似合わず谷は深くえぐられてイイ感じである。三の滝の高巻きには苦心したが会心の観瀑を果たし山頂に向かう地籍測量道では何度もシカ・ニホンカモシカに出会った。ガスの山頂を後にし下山ルートを何パターンも考えるが迷いが出る。遡行した倉谷はあの高巻きを降るのはゾッとする。へたしたら遭難である。林道テクテクはしんどい。太谷にかかる橋でコーヒ飲みながら考えていると朝一緒にスタートした人が林道をこっちに向かって歩いてきた。

聞くと、笠杉山周辺の奥掛け縦走をされたらしい。お互い変人だなと思いながらも途中から違うコースを歩いて最後にまた会うなんてスゴイことである。林道が一番しんどいと言われていた。またまた同感である。

「この谷を降りるつもりなんです」言ってしまった!未知の谷の下降は恐ろしいことである。救いなのは両岸が杉林になっているので歩きやすく高巻きしやすい。大小のフォールやナメ、最後にはご褒美のように深く巨大な滝釜を従えた見事な扇形の滝に出会えた。知床のオシンコシン滝のミニ版のようである。ここまで来ると駐車場は近い。

ヘタレけつ割り縦走がなんとかレコアップできるような内容の山行になったようである。めでたし。めでたし。

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コメント

お疲れ様でした。
こんにちはmasaike55さん。
二ノ滝40mは、左岸の枝尾根に巻道があるようです。確かその高巻道入り口に赤いテープがありましたが…
>両股中央の岩稜を登りました。
どこを登られたのでしょう?
滝身左側の岩場は、見た目より難しくないので、そこを登った方が安全だったかもしれませんね。
ふと谷のゴルジュは、右岸の杉林斜面を巻いたのでしょうか?
この日の午前中は丹生山系でも風強く寒かったです。でもその後穏やかでした。
いつもアクティビティーな山行に、驚かされています。
2014/10/5 13:24
Re: お疲れ様でした。
コメントありがとうございます。<(⌒0 ⌒)>
基本、トレッキングスタイルの観瀑野郎なんで二の滝は両股の滝を同時に観れる場所って事で股尾根登っちゃいました。結構ヤバかったです。巻ルートあったんですね。でもオマタ大好き、オマタ◎△$♪×¥●&%#?!!o(・Θ・)○☆パンチ!
2014/10/5 17:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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