上高地〜蝶ヶ岳 徳沢テント泊
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,290m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
天候 | 曇時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上高地〜松本(バス)〜自宅(電車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所特になし |
その他周辺情報 | 徳沢は携帯電波ソフトバンクでもOKでした。 自販機でホットドリンクまでも売っているなんて! |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
遅ればせながら今年初のテント泊です。いつも素通りしながらいつか泊まってみたいと思っていた徳沢でキャンプしてきました。山のテン場というより、ファミリーキャンプ場に近い印象で、自販機にはアルコールはもちろんホットドリンクまで揃っています。食堂も8時まで開いているようです。誘惑は多いですが、今回は贅沢禁止で持参物だけで一夜を過ごしましたw
上高地から徳沢までは、相変わらず人が多いです。ほとんどが槍や涸沢に向かっているのでしょう。徳沢園脇の蝶ヶ岳登山道に向かう人は稀なようです。蝶に行くなら常念から縦走する人が多数派なんでしょうね。
長塀山まで、ガイド本などにある通り結構急登でした。斜度が強い印象ではないんですが、登り一辺倒で展望がない為かもしれません。しかし、道は比較的広く危険個所もない為本当に歩き易いです。人が少なく自分のペースで歩けるし、これは結構穴場ルートかもしれません。所々開けたスペースがあり休憩も出来ます。「蝶ヶ岳まで○km」の表示が親切ですね。
長塀山は目立った特徴はなく道標があるだけでした。が、ここまで来れば後一息。それでも最終盤まで、森林限界にも達しないし、ここアルプスだったっけ?という感じで余り高山に登っている印象はありません。
しかし最後に突如絶景が! ハイマツ帯に入った途端、槍から大キレット、穂高連峰、そして常念、大天井が姿を現します。圧巻でした。気持ち良さそうに寝転がっている登山者が何人もいましたが、すごく気持ちがわかります。結局頂上には1時間程留まっていましたが、下山する時は後ろ髪を引かれる思いでした。『ジョーブラックをよろしく』という映画のラストシーンで、「去りがたい」という台詞があったのですが突然それを思い出しちゃった。正にそんな感じですw
下山は来た道を下るだけ。随所で木々が色づいていましたが、この標高ではまだ初期段階かな? 最後はこの下りに少々食傷気味でした。人の声が聞こえると、間もなく徳沢です。テントは50張くらい設営されていたでしょうか。空間的にはまだ余裕がありそう。夕食を作りペットボトルワインで乾杯しました。昨日東京では9月並の気温でしたが、10月にしては夜も冷え込みは強くありません。それでも眠っている間はそれなりに寒かったです。
翌朝は6時前に出発しました。空はこれから晴れる気なんてさらさらないような曇天。台風が迫っているみたいだし。上高地に到着するまで雨が降らなかったのは幸運でした。
今回は快適な山行でした。秋は深まりますが、もう1回くらいテント泊をしてみたくなりました。
御嶽山噴火で被害を受けた方々に心よりお見舞い申し上げます。
まだ行方不明である方々が一刻も早くご自宅に帰られることをお祈り致します。
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