白銀の世界へ！湯森山〜笹森山縦走

2023年03月06日(月) [日帰り]

• GPS: 09:39
• 距離: 9.6km
• 登り: 743m
• 下り: 776m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:33
• 休憩: 0:06
• 合計: 9:39

5:23 スタート地点
12:00 12:06 笹森山
15:03 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

46号から田沢湖高原方面へ
乳頭温泉郷の旧乳頭山スキー場駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

樹林帯は深雪。スノーシューで。
湯森山・笹森山上部は急傾斜、アイゼン・ピッケル携行を。
山頂付近はクラストしてますが、踏み抜き箇所も多数です！踏み抜きまくりました！

その他周辺情報

乳頭温泉郷
駒ヶ岳温泉、お湯がぬるいとの貼り紙あり
角館の花葉館で入浴して帰りました。

写真

3/6 2:41

アルパこまくさにて

3/6 5:30

蟹沢出合まで林道を歩く

3/6 5:46

白み始めた
この雰囲気が24時間の中で1番好き

3/6 6:14

美しすぎる
春はあけぼの

3/6 6:39

乳頭山だ

3/6 7:25

乳頭山

3/6 7:25

日が登り始めた

3/6 8:20

尾根に出る

3/6 8:33

春の気配

3/6 9:08

n先輩

3/6 9:05

笹森山

3/6 9:07

湯森山
まだ1ピーク越えなければ

3/6 9:45

急斜面をトラバース

3/6 9:45

シュカブラ

3/6 9:46

準備OK

3/6 10:07

この色がもう時期見られなくなる
今年は冬が好きになった

3/6 10:07

乳頭山と笊森山

3/6 10:14

湯森山上部
急斜面を登り切ると一度平坦になる
そしてさらなる上り
先程よりは斜度は緩め

3/6 10:41

岩手山が美しすぎる
言葉が出ない

3/6 10:44

湯森山

3/6 11:04

湯森山山頂

3/6 11:04

からの駒ヶ岳

3/6 11:56

湯森山〜笹森山への縦走路
駒ヶ岳の眺望が最高

3/6 11:56

笹森山山頂
駒ヶ岳と田沢湖

3/6 12:08

シュカブラ
笹森からの下りルーファイが相当難しかった

撮影機器：

HUAWEI P30 lite SIMフリー HUAWEI

感想

cattail

湯森山

秋田県仙北市に位置する標高1471mのお山である。ちなみに、湯森山に直接登って下りてくるルートはない。
通常は、秋田駒ヶ岳、もしくは乳頭山から縦走するルートをとる。

今回は、積雪期限定、湯森山直登をすることになった。
乳頭温泉郷は黒湯へ向かう林道を歩き、蟹沢出合いから林の中へ入る。蟹沢右岸尾根を詰め、ピークを2つ越えると湯森山山頂直下に到達する。急斜面をひたすら登り湯森山に登頂する。そこから笹森山へは巨大な雪庇を避けるため直登せず迂回しながら平行移動し、往路とは違うルートで旧乳頭山スキー場から下山する。
湯森山山頂直下まではスノーシューで、そこから先は凍って硬くなった急斜面をピッケルとアイゼンを使い、登る。

素晴らしいルートだった。
暗いうちに出発し、ブナ林の隙間から朝焼けを見た。
震えるような美しさだった。
樹林帯を抜けると笹森山や秋田駒ヶ岳が、凄まじい迫力で、いや、もう手の届きそうなところに在るのだ。
地面には、複雑な模様の風紋が描かれ、その角はまるで刃物のように尖っている。
岩手山が姿を現す。
絵画のように、白く貼り付いていた。

湯森山、笹森山に登頂した。
風のない紺碧の空。
「湯森山は受け入れてくれた。」

声も出ない美しさ。
そして畏さ。

（個人メモ→n先輩と
　天候が良さそうで、ひとりで乳頭山にでも行こうかなと準備していたところ、廊下ですれ違った先輩と休みが一緒であることが判明した。
湯森山に行くことになり、講習会で習ったとおりに紙地図で自作のルート作りをし、計画書を提出した。もちろん、実際の地形を見てルートファインディングすることが大切である。とても良い経験になった。
　こんなスペシャルな山行に連れて行ってくださり、感謝感激であります。冬山の怖さ、難しさ、n先輩の本当の実力を目の当たりにし、もはや尊敬を通り越しました。
　このルートには、【湯森山（蟹沢右岸尾根〜湯森山〜笹森山〜旧乳頭山スキー場）】という名が付けられました。また、いつか、必ずや、行きたいと思います。）