静寂の世界から鳥海山へ〜雪洞泊

2023年03月04日(土) ~ 2023年03月05日(日)

• GPS: 16:29
• 距離: 26.3km
• 登り: 2,087m
• 下り: 2,089m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:38

距離 8.1km 登り 788m 下り 0m

9:24 スタート地点
15:02 宿泊地

2日目

• 山行: 9:26
• 休憩: 1:27
• 合計: 10:53

距離 18.3km 登り 1,303m 下り 2,089m

4:43 宿泊地
9:10 9:23 鳥海山山頂御室参籠所
9:44 10:43 鳥海山
10:50 11:05 鳥海山山頂御室参籠所
15:36 ゴール地点

天候

1日目　曇り　そよ風
2日目　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

最終除雪地点へ駐車

コース状況／危険箇所等

◇自分はBC。ぶぅさんは、ワカン。

・鳥越川渡渉地点は、雪量豊富で問題なし。
・スノーブリッジ経由で登りたかったが、一旦下るような雪形になっており、上部をトラバースするも、シールのみでは雪も固く厳しかったため、御室経由へ変更。途中クラストしておりクトー装着しても厳しそうだったため、アイゼン歩行で山頂へ。
・雪質は朝方若干硬かったが、日が差すと柔らかパウダー。部分的にクラストしている。千蛇谷はシュカブラあったが、柔らかいため苦労せず。

写真

3/4 9:28

最終除雪地点から出発

3/4 10:18

その先の林道は途中まで除雪されていたが、すれ違えないため入らない方が良い

3/4 11:02

最初の急登

3/4 12:24

新山はガスで見えなかった

3/4 12:42

モノクロームの世界

3/4 13:21

ワカンで進む、ぶぅさん。さすがに早い

3/4 13:50

途中2名のスキーヤーの方と話す。1800m付近で下ってきたと

3/4 13:56

今宵の宿ポイント

3/4 14:01

掘る前に冷やす

3/4 15:01

3時の休憩

3/4 15:15

掘り進める

3/4 17:26

掘り終わって外に出ると、新山の頭が輝いていた

かつてない光景に感動しきり

写真では伝わらない景色が広がる

3/4 17:37

急いで向かいの斜面を登る

3/4 17:41

ちょっとクライマックスは終わってしまった

3/4 17:45

宿に戻れば

3/4 18:54

冷やしたエビスで乾杯

3/4 18:56

いつものベーコンチーズ

3/4 19:02

猪の焼肉

3/4 19:18

そして、猪鍋を食べれば満足

外に出てみると、満天の星空

そして、今宵の我が家

3/5 5:30

翌朝。
山頂でご来光を眺める案もあったが、飲み過ぎで無理

3/5 5:18

ヘッデンスタート

3/5 5:35

最初の斜面でぶぅさんが、テムレスを滑落する事故が。100m下って、

3/5 5:37

登ってくる

3/5 5:50

陽も上り始めてくる

3/5 5:52

真っ白な稲倉岳とジャンダルム

3/5 7:31

前日に降った雪でワカンは沈み、厳しい一人ラッセル

3/5 7:38

静寂の千蛇谷。ようやく日が登る

3/5 7:42

起きだす外輪

3/5 8:04

ここは特別な場所

3/5 8:17

その奥へ

3/5 8:59

青と白の静寂の世界へ

青と白のコントラストが眩しい

御室でスキーをデポし、

アイゼンで山頂へ

七高山

初めての鳥海山頂へ進む

今年も最高の日に登れました

登ってきた中島台からのルート

山頂で休憩していると、何とmani氏登場。4時出発で早すぎ！

mani氏登頂

一足先に下る、ぶぅさん

mani氏滑走

さすがに早い、ぶぅさん。ほぼ千蛇谷を下っていた

mani氏とはここでお別れ

ここの斜面は最高！
もう一本登り返す

しかし、最高としか言いようがない。我が家にデポしていた荷物を回収し下山しよう

下りは快適

何度も

何度も振り返る

木立の間からも

下山

2日間ありがとうございました。

撮影機器：

iPhone 12 Apple

SO-41B Sony

感想

shinonshinon

2年前は日帰り歩きで。1年前は日帰りBCで登った。その時に、雪洞泊出来そうなポイントがあった事を記憶。1日目は風が強い予報で、2日目は快晴予報。それで1日目に雪洞ポイントまで行って、2日目に山頂アタックという最高のプランが成り立つと思い決行。
1日目は狙い通り風よけの稲倉岳があり、そよ風程度。無事に雪洞ポイントを発見し掘り始める。雪も固くなかったが、2人用で3時間20分もかかってしまった。完成後外に出ると、山頂が夕日で赤く染まっているではないか。写真では表せないが、これまで見た景色の中でナンバーワン。寒くない雪洞で宴会開始し、当初は山頂でご来光でも眺めるかとも話していたが、夜は更けるが早くその計画は早々に諦める。それでも、誰もいない静寂の千蛇谷は圧巻。自分にとっての特別な場所となっている。山頂付近で休憩していると、何と、mani氏登場。4時出発で登ってきたというからビックリ。
下りは、千蛇谷こそパウダーではなかったが、それ以降は快適柔らかパウダーで、気持ちよい斜面を2回おかわり。
今年も最高の雪質を楽しめた。

ぶぅ

shinonさんから「P1150辺りに良い雪洞ポイントがある」とお誘いを受けて、はじめての鳥海山に雪洞泊となりました
ワカンが沈み、とても歩きやすいとは言えない状況で何度も弱音を吐いてしまいましたが、あまりにもスケールの大きさに圧倒され、カッコ良さにしびれてしまいました
良き日に登られたことに大感謝です‼︎