【秋の東北遠征2】西鳥海エリア散策(鉾立〜千畳ヶ原〜笙ヶ岳)
- GPS
- 06:56
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 963m
- 下り
- 958m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地図を持っていればコース全体を通して迷うような箇所はほとんど無い。 ただし、千畳ヶ原の沢を渡る所と河原宿から賽の河原への下りはガスっている時は目印などに注意が必要。 また、一般登山道なので特筆すべき危険箇所は無い。 |
その他周辺情報 | 前日にあぽん西浜で入浴 独特な鉄分の匂いというか油っぽい匂いの湯だが自分は嫌いではない。 料金は400円で外には無料の足湯有り。 |
写真
感想
朝日連峰から下山後に車回収をして鳥海山の麓の遊佐町に移動した。
翌朝は少し晴れ間は見えるものの西側には厚い雲がまだまだ迫っていたので登るのは見送った。
翌日は雲が多いものの晴れ間が優勢だったので登山口の鉾立へ向かった。
今回は頂上まで行かず、鉾立から御浜まで登り千畳ヶ原を幸次郎沢の手前まで散策し、その後分岐点まで戻って笙ヶ岳を往復して下山するという比較的楽なハイクとした。
鉾立の駐車場に着いて見上げると山頂方面は見えていたので準備して登り始める。車の外気温度計では2度まで冷えていたのでフリースに冬用のインナーグローブで登り始める。
賽の河原付近に来ると水溜りに氷が張っていた。もうそんな季節なんだな。そういえば昨年同じ時期に来た時は外輪山は少し雪があったのを思い出した。
御浜に着くと雲が多いながらも鳥海湖の先に月山と朝日連峰が見えた。
長坂道を少し戻り山腹をトラバースする木道を下って右手に鍋森を見ながら鳥海湖の畔に向かう。今朝は風もなく鳥海湖の湖面には逆さに映った扇子森がクッキリ見えた。
鳥海湖から標高を100mほど下げて沢を幾つか越えて行くと千畳ヶ原のT分岐に着く。草原が一面広がり草原越しに鳥海山がよく見える気持ちの良いエリアだ。
ここは昨年、月山森から幸次郎沢を下ってここを通ってから好きになった。幸次郎沢の厳しい岩の下りから一転して草原の楽園に思えたのである。
幸次郎沢の下部まで来てゆっくりと引き返しT分岐で早めの昼食とした。
草紅葉はまだ楽しめたものの既に草枯も進んでいた。最盛期は先週辺りだったのかな。
昼食後に鳥海湖まで戻ると既に風も出てきており、湖面はさざ波が立っていた。
この時既に晴れ間はほとんど無くなっていたので笙ヶ岳に急いだ。
分岐からはピーク付近に大きな岩がある岩峰というピークを巻き気味に越え、一旦は笙ヶ岳との鞍部に下ってから登っていく。鞍部にはベンチがありそこからは河原宿へ向かうルートも分岐している。
笙ヶ岳は2つのピークを越えて行くが、一番手前のピークが最も標高が高いようだ。
池塘の点在する気持ちが良い稜線を抜けて赤錆た標識の建つ笙ヶ岳の山頂についた。
赤錆標識手前の分岐を入って少し進むと笙ヶ岳の三角点があり、そこからは庄内平野が一望できる。
ピークに着く頃には風もかなり強くなってきており、止まっているとフリースを着ないと寒いほどである。
すぐに帰路につき、岩峰手前の鞍部まで戻った時には鳥海山の頂は雲の中だった。
この鞍部から河原宿へ向かう踏み跡が合ったが、地形図になかったし道標もなかったので通過するのを自粛し、岩峰を越えたところの鞍部から河原宿方面へ下ることにした。
鞍部のベンチで休憩しようと思っていたが、風が思いのほか強かったのでそのまま下り、賽の河原の少し上辺りの大きな岩で一回休憩として鉾立駐車場に下山した。
鳥海山は歩くルートによって様々な顔を見せてくれ、今回の山行では「頂に立たなくても十分に楽しめる」ということを実感した。そういうことも含めて百名山ということなのだろう。
次回、いつの日か訪れる時は秋田県側の登山ルートも歩いてみたいと思う。また違った雰囲気を楽しめることだろう。
今回は日程の都合もあり朝日連峰と鳥海山だけだったが、東北にはまだまだ登りたい山がたくさんある。
秋田駒に登った時に印象的な山容だった森吉山
東北アルプスと言われる神室連峰
八幡平などなど
来年もまたお邪魔したいと思う。
swynさん こんばんは!
前々日の朝日連峰縦走に続き鳥海山までお疲れさまでした(^-^)
見晴らし最高!!やはり日曜日で良かったですね
日の出と共に起きたら山頂までスッキリ見える美しい鳥海山が見えたけど
あいにく用事が有ったので行けませんでした
swynさんが笙ケ岳、千畳ケ原を歩かれる話をうかがって
ちょっとだけ行ってみようかとも考えましたが微妙に時間が合わず
酒田から見上げどこを歩いているか想像しながら応援してました(^-^)/
草紅葉の茶色が濃くなってきましたね
赤や黄色との色調がとってもいい感じでした〜
D-Metalさん、こんばんは!
お邪魔しておりました。
見晴らしは良かったのですが少々雲が多めでしたね。先日のD-Metalさんの鳥海レコのような青空だとさらに紅葉が映えるのですが。
美しい黄金色の庄内平野からの応援は聞こえておりました。
まだ象潟口からと滝の小屋からの湯ノ台道しか登った事がなく、他のルートも歩いてみたいのでまたお邪魔したいと思っております。
swynさん、こんばんは
朝日連峰に続く第二弾は鳥海山だったんですね!第一弾に続き、素敵な写真をたくさん拝見しました。雄大な景色、スケールが大きいですねぇ 黄金色の草紅葉の原っぱが何とも素敵で、旅情を誘います。
「頂に立たなくても十分に楽しめる」っていいですね!ワタシは、1回目なら、なんだかんだ頂きにお邪魔したくなっちゃうと思いますが、2回も3回も訪れる場所であるならば、そういう山歩きをしたいなぁと。写真を撮るのが好きなので、気に入った場所でゆっくり写真を楽しめれば最高です。そういえば、swynさん、第一弾も大朝日岳のピークには寄らなかったんですよね
魅力満載の東北の山歩き、お疲れ様でした あ、運転もお疲れ様でした
funkyさん、こんばんは!
自分は夏と秋に来ましたが、夏は高山植物、秋は紅葉とどちらも楽しめました。
ただ5回中3回は天候に恵まれませんでしたが。。。
一方でまもなく訪れる冬はとても厳しく人を寄せ付けないほどと聞きます。だからこそ夏〜秋に素晴らしい顔を見せてくれるのかもしれません。
自分も最初の訪問の際はピークを踏みますがそれ以降はあまりピークにはこだわりませんね。勿論天候が良く好展望が期待できる場合は登ります。
本日のルートなどはまさにゆっくり写真を撮りながら楽しむには適していると思います。
お薦めは高山植物の多く咲く季節でしょうかね。
funkyさんも是非一度登っていただきたいお山でございます。
それでは
こんばんは、swynさん(^^)v
秋の東北遠征お疲れ様でしたm(__)m
前日の朝日連峰の次は鳥海山だったんですね
ワタシもつい最近、同じ鉾立から歩いたので懐かしく拝見しました!
おっしゃる通り、この山はピーク(新山)を踏まなくても、
十二分に楽しめるお山かと思いました。
事実ワタシがお邪魔した時、山頂からの展望はほとんどありませんでしたが、
それ以上の感動がありましたから
この山には何度も訪れたいと思わせる魅力がありますよね。
しかし、3週間前と違ってさらに紅葉がキレイ
展望が無くとも良いと言っておきながらも、
次回訪れた際にはこの山から月山を眺めてみたいなあと思っております
kamasenninさん、こんばんは!
先日のカマセンさんの鳥海レコを拝見しましたが、結構青空ありましたよねー。
一度目で好天とは羨ましく思っていましたよ
いくつもルートがあるので次回は別のルートにもトライしてみようと思っています。
やはり展望が良いのが一番でございます。
それでは
swynさん、こんばんは。
時間はずれますが、同日、千畳ヶ原を歩きました。
真っ赤に熟したベニバナイチゴ、
私は3つほど、頂きました
私も西鳥海が大好きで足を運びます。
笙ヶ岳に千畳ヶ原、鳥海湖…
どの季節に行っても楽しめるところです。
ぜひまた、別のルートを歩きにいらしてくださいね。
pg77さん、はじめましてこんばんは。
午前中はわりと良いお天気でしたね。
自分も西鳥海は体力的にも楽で景色を楽しめるので昨年好きになりました。
自分の生活拠点からだと遠いですが、次は高山植物の多く咲く季節に訪れてみたいです。
pg77さんは幸次郎沢を往復したのですね。
昨年幸次郎沢を下りましたが、頂上を経由して帰路に使ったのでヘロヘロになった覚えがあります。
それでは失礼します
山頂に立たずとも、すごい広大な風景ですね。
どことなく、火山チックな印象なのですが
火山系のお山なんでしょうね。
御嶽山で、火山の荒々しさを
見せ付けられましたが
やはり、僕は、火山の、荒涼とした
独特な、異世界的味わいは、大好きです。
こちらは、海まで間近で、絶景のお山ですね。
いつか、行きたく思いました。
komakiさん、こんにちは。
鳥海山は仰るとおり火山系です。
山腹は草木や花が美しく咲いていますが、所々にはやはり火山の雰囲気があり、頂上の近くはまさに荒々しい岩肌剥き出しとなります。
wikiで調べますと、最近ですと1974年に水蒸気爆発をしているとのことです。
海に近いので西からの強風が吹き付けることも多いことが容易に想像できますが、美しい海岸線と沖に浮かぶ飛島が良く見えます。
出羽富士とも秋田富士とも言われるそうで、象徴的な山容で地元の方に愛されている百名山なのだと思います。
夏は高山植物の宝庫のようですので、是非一度訪れていただきたいです。
それでは
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