鑪山 [盛岡市] (盛岡八景にも選ばれた里山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 252m
- 下り
- 238m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
すぐ傍にバス停:たたら山があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 標識はありますが、枝道もいくつかあるので、注意が必要。公民館前の地図に載っている登山道は1/25000地図には掲載されていません。 |
写真
感想
所用(仕事ではありません)があって、奈良から岩手県盛岡市に来て10日間ほど滞在中。10/9で所用が完了するため、本日が盛岡最後の登山。
本日は午前中に用事があり、午後から登山へ。登る対象は限られるが、宿泊地から見える鑪山(たたらやま:390m)とする。名前の由来は以下のようであり、製鉄が行われていた模様。その昔は多々良山とも言われていたようである。
[多々良山は、江戸時代から明治時代にかけて選定された盛岡八景のなか(ただし幾つか異説がある)では“多々良山暮雪”とか“鑪山秋月”と讃えられている標高が390・5辰曚匹寮慌の景勝である。タタラとは、砂鉄・木炭を原料にしてフイゴを用いて行う製鉄場をさす言葉である。この山に製鉄場が設けられたことにちなんで鑪山と呼んでいたのである。
:盛岡タイムス Web News 2011年 8月 18日 (木)]
ヤマレコで見ると主に2方向から登山道が付いている。今回は鑪山公民館から真っ直ぐ登る道を選んだ。
自転車で鑪山公民館へ。壁に案内図の表示がある。極めて簡単な図で、これで大丈夫? 自転車を公民館の横に停めて出発。(標高150m)
登山道は石材店の左を真っ直ぐ上がって行く。右に行くと蝶ヶ森山経由となって、かなり時間が掛かりそう。
登山道の標識があり、民家の間を進んで行く。この標識がないと、とても登山道とは思われない。標識は破損が進んでおり、これが失われると登山道の見分けが大変と思われる。
民家が無くなると、畑が現れ、少しすると山の中に入って行く。低山ではあるが念のため熊鈴を鳴らす。杉林の中をゆっくりと登って行く。20分ほどで最初のT字路(標高270m)。左が山頂。右から来る道はどこから続いているのか不明。地図にも載っていない。急登が始まり10数分で次のT字路に出る(標高360m)。右から来る道は標高282mの高圧鉄塔から続く道のようだ。ここから10分弱で鑪山の山頂。三角点と山名版などがある。小さな広場になっているが、木々に遮られて展望は無い。少し探すと木の間から姫神山だけが見えた。
ここからヤマレコに記載のあった、殿ヶ武士山を目指す。道はしっかりついており、迷うところは無い。10分ほどで到着。こちらも山頂からの展望は無い。山名版だけがあった。さらに先へ行く道が付いているが、本日はここまで。来た道を引き返す。
鑪山は典型的な里の低山。展望の無いのが残念。冬枯れの時期なら木々の葉が落ちて、それなりの展望が期待できそうである。当日は小枝で蜘蛛の巣を払いながら登った。普段あまり人が入らない山のようである。もちろんこの日も誰にも会わなかった。
殿ヶ武士山の由来について少し調べてみたが、何も判らなかった。気になる山名ではある。
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