記録ID: 5260052
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
帰ってきた奥多摩から埼玉への横断(東日原から天目山、七跳山、酉谷山、熊倉山を越えて白久へ)
2023年03月11日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 10:14
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,883m
- 下り
- 2,196m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:07
距離 23.3km
登り 1,883m
下り 2,199m
18:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
白久駅は電車が1時間に1本しかないので要注意 逆ルートの場合は東日原からのバスは19:00を前に終わるので注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ 東日原から天目山 ヨコスズ尾根に上がりきるまではひたすら急登が続きます。勾配平均は25%くらいです。 滝ノ入峰への尾根直登への踏み跡を分ける当りからルート上の勾配は緩くなります。 ここから滝ノ入峰を巻いていきますが、基本的にはトラバースは広くて快適に歩けるものの、場所によってはトラバースが崩れ気味の箇所があるので要注意です。 滝ノ入峰からの尾根道と合流すると少し痩せ尾根を挟んでヨコスズ山を巻きます。 この辺から一杯水にかけてまた登りがやや厳しくなってきますが、道は広くて歩きやすいです。 一杯水まで来ると天目山への最後の登りになります。一杯水から天目山方面は案内がありませんが、一杯水の小屋の奥から急な斜面を登っていきます。長沢背稜に上がると若干の岩場の下りともう1つ急な斜面を登れば天目山です。 よい眺めです。 ○ 天目山から酉谷山 ここからは長沢背稜の縦走路になります。 ルートは基本的に巻き道につけられていますが、尾根伝いに歩く人もそれなりにいるようで尾根道も踏み跡がはっきりしています。歩きにくいですが… 長沢背稜は西に行くにつれて標高が上がってくるので、巻き道といっても基本的には登り基調です。緩やかではありますが。 七跳山下の分岐までは道も広目で危ういトラバースは見当たりませんでしたが、七跳山下の分岐から先はややトラバースが崩れ気味の箇所や足場が狭い箇所があったので要注意です。 ちなみに尾根道は踏み跡明瞭で迷うことはないとは思いますが、斜面そのまま登り下りするので歩きやすいとはいえず、やや苦労すると思います(2つほど尾根道を歩いてこりました) ○ 酉谷山から小黒 この先は基本的に案内がありません。区間ごとに道の様子が異なるので細かく入れていきます。 酉谷山から小黒方面は酉谷山の山頂標の裏から下りていきます。ここが急斜面かつ残雪で踏み跡が分かりにくく厳しい区間です。 歩けそうなところを探し当てて行くものの、凍結した残雪が随所にあったのでチェーンスパイクを装着して慎重に下りていきます。 ルート上は一定間隔でピンクテープがあるものの、人の踏み跡が薄くケモノの踏み跡がやや多いので惑わされます。 どうにか下りきると按部が大血川峠のようです。 今度は小黒に急斜面を登り返していきます。 登り返しは斜面がキツいものの踏み跡もピンクテープも分かりやすく迷わないと思います。 登りきれば小黒です。 ○ 小黒から檜岳 ここからまたルートの趣が変わります。 まずは小黒からは何段も急斜面を下りていきます。危ないところにはロープが設置されてるので遠慮なく使います。 一段下りきるとヤマレコのルート上では越えていくようになってるピークが見えます。 ただ、踏み跡とピンクテープは左側の広目の斜面を巻いてるのでそちらを選択、特に苦労はなく巻いていけます。 その後もしばらく急な下りが続いて、下りきると尾根がとても広くなります。 こうなると全く踏み跡が分かりません。 方向感だけ見失わないようにしながら、ピンクテープを探しつつ緩やかな道を進みます。 しばらくするとまた右手に登り返す斜面が見えてきます。今度は巻かずに登るのがルートです。 登って少し下りたら檜岳への急な登り返しが始まります。巻きながら緩やかに登るのを探してそうな踏み跡がありますが、そんな道はありません(期待して後で仕方なくもっとキツい斜面を四つん這いで登り返しました。)。 ○ 檜岳から熊倉山 ここからは痩せ尾根に変わります。 大きなアップダウンはないものの、20-30m程度の急なアップダウンが多くなります。 道は痩せ尾根なので迷わないものの、岩場も多く段差が大きかったり傾斜がキツいのは相変わらずなので足元に注意しながら行きましょう。 これまで基本的に展望はないですが、シラカケ岩からの展望はいい感じでした。 熊倉山まで来て安心して大きくため息をつきました。 しかし、この後も楽ではないのです。 ○ 熊倉山から登山口 ここからは一般ルートになります。 が、決して楽な道ではありません。 熊倉山を過ぎて道は分かりやすくよく歩かれた道に変わるものの、急斜面で落葉が深く足元の悪い道が断続的に出てきます。 はじめは、段差の大きめな道を下りていきます。足元に気をつけながら下りていき、途中の日野コースと分かれて城山コースを下りていきます。 一段下りきると緩やかな尾根道が少し続いて、また尾根が急になるところでジグザグに下りていくのを繰り返していきます。 最後の標高1,000mを切ってからの下り道が特にキツく、大体の場所はトラバースがしっかりしてるものの、何ヵ所かトラバースが狭く、斜面の脆い土が崩れて埋まってたりさらに狭くなってたり、歩いてるそばから崩れかかる箇所があったりと最後まで気の抜けない道でした。 本当は城山のハイキングコースを通って白久駅まで歩きたかったのですが、精神的にも肉体的にもキツかったので林道に下りたらそのまま林道を歩いて駅に向かいました。 |
写真
熊倉山方面は山頂標の裏から入っていく。
この後が厳しくて写真撮る余裕がなかったけど、急斜面に残雪がかなりあって踏み跡が見つけにくかったり、踏み跡道理の場所も段差が大きかったり急斜面なのに凍結した残雪があったりと緊張した
この後が厳しくて写真撮る余裕がなかったけど、急斜面に残雪がかなりあって踏み跡が見つけにくかったり、踏み跡道理の場所も段差が大きかったり急斜面なのに凍結した残雪があったりと緊張した
感想
一昨年までは年に一度やっていた奥多摩から埼玉方面の横断コースを2年ぶりに組んでみました。
2年前にやったのは天目山から蕎麦粒山、有間山を越えて名栗へ行くルートでしたが、今回はもっと奥の酉谷山まで歩いてから秩父側に下りるルートをとりました。
酉谷山までは道も歩きやすく特に難はなかったものの、やはり酉谷山から先の区間はルート不明瞭さに道の険しさがキツかったです。
ただ、何より自分がいまいちだったのかもしれません。疲労を溜めすぎたまま山に入ってしまった気がします。
天目山まで思ったようにペースが上がらずかなり時間がかかってしまい、その後も全体的に登り返しの度に苦しく、最後は下りなのに息切れ気味になったりと散々でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:458人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する