天空の滑走路、鷹ノ巣山

2023年03月07日(火) [日帰り]

• GPS: 08:32
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,473m
• 下り: 1,470m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:36
• 休憩: 0:51
• 合計: 8:27

6:09 水根バス停
7:44 7:45 ワサビ田
9:19 9:19 榧の木尾根-水根分岐
9:47 9:47 石尾根縦走路・倉戸山分岐
9:53 9:53 水根山
10:27 11:06 鷹ノ巣山
11:27 11:28 水根山
11:54 11:54 石尾根城山
12:01 12:07 カラ沢ノ頭
12:16 12:16 将門馬場
12:41 12:43 六ツ石山分岐
12:47 12:48 六ツ石山
13:01 13:01 生首
13:05 13:05 長尾ノ頭
13:17 13:18 トオノクボ
13:40 13:40 風の神土
14:34 14:34 水根バス停
14:36 ゴール地点

天候

快晴のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小河内ダム脇の水根駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

　出発から40分くらい先で路肩崩落により迂回路があり一旦林道に上がり、すぐ戻りますが、足場が悪いです。
　その先水根沢沿いは概ね良好ですが、一部非常に狭く脇の岩場も脆いような箇所があり要注意です。
　鷹ノ巣山付近の稜線上は泥濘がひどくとても歩きにくく、しばしば転びそうになりました。
　六ツ石山の北側を巻く石尾根は日陰で雪が凍結してチェーンスパイクを履くべきでした。

その他周辺情報

下山後は奥多摩駅近くのもえぎの湯に寄りました。

写真

3/7 5:55

奥多摩湖到着時は低い雲があり幽玄な感じでした。

3/7 6:06

水根の駐車場も空いていました。他に3台ほどしか駐車していませんでした。

3/7 6:09

目の前の交差点から林道に入ります。

3/7 6:10

陽が昇ってきたようです。

3/7 6:19

集落の中で脇道に入ります。ここがわかりにくかった。

3/7 6:19

ロウバイが満開です。

3/7 6:19

住民の宅地の中のような道を進みます。

3/7 6:19

段々畑の中を登ります。

3/7 6:20

ここから本格的な登山道らしくなります。

3/7 6:25

崩落箇所迂回があるので「厳重注意」です。

3/7 6:46

登山道が崩れているので一旦林道に上がります。

3/7 6:47

奥多摩湖はまだ雲があるようです。

3/7 6:48

迂回路から登山道へ戻る箇所は傾斜・ガレ具合とも厳しいので要注意です。

3/7 6:54

時々老朽した橋があります。

3/7 7:29

わさび田の排田。

3/7 7:30

この橋も結構古いです。

3/7 7:31

渓谷もだいぶ狭くなってきました。

3/7 7:37

滝と橋。

3/7 7:38

水面に陽の当たった山が映ります。

3/7 7:58

コケも新芽が出てきました。

3/7 8:34

沢から離れて高度を上げていきます。途中簡易な避難小屋？があります。

3/7 8:37

あいかわらず道標はかなり熊の被害があります。毛が付いています。

3/7 8:58

稜線近くなると日陰に雪が見えます。

3/7 9:08

分岐がありますが、榧の木尾根に向かいます。

3/7 9:10

道にも少し積雪があります。

3/7 9:15

榧の木尾根に出ると、本日初めての富士山が木の間から！

3/7 9:15

気持ちのいい天気です。

3/7 9:20

今季はブナの結実は少ないと聞いていましたが、ここは結構実ったのですね。

3/7 9:22

シジュウカラがご挨拶。

3/7 9:22

ヤマガラもたくさん飛び交っています。

3/7 9:25

絶対何か棲んでますね！

3/7 9:27

ゴジュウカラもよく見かけます。

3/7 9:27

目つき悪いぞ！

3/7 9:40

鷹ノ巣山の頂上が見えました！

3/7 9:46

石尾根縦走路に出ました。

3/7 9:50

ぶれちゃいましたが、アカゲラ君が飛び回っていました。

3/7 9:53

石尾根縦走路。日当たりが良いので、少しぬかるみ始めました。

3/7 9:53

富士山もほぼ快晴！

3/7 9:53

アップで。

3/7 9:57

縦走路から稜線へ。ここは接近していて10mくらいで繫がります。

3/7 10:00

いよいよ稜線に出ました。まだ快晴です！

3/7 10:02

防火帯なのでしょうか。稜線は広々とした視界です。

3/7 10:03

天空へ向かう滑走路のようです！

3/7 10:03

でも足下はぬかるんで、ちょっとつらいです。

3/7 10:05

少し進むと南側がカヤトになって大きく開けます。南アルプスがばっちり見えます。

3/7 10:06

富士山の周りに少し雲が出てきましたが、まだすっきりしており、最高です！

3/7 10:06

大菩薩嶺とそれに続く稜線がいい形に見えますね。

3/7 10:06

富士山の周りの名峰が見えます。

3/7 10:08

甲斐駒ヶ岳と鋸岳。

3/7 10:08

仙丈ヶ岳はちょっと雲に遮られています。

3/7 10:08

北岳と鳳凰山。

3/7 10:08

白根三山。

3/7 10:08

塩見岳。

3/7 10:08

悪沢岳。ちらっと赤石岳のあたりも見えます。

3/7 10:12

丹沢方面。

3/7 10:12

最後の登りにさしかかります。

3/7 10:23

距離はさほどありませんが、足下も悪いので結構しんどいです。

3/7 10:24

三頭山が尾根を伸びやかに広げています。

3/7 10:24

大岳山方面。

3/7 10:24

rurintaも登頂です！

3/7 10:30

頂上からは赤石岳もきっちり見えます。兎岳もちらっと。

3/7 10:57

雲取山方面は木があって見にくいですが、尾根を50mほど下ると立派なブナの脇に見通せます。

3/7 10:57

角度を変えると芋ノ木ドッケも。

3/7 11:09

のんびり昼食を摂って、名残惜しいですが六ツ石山に向かいましょう。少し靄と雲が出てきましたが、気持ちいい稜線です！

3/7 11:14

土手からは湯気が立ち上っています。

3/7 11:19

足下はもうぐちゃぐちゃです。

3/7 11:33

このあたりは緩い下りです。

3/7 11:34

少しダンシングしているカラマツがあります。

3/7 11:42

尾根の両サイドは木立ですが、時々北の山も見えます。天目山か。

3/7 11:43

右の尖っているのは蕎麦粒山でしょう。

3/7 12:06

キツツキに大人気の立ち枯れ木。大繁盛ですね。

3/7 12:06

城山からの下りはかなり急です。

3/7 12:14

将門馬場のあたりで石尾根と合流。

3/7 12:23

六ツ石山が見えてきました。

3/7 12:25

再び雪が見えてきました。

3/7 12:29

六ツ石山の北側を巻く道は雪が凍結していて怖いところがありました。

3/7 12:41

ここで石尾根と分かれて六ツ石山へ向かいます。

3/7 12:42

と言っても頂上まですぐです。

3/7 12:46

5分ほどで登頂！ここで昼食を摂っている方が数名おられました。

3/7 12:51

我々はすぐ下山です。この先も防火帯の気持ちのいい尾根で、しばらく穏やかに下ります。

3/7 12:55

大岳山から御嶽山。

3/7 13:13

御前山が正面。だいぶ雲が出てきました。

3/7 13:14

大岳山が正面になるときもあります。

3/7 13:17

この先から傾斜がきつくなります。

3/7 13:28

この先は植林が殆どです。

3/7 13:37

杉檜とアセビしかありません。

3/7 13:39

風の神土という祠。ワインがまる一本お供えされています。

3/7 14:09

水根集落の直前にある産土神社。

3/7 14:11

こじんまりとしています。

3/7 14:13

奥多摩湖が見えてきました。

3/7 14:14

梅林。里に下りてきましたね。

3/7 14:16

水根の集落。向かいは御前山。

3/7 14:18

奥多摩むかし道への分岐。今回はバス停に向かいます。

3/7 14:19

小河内ダム。

3/7 14:19

つづら折りに下降します。

3/7 14:21

水根から上がってくるとここを左に入ると奥多摩むかし道の起点となります。

撮影機器：

OM SYSTEM OM-1 ボディ OMデジタルソリューションズ

感想

rinchoku

　前週から好天が保証(?)されていたので仕事をやりくりして休暇を取って、以前から行きたかった鷹ノ巣山を目指しました。
　六ツ石山を先に上るルートも考えましたが、高気圧がゆったり覆う状況で、時間が経つと透明度が下がることが予想されたので、まず鷹ノ巣山を目指すことにしました。
　これが功を奏して、尾根に上がった時点ではまだそこそこ透明度があり、素晴らしい景色を堪能できました。でも早めの昼食を頂上で摂るうちに透明度は徐々に下がり、雲も出始めました。
　歩きやすい状況でしたが、火曜日であるせいか人も少なく、トータルでも20名以下の登山者にしか遭遇しませんでした。
　とにかく鷹ノ巣山頂上へ向かう稜線は天空へ向かう滑走路のようで、とても気持ちの良い登山ができました。