ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 527646
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

だから「滝」子山だったのか…―渓谷美と雲海の滝子山

2014年10月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
e351spAz その他2人
GPS
--:--
距離
14.8km
登り
1,096m
下り
1,236m

コースタイム

日帰り
山行
4:55
休憩
1:05
合計
6:00
9:05
5
9:10
9:20
50
笹一酒造
10:10
10:10
120
12:10
13:00
20
13:20
13:20
40
14:00
14:05
60
15:05
天候 曇(山頂は晴)
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:
高尾08:01(JR中央本線)
笹子08:58

復路:
初狩15:08(JR中央本線)
大月15:14/15:21
高尾16:10
曇天の笹子駅を出発
2014年10月12日 08:56撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 8:56
曇天の笹子駅を出発
コンビニがないので甲州街道(R20)沿いの笹一酒造で食糧調達
2014年10月12日 09:07撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 9:07
コンビニがないので甲州街道(R20)沿いの笹一酒造で食糧調達
雲に隠れる山に向かっていく。意外と登山者も多い。
2014年10月12日 09:26撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 9:26
雲に隠れる山に向かっていく。意外と登山者も多い。
道証地蔵で林道から登山道へ。周囲で休んでいる登山者も多い。
2014年10月12日 10:07撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 10:07
道証地蔵で林道から登山道へ。周囲で休んでいる登山者も多い。
登山道に入るとすぐに渓谷が始まる。
2014年10月12日 10:09撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 10:09
登山道に入るとすぐに渓谷が始まる。
人工林の道を行く。
2014年10月12日 10:16撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 10:16
人工林の道を行く。
自然林になるとこんなにもきれいだ。
2014年10月12日 10:20撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 10:20
自然林になるとこんなにもきれいだ。
ずっと渓谷が続く。
2014年10月12日 10:26撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 10:26
ずっと渓谷が続く。
これは三丈の滝だったか。
2014年10月12日 10:35撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 10:35
これは三丈の滝だったか。
途中休んでいる人が多かった。
2014年10月12日 10:38撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 10:38
途中休んでいる人が多かった。
周りが人工林でなければかなりいい雰囲気なのだが。
2014年10月12日 10:41撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 10:41
周りが人工林でなければかなりいい雰囲気なのだが。
またまた滝。周りが人工林でなければ西沢渓谷並みの景勝地だ。
2014年10月12日 10:43撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 10:43
またまた滝。周りが人工林でなければ西沢渓谷並みの景勝地だ。
上を見上げるといよいよ人工林を抜けそうだ。地図を見ると「難路」と書かれた方に行かないとモチガ滝が見られなそうなのでそちらへ。
2014年10月12日 10:44撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 10:44
上を見上げるといよいよ人工林を抜けそうだ。地図を見ると「難路」と書かれた方に行かないとモチガ滝が見られなそうなのでそちらへ。
木々の間から滝が…
2014年10月12日 10:55撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 10:55
木々の間から滝が…
どれがモチガ滝なのだろう?
2014年10月12日 10:57撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
2
10/12 10:57
どれがモチガ滝なのだろう?
かなりの渓谷美
2014年10月12日 10:58撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 10:58
かなりの渓谷美
この滝にも名前があってもよさそうだ。
2014年10月12日 10:59撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
2
10/12 10:59
この滝にも名前があってもよさそうだ。
これだけ滝があるから「滝」子山だったのか…
2014年10月12日 11:04撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 11:04
これだけ滝があるから「滝」子山だったのか…
難路と書かれていただけあって、花崗岩が風化した砂の崩れやすい道
2014年10月12日 11:10撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 11:10
難路と書かれていただけあって、花崗岩が風化した砂の崩れやすい道
山頂からの展望は期待できないが、これだけの渓谷を歩けただけでもよかった…とこの時は思っていた。
2014年10月12日 11:11撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 11:11
山頂からの展望は期待できないが、これだけの渓谷を歩けただけでもよかった…とこの時は思っていた。
そしてこれがおそらくモチガ滝。
2014年10月12日 11:14撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 11:14
そしてこれがおそらくモチガ滝。
東沢渓谷で見たような滑滝(ナメ滝)だった。
2014年10月12日 11:15撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 11:15
東沢渓谷で見たような滑滝(ナメ滝)だった。
ウバユリの実。同行者はピーマンのようだと。
2014年10月12日 11:17撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 11:17
ウバユリの実。同行者はピーマンのようだと。
ずっと渓谷沿いを歩ける。
2014年10月12日 11:17撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 11:17
ずっと渓谷沿いを歩ける。
マムシグサの実
2014年10月12日 11:20撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 11:20
マムシグサの実
防火帯へ抜けると陽が射してきた。
2014年10月12日 11:49撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 11:49
防火帯へ抜けると陽が射してきた。
そして尾根まで上がると思わず「おっ」と声が出る。
2014年10月12日 12:07撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
3
10/12 12:07
そして尾根まで上がると思わず「おっ」と声が出る。
期待していなかった展望が広がっていた。
2014年10月12日 12:11撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
5
10/12 12:11
期待していなかった展望が広がっていた。
標高1500m位から上は雲の上に出ていたのだ。
2014年10月12日 12:11撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
16
10/12 12:11
標高1500m位から上は雲の上に出ていたのだ。
そうするとあの島のように出ている峰は方向と高さからすると丹沢・蛭ヶ岳だろうか。
2014年10月12日 12:11撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
2
10/12 12:11
そうするとあの島のように出ている峰は方向と高さからすると丹沢・蛭ヶ岳だろうか。
大菩薩嶺から小金沢連嶺
2014年10月12日 12:12撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
2
10/12 12:12
大菩薩嶺から小金沢連嶺
八ヶ岳、金峰山を中心とした奥秩父主峰
2014年10月12日 12:12撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 12:12
八ヶ岳、金峰山を中心とした奥秩父主峰
今日は大菩薩に行った人も大正解だっただろう。
2014年10月12日 12:12撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
3
10/12 12:12
今日は大菩薩に行った人も大正解だっただろう。
山頂から
2014年10月12日 12:18撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 12:18
山頂から
先週行った三ッ峠がいいアクセントになっている。今日は三ッ峠からの眺めもいいことだろう。
2014年10月12日 12:19撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
9
10/12 12:19
先週行った三ッ峠がいいアクセントになっている。今日は三ッ峠からの眺めもいいことだろう。
見飽きない風景
2014年10月12日 12:23撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
2
10/12 12:23
見飽きない風景
山頂は狭い
2014年10月12日 12:39撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 12:39
山頂は狭い
ときおり雲が若干上がってくるのは、ここが1610mでぎりぎり雲から出ているからだろう。
2014年10月12日 12:41撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 12:41
ときおり雲が若干上がってくるのは、ここが1610mでぎりぎり雲から出ているからだろう。
少し紅葉が始まっている。
2014年10月12日 12:44撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
1
10/12 12:44
少し紅葉が始まっている。
山頂から降り始めると、50mも下らないうちに雲の中に突入。
2014年10月12日 13:07撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 13:07
山頂から降り始めると、50mも下らないうちに雲の中に突入。
霧にかすむブナ林
2014年10月12日 13:09撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 13:09
霧にかすむブナ林
いい雰囲気だ。
2014年10月12日 13:10撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 13:10
いい雰囲気だ。
ブナ・ミズナラ林の中を降りて行く気分のいい道。
2014年10月12日 13:16撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 13:16
ブナ・ミズナラ林の中を降りて行く気分のいい道。
ブナの古木
2014年10月12日 13:18撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 13:18
ブナの古木
どちらも初狩駅なのだが、「藤沢」に降りた方が初狩駅に近い。
2014年10月12日 13:49撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 13:49
どちらも初狩駅なのだが、「藤沢」に降りた方が初狩駅に近い。
「最後の水場」は手洗い用らしい。手洗い用の水しかないのに「水場」と言わない方がいい気がする。
2014年10月12日 14:05撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 14:05
「最後の水場」は手洗い用らしい。手洗い用の水しかないのに「水場」と言わない方がいい気がする。
こちらもなかなかの渓谷
2014年10月12日 14:18撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 14:18
こちらもなかなかの渓谷
徒渉する場所が何箇所かある。
2014年10月12日 14:20撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 14:20
徒渉する場所が何箇所かある。
藤沢集落へ出てくる。
2014年10月12日 14:47撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 14:47
藤沢集落へ出てくる。
初狩駅から。山頂はあいかわらず雲の上。下から見ると上が晴れていてあんなに景色がいいとは分からない。
2014年10月12日 15:07撮影 by  Canon PowerShot D20, Canon
10/12 15:07
初狩駅から。山頂はあいかわらず雲の上。下から見ると上が晴れていてあんなに景色がいいとは分からない。
撮影機器:

感想

先週に続いてまた週末に台風が向かってきている。
が、日曜日まではなんとか天気が持ちそうなので前から計画している山行を決行することにした。
今回一緒に行く友人は忙しいので1回チャンスを逃すとまたいつ行けるか分からないからである。

朝起きてみると予報以上に天気が悪い感じだったが、家にいるよりは歩いている方が気分がいいだろうと思うことにした。
行きの中央本線は乗りなれた115系ではなく211系だった。
最近この211系がたまに走っているが運用形態に変更があったのだろうか。
中央線車内から見る扇山や百倉山の山頂も当然雲に隠れていて、これは予定を変えて岩殿山にしてしまおうかという話も出たが、岩殿山程度の歩きで山頂の展望がなければ何にも満足できそうもないので、やはり予定通り滝子山へ登ることにした。

滝子山へ登山口へは笹子駅から甲州街道(R20)を少し歩く必要がある。
その間にコンビニはないので、その間にあるみどり屋で笹子餅を買うか、笹一酒造で何かを買うしかないが、前に笹子雁ヶ腹摺山に登った時はみどり屋だったので今回は笹一酒造で食糧調達をすることにした。
こんな天気なのに滝子山へ向かう登山者はかなり多く驚いた。
かなり人気の山なのだ。

笹子駅から滝子山へ登ると滝がたくさんあるとは調べていたが、こんなにも滝があるとは思ってもみなかった。
だから「滝」子山なのか…と思ってしまったほどである。

最初の内は周囲が人工林なので渓谷の美しさは半減してしまっている。
これで周囲が自然林だったら西沢渓谷並みのの景勝地になりそうだ。
そして、いよいよ周囲が自然林になってからの渓谷はかなりの見応えがあった。
三丈の滝とモチガ滝は名前がついているが、それ以外にもたくさんの滝がある。
途中分岐があり迂回路が設けられているが「難路」と書かれている方に行かないとモチガ滝には出会えない。
ただ「難路」と書かれているだけあって、花崗岩の風化した砂が堆積した斜面になっているので、そういう所を歩きなれていない人は大変かもしれない。

モチガ滝を過ぎると傾斜がゆるやかになり、防火帯まで来ると山頂はもうすぐだ。
この辺りから陽が射し始めてなんだかいい感じだなと思っていた。
そして南側が望める尾根まで出ると目の前に期待していなかった富士山がくっきりと見えていて、思わず「おっ」と声が出てしまった。

今日の曇天は北東気流による低い雲が中心だったようで、だいたい1500m以上は雲の上に出ていたようだ。
東の方を見るとまるで島のように雲から出た峰があり、位置からすると丹沢なので、たぶん主峰蛭ヶ岳1673mだろう。

山頂はけっこう狭いのだが、陽が射していて展望もよくかなり気分がいいので、1時間弱ゆっくりした。
他の登山者も長居しているような感じだった。
期待していなかった分、こんな展望が開けていると感動もひとしおだ。

初狩駅方面に下りだすと、50mも下らないうちに雲の中に突入。
滝子山の山頂が雲から出ていたのは本当に僥倖だったのだ。
ただこのブナ林・ミズナラ林を歩くのには霧に霞んだ光景はなかなかに美しかった。
この霞んだ中を歩いていると山頂があんなにも晴れているとは思いもよらないだろう。

それにしても今日は諦めずに滝子山に登ってよかった。
今年宝永山から眺めた富士山の次にいい富士山だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:747人

コメント

ほんとうに富士山素晴らしかったですね。
e351wisさん

こんばんは。はじめまして。butamaruと申します。pig

多分、行きの電車 も帰りの電車 も、
そして滝子山への上りもほとんど一緒でした。
three人組みの方ですね。
私は難路コースの写真19枚目にバッチリ後ろ姿が写っています。

それにしても富士山 、最初は諦めていたのですが、
まさか頂上で拝めるとは思ってもいませんでした。
まさに雲海に浮かぶ富士でした。

もしかして山頂で写真を撮ってくださった方かな?
ありがとうございました。
2014/10/13 19:22
コメントありがとうございます
はじめまして。

コースも時間もほぼ一緒だったんですね。
電車も一緒だったのには気づきませんでした。

雲海に浮かぶ富士山すごかったですね。
同じ景色を共有した方からコメントをいただけてうれしいです。

写真うまく撮れているといいのですが…。
2014/10/14 20:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
初狩ー滝子山ー大谷ヶ丸ーやまと天目山温泉
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [日帰り]
滝子山・大谷ヶ丸・天目山温泉
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥秩父 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら