錦秋の白神岳

2014年10月12日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,084m
• 下り: 1,084m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:32
• 休憩: 0:32
• 合計: 7:04

6:42 白神岳登山口駐車場
6:48 旧登山口
6:42 二股分岐
8:19 マテ山分岐
9:39 大峰岳分岐
10:12 10:42 白神岳避難小屋
11:10 11:12 大峰岳分岐
11:30 大峰岳分岐
12:29 マテ山分岐
13:12 二股分岐
13:33 旧登山口
13:40 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口駐車場まで車。

コース状況／危険箇所等

　二股コースは8月の大雨で一部崩落があり、通行禁止となっている。
マテ山コースでも、最後の水場付近で一か所崩落があるが、通行に支障はない。
最後の水場までの数か所の水場は、水量が少なく、特に最後の水場での給水はあまり期待できない。手前のパイプを設置してある水場で給水するのが良い。
　大峰分岐から北へ向かう十二湖コースは、10月11日に刈払いが行われたようで、見通し良くなっていた。時間も早かったし、体力も十分余っていたので、十二湖へ下りようか、、、と考えたが、十二湖の観光客の混雑の中を歩くのを考えやめにした。

その他周辺情報

紅葉シーズンを迎え、リゾートしらかみや十二湖など観光客でいっぱいのようだ。

写真

10/12 6:48

いつもの登山口。ですが、前にも後ろにも登山者が（汗）。登山届の小屋は記載待ちの状態。

10/12 6:51

登山口のブナ巨木。

10/12 6:51

一部色づき始めている。

10/12 7:25

ヒバ林の中を進む。

10/12 7:25

ヒバとマツとナラが生存競争しているようだ。

10/12 7:37

少し色づき始めたカエデ。

10/12 7:47

最後の水場は水が流れていない。

10/12 7:47

いつもはここまででバテバテで、水をがぶ飲みして大休止するのだが、今回は全く平気。休まずに進む。

10/12 8:10

中間地点の標識。この板もだいぶ朽ちてきた。

10/12 8:13

標高700付近から紅葉が始まる。

10/12 8:54

マテ山からの尾根道。

10/12 8:54

あふれる紅葉に圧倒される。

10/12 8:56

ダケカンバ

10/12 8:58

ブナ

10/12 9:01

徐々に黄色から紅色へと変わる。

10/12 9:10

ダケカンバ

10/12 9:17

山頂尾根を見上げる。ダケカンバの白い枝が輝いている。

10/12 9:20

山頂を見上げる。

10/12 9:21

10/12 9:26

ナナカマドの赤い実。

10/12 9:29

もうすぐ山頂稜線。

10/12 9:46

岩崎の海岸線と日本海。

10/12 9:47

西側斜面。

10/12 10:11

山頂から東方を見る。

10/12 10:12

山頂から岩木山方面

10/12 10:12

北方

10/12 10:14

日本海と米代川の向こうに鳥海山

10/12 10:14

八幡平と岩手山

10/12 10:15

森吉山。奥には秋田駒ヶ岳が見える。

10/12 10:15

10/12 10:16

岩木山

10/12 10:16

八甲田山

10/12 10:18

世界遺産核心部。手前右に摩須賀岳。中央奥に尾太岳。

10/12 10:18

十和田湖方面。御鼻部山が見える。

10/12 10:20

玄関岳

10/12 10:22

岩崎方面

10/12 10:23

椿山と森山崎

10/12 10:40

艫作の農場

10/12 10:43

向白神岳

10/12 10:45

向白神岳の斜面

10/12 10:45

玄関岳

10/12 10:45

笹原の中の紅葉が美しい。

10/12 10:49

向白神までの登山道があったらいいなと思う。

10/12 10:49

10/12 10:52

マテ山と日本海

10/12 10:54

登ってきた登山道。続々と登ってくる。

10/12 10:56

白神川源流部

10/12 10:57

葉を落としたダケカンバが輝く

10/12 10:58

向白神岳

10/12 10:58

向白神岳望遠

10/12 10:59

白神ライン。現在土砂崩れのため通行止め。11月中旬開通予定だが、11月末には冬季閉鎖になってしまう。

10/12 11:00

向白神岳から笹内川へ落ち込む絶壁

10/12 11:00

上から見下ろす

10/12 11:03

笹内川源流部をズーム。

10/12 11:04

10/12 11:09

大峰岳方面へ少し足を伸ばしてみる。

10/12 11:09

10/12 11:10

10/12 11:17

笹内川源流部。空撮している気分♪

10/12 11:19

山頂方面を振り返る。

10/12 11:21

津軽半島や権現崎がうっすらと見えた。

10/12 11:23

ここで引き返す。

10/12 11:52

水平線上に陸地が見えた気がした。
ロシアが見えたか！？と思ったが、雲だった。

10/12 12:03

午後の日差しを受ける西側斜面

10/12 12:08

名残惜しく、下山します。

10/12 14:03

白神川河口から見上げる白神岳。

10/12 14:04

紅葉のグラデーション。
最高の紅葉日和だった。

撮影機器：

Canon EOS 50D Canon

Canon PowerShot G15 Canon

感想

fujita244

　雲一つない快晴だった。
三連休の初日に登るか二日目にするか迷ったが、二日目にして正解だった。
風も無く、ポカポカ陽気で寒さを感じることもなかった。
　駐車場に着くとすでに30台程度の車が止まっていて、登山者が次から次へと登って行く。記帳所では順番待ちの状態だった。今年の夏ぐらいからだろうか、記帳の仕組みが変わり、ポストに登山届けを投函する方式になった。ポストの中は登山届けが溢れていた。以前の記帳式の方が管理しやすいのだろうが。
　天気は快晴だが、朝のうちは太陽高度が低いので、しばらく暗いヒバ林の中を進む。いつもは自分のペースで進むが、今回は先行者も後続者もいるため、なるべく一定のペースで進む。3〜4組を追い越し、後続者1組に抜かれた。ゆっくりと一定のペースで進むと、息も切れず、汗もかかず、休憩もそれほどとらなくて良い。快調にすすむ。最後の水場はほとんど水が流れていなかった。
　標高700m付近から紅葉が始まり、マテ山からの稜線は紅葉まっただ中。日の光に照らされたまばゆいばかりの紅葉に、自分も染まってしまうのではと思うほどの紅葉を浴びる。

　いつも、登りで4時間半かかるが、最近、こまめに運動するようにしていたことや、一定のペースで進んだことが良かったのか、ほとんど休憩せずに3時間半で頂上まで達した。頂上付近は人でごったがえし、昼食をとる場所を確保するのに苦労した。皆、屋外で昼食をとっていたため、私は避難小屋の中で。
　帰りは下山するのがもったいなく、大峰岳方面に少し足を延ばした。笹内川源流部の紅葉がすばらしく、広角の俯瞰で何枚も写真を撮った。志水哲也氏の白神山地空撮写真を見ているようだった。西方の水平線に陸地が見えたような気がしたが、雲だった。ロシアが見えたか！？と思った。そのぐらい天気が良かった。

　三連休の中日とあって、登山口駐車場には50台ほどの車がとまっており、登山者は100名を悠に超えていたと思う。こんなに混雑した白神岳は初めて見た。