苗場山 広い大地と大空と 和田小屋(前夜泊)から小赤沢
- GPS
- 09:25
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,588m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
越後湯沢駅〜和田小屋 ¥5,810 バス 大赤沢〜津南駅 ¥620+荷物料金¥100 ※楽養館の最寄りのバス停は小赤沢です。小赤沢から大赤沢までは約2キロです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
秡川コース、小赤沢コースとも樹林帯は泥濘と滑りやすいゴロゴロの石の道が続きます。 苗場山の山頂部は平坦な木道なので快適です、と言いたいところですが行き違いがしにくかったり、折れていたり不安定なところがありました。 小赤沢の3合目より下の登山道は人通りが少なく今にも熊に出会いそうな静かな道でした。 踏み跡はしっかりありますが、丸太橋の通過や徒渉が必要なところがありますので増水時は注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 小赤沢温泉 楽養館¥500 和田小屋 1泊2食 \7,800 お弁当¥900 |
写真
感想
地元西武沿線では冬になると「みつまた・かぐらスキー場」のポスターが
貼りだされますが、その「みつまた・かぐらスキー場」にある「和田小屋」に前泊して苗場山に行ってきました。
台風の接近が心配でしたが、登山当日はそんなことは微塵も感じない素晴らしい天気でした。
快晴の天気にテンションが上がります。
まずはスキー場の脇の樹林帯のゴロゴロした石と泥濘に注意しながら登っていきます。
途中、中の芝でひと休みです。
展望がよくダイナミックな風景が広がります。
群馬県側の空には雲が広がっていました。
台風の雲を谷川岳が防いでくれているようでした。
神楽ヶ峰を過ぎて苗場山が姿を現すとさらにテンションが上がります。
雲尾坂という最後の急斜面を登りきると、そこには全く違う世界が広がっていました。
スゴイ、スゴすぎる。それはもう素晴らしい景色です。
とても山のてっぺんとは思えません。
池塘めぐりに小赤沢とは反対側の赤湯方面の台地の端まで行ってみました。山頂の小屋から片道20分程度の道のりでした。
それから苗場神社に立ち寄って、このまま下山するのが惜しくて小赤沢と赤倉山の分岐で40分くらいボーっと景色を眺めました。
この時点で小赤沢発16時32分のバスは諦めました。
今回のテーマの一つはバスの時間を気にしないということにしていましたのでとにかくゆっくり歩きます。
素晴らしい景色を堪能して、本当に後ろ髪を引かれる思いで下山です。
小赤沢コースも5合目あたりまでは泥濘と滑りやすい石で歩きにくかったです。
紅葉は陽の当たり方とかちょっとしたことで全然違うので一概に言えませんが小赤沢コースの方が綺麗に感じました。
ほとんどの人のゴール地点の駐車場のある3合目の登山口を過ぎても、私の山歩きは終わりません。
ひとり小赤沢温泉を目指して山道を進みます。
このあたりはとても静かでクマに出会いそうな雰囲気満点です。
「どうかクマさんと鉢合わせしませんように!」と時折大声を発して歩きます。
小赤沢温泉には16時20分に着きました。
今回はバスの時間を気にしないということでしたが、そのおかげでちょっとミスをしてしましました。
小赤沢からのバスは乗ることを端から諦めていた16時32分が最終だったのです。
私がアテにしていた次のバスは2キロ離れた大赤沢からのバスでした。
温泉に入ってからではそのバスにも間に合いませんでしたが、受付のとき温泉の方が大赤沢のバス停まで送ってくれると仰って頂き、楽しみしていた赤褐色の温泉に入ることができました。
小赤沢温泉のおじさんに感謝です。
そんなこんなで色んなことがありましたが、行ってよかった苗場山。
素晴らしいお山です。
自信を持ってお勧めいたします!
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