石川福井県境LINE P1166 小豆山
- GPS
- 06:25
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 773m
- 下り
- 773m
コースタイム
天候 | sunny day |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○危険箇所○ 県境稜線P1011手前の痩せ尾根は雪切れ&藪支配の為通行不可です。 直下の石川県側の急峻な谷筋を巻いて攻略いたしました。(復路も同) 往路時の雪質は締まっていましたのでピッケル&アイゼンが良く利いて難なくクリアー出来ますた。 復路時では気温が上がり雪質は腐り出しましたけども、足が膝辺りまで沈み込む事によって恐怖心は格段に緩和されこれまた難なくクリアー出来ますた。 また復路時では県境稜線960m地点から谷トンネル口へ降りる最短尾根をチョイス。 しかしながら、この尾根は痩せている上に雪切れも現れ出し(雪庇はもろく、クラックも多数あり)、通過の際には藪上ダイブを試みるもかなり難儀ヒヤヒヤさせられますた。 どこの雪山を楽しまれる場合でも「ピッケル」、「アイゼン」、「ヘルメット」を持参いたしましょう。 (ヘルメットは被りっぱよ) |
写真
感想
皆さまこんにちは。
ご機嫌いかがかしら。
今回は晴れよ。勿論眺望にこだわって挑みたいわね。(この出だしはどこかで見たわね…)
直前の3山行は連続して白山眺望が得られなかったので「今回はいただくわよ!」と気合が入ったわ。
(この文面も見たわよ)
特に前回などはお天気お姉ちゃんの申す通り北陸痴呆は最高のお天気だった。
にも関わらず、そすてTOTAL18kmも歩いたのに白山VIEWに恵まれなかった。
(終わってみれば部活の過酷な練習みたいな一日だったかもしれない)
今回はそれら様々な要因を振り返り、確実性(勿論安全性もね)を重視して取り組むわよ。
ほぉ〜、そうですか。えらい前置きが長いようですが、で、率直に今回はどこにするの?
ふっふっふ。それはね、ちょっとお耳を。。。
ん?。
あら? あなた耳の中を掃除したのね。やれば出来るジャナ〜イ。
もしやあなた、好きな女の子でも出来たの?
その女の子にね、膝枕で耳掃除してもらえるともうサイコーよ。
そすてね、気持ちよ〜くなったところでバサ〜っと。。。イヤ〜ンもう、エッチ。
あらいやだ、またまた話が脱線しちゃったわね。
本題に戻るわよ。
今回は、以前仲良しのももちゃんランちゃん達と計画を組みながらも、前日に赤兎劇場にてハッスルしすぎでクッタクタとなり実行するに至らなかった小豆山に決めますた。
賞味期限切れも迫っているので3月中にTRYしたいとずっと思ってたの。
取付きは毎度恒例のR157谷トンネル石川県側口からとしちゃうわよ。
もうね、ここの良さは何kmも延々と続く林道歩きなんざありませんし、ヒョイと登ったら即眺望ってのが実現できるのよ。
今回はウチら的に未踏区間でありますトンネル上から県境稜線を目指しますたわ。
初めてのエリアを歩くってワクワクするよね。
そすて思ったとおりハニーちゃんをウッヒョッヒョ〜にさせた眺望豊かな気持ちの良い稜線でしたわ。
P1011(自称ミラーリPEAK)手前の痩せ尾根回避は以前試みた事があったので、ハニーちゃんにも落ち着いて対処する事が出来ますた。
(こういった経験もさせておきたかったので良かったわ)
小豆山山頂までは幾つものアップダウンがあってちょっとキツイなぁと思えちゃうんだけど、その辛さは美しい大展望が補ってくれるから頑張れちゃうの。
そすて山頂に立った。
ん?、あれれ?。。。
確か山頂に立っていた木に小豆山の表示板があったと思ったんだけど、無いわねぇ。
その代わり低い木立にくくられた小さな板に全く見覚え&聞き覚えのない山名とどこぞの山の会の名が記されていた。
またそれとは別に、その木立自体にも黒マジックで「小豆山という山はありません」と書かれていた。
私ね、あまり人様の事を申すのは本意ではないんだけど、それでも。。。
「・・・」。一体どういうつもりなんだろうね。
はっきり言ってこの行為は「落書き」と一緒じゃないの。
記した山名や地名に関しては、地元の古い資料や当時の村の住民からあらゆる情報を伺うなどして調べ上げた結果「この山名に至りました」との事なのでしょうけども(ネットでは全くヒットしませんが)、だからと言って自然の木立に自分の想いをマジックで書き込む行為って、本当に山を愛する人のする事かしら。
極端な例えかも知れませんが、ウクライナ国内に人様が寝静まる頃合いを見計らって無断でズカズカと入り込んみ、「ここはロシアだよ」と街の至るところに書き込むのと同じじゃね〜の?
私的には御自身の自己満が暴発してるようにしか写らないんですけど。。。
まぁその表示板を設置した会の人と、木に書き込みをした人は全くの別人なのかもしれませんから何とも言えませんけど、人がいないところでコソコソする行為はいかがなものかしら。
私とハニーちゃんは素敵な絶景と静かな森の雰囲気を得られるこのエリア一帯を初めて歩いた時から気に入りました。
そすて今回も最高の展開で歩けた時に、何だかしこりの残るモヤモヤとした気分にさせられ少し残念でありました。
実を申せば今回のこの件だけではなく、地元の山を歩いていると至るところでこういった書き込み行為を目にするの。
そしてその都度「またですか」、「ここもですか」と残念な気持ちになり憤りを覚えていたの。
「そんなのわざわざ書き込まないといけないかしら?」ってね。
ごめんなさいね。ちょっと愚痴っぽくなっちゃったわね。
本当にごめんなさいね。この話はこれでおしまいにして本題に戻します。
本題再会。
P1166小豆山山頂制覇。
そすてその山頂にある問題の木立で事件が起きた。
ハニーちゃんの記念写真を撮ったその直後、手に持っていたサングラスが木立の穴に落ちてしまったの。
春の残雪期に必ず見られる「ツリーホール」ってヤツですよ。
木立は雪面からチョロっとしか出ていないのに、穴はかなり深く2m以上はありそうなの。
それでも雪目になる懸念もあるからそれが無いと困るのよ。
穴に頭から突っ込んで手を伸ばしてみるが、、、届かない。
再度ストックを持ってTRYしてみるが、、、届かない。
・・・。残念ですがお無くなりになりました。
「ええええ〜!、2980円もしたのに〜!。クヤシぃぃぃぃー!」。
「こうなったら彼に託すしかないわ」。
彼?。
「ももちゃん、アナタ春になったら藪スキーでこの地に訪れ(真夏の沢登でもいいし、秋のキノコ散策でもいいわ)、私のサングラスを回収してちょうだい !!!」。
そ〜だそ〜だ、そりゃいい! 彼ならデキル!楽勝楽勝。
ハニーちゃんには私の予備のサングラスを貸し、後半戦を乗り切りますた。
(画像を見ていただくと、前半と後半の彼女の掛けるサングラスが換ってるでしょ)
降りは白山VIEWを正面にして歩けるからテンション爆上がりでお得感満載。
はっきり言ってこちらのコースプランでは消化試合的なところは一切ございませんわよ。
好いとこ取りばっかりで常にエンジョイ&ハッスルしっぱなしとなり、恐怖の痩せ尾根通過もあったりしてエキサイト感も秘めている。
最後にまさかの沢渡渉(橋があるのに橋の機能がなされてないのにはウケたわ)のジャバジャバもあったりして。。。
(増水してたら困った困ったとなってたけどね…)
そすてそすて!
今日も楽しかったね〜と無事国道まで降りてきたら。。。
ん?、もしやあの怪しいピンク男は彼ではないのか?
やっぱりそうだ。「お〜い!、も〜もチャ〜ン!」。
ももちゃんたちも山行を終えたばかりで後かたずけに掛かっていたところを運よく遭遇出来ちゃった。
ワ〜イワ〜イ
今日のももちゃんはどのエリアを楽しんでるんかなぁ?なんて、ずっと思っていたから最後に逢えてめっちゃ嬉しかったワ。
また今度ご一緒お願いいたしまする〜。
今シーズンは思った程の積雪とならなかった為、各山々は賞味期限がかなり迫っていると思われる。
今回の山行コースも陽当たりの好い斜面や下部ではそろそろ限界に達していたし。
それでもまだ雪山ハイクはやりたいから、そろそろ高い標高の山のオープンも早めてほしいな〜なんて思ってんデス。(ど〜か取付きまでの除雪頑張ってくださいまし)
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