三の丸〜氷ノ山 気分は稜線の空中散歩
- GPS
- 05:46
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 841m
- 下り
- 755m
コースタイム
天候 | 晴れながら風強し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・厳しいのは三の丸コースのスキー場部分。そこを過ぎて少し森の中を歩くと、熊笹の尾根道を快適ハイキングです。 |
写真
感想
先週、職場の「仕事&山の先輩」Sさんと歩く予定だった、「三の丸〜氷ノ山周回ハイキング」。残念ながらSさんの膝痛によりキャンセルとなったため、1週遅れのリベンジで一人で歩いてきました。
このコースの勝負どころは序盤。氷ノ山スキー場のゲレンデをリフト最上部まで登るところです。ゲレンデ歩きは初めてでしたが、傾斜が急でこんなにきついものだとは思いませんでした。特に最上部のゲレンデはその名も「チャレンジコース!」。スキーをされる方はこの急傾斜のゲレンデをチャレンジングに滑り降りるのでしょうが、私も自分の体力・気力の限界にチャレンジしつつ、何とかリフト最上部まで上りきりました。ちなみにゲレンデ歩きの前半部はゲレンデのど真ん中を歩きますが、後半部(チャレンジコース部分)はゲレンデ端に造られた階段を歩きます。
リフト最上部から背後を振り返ると北西方面の山並みが一望。ただしリフトの方を見ると、結構な急角度で斜面が下っているのが見えるので、高所恐怖症の人は見ないほうがいいかも、です。
リフトからは少しばかり森の中を歩きますが、15分も歩くと展望が開け、熊笹に覆われた快適な尾根道!ただしこの日は台風19号の影響か風の音が強かったので、私の持っている熊鈴の音が熊に聞こえているのかどうも不安でした。見通しの悪いところではそ〜っと向こう側をのぞいてみたり。風の音や沢の水の音が大きい場所でも、熊は鈴の音を聞き分けているものなのでしょうか?
稜線に出てからはひたすら快適ハイキング!剣山〜ジロウキュウの尾根道(私は写真でしか見たことがありませんが)と同じくらい素晴らしい道でした!天気も快晴、また紅葉も始まっており、休憩所があるたびに休憩して、写真を撮って、時間を忘れて景色を思う存分堪能できました。
三の丸から氷ノ山山頂に着くと強い風。たまらず避難小屋に入り、ちょっと早い昼食をとります。小屋で一緒になった方がボランティアガイドをされてる方で、「今日来られた方はラッキー、大山が見える」とおっしゃってたので、教えられた方角を見ると確かに大山っぽい山容が!大山が見えることもラッキーだそうですが、条件が合えば白山まで見えるそうです。兵庫県から北陸の山が見えるというのはすごいかも・・・
帰りは氷ノ山越から鳥取県側へ。よくよく考えると一人で氷ノ山に来るのは初めてですが、普段は他の人より遅れてしまう氷ノ山直下からの下りも、一人なので焦ることなく慎重に下ることができました。氷ノ山越からほんの30mほど「ぶん回しコース」のさわりも歩いてみましたが、鉢伏山に至る尾根道は魅力満点。氷ノ山と絡めた「ぶん回し」は私の実力からは難しいですが、福定→氷ノ山越→鉢伏山の「半ぶん回し」はぜひ挑戦してみたいです。
最後は、江戸時代に伊勢参りに使われた氷ノ山越〜若桜の道を使って下山。三の丸〜氷ノ山の尾根道がすごく印象に残った山行でした。
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