文三郎尾根から赤岳に登り地蔵尾根経由で日帰り登山
- GPS
- 11:15
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,470m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 11:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の駅小淵沢〜美濃戸口までは、全く雪は無い。 美濃戸口〜赤岳山荘間は、早朝は前日に降った雪が薄っすらと積もっていたが、午後には、シャーベット状になっており、車道の凍結箇所も緩んでいた。 美濃戸山荘〜行者小屋 前日に降った雪が30儷瓩積もっており、厳冬期を思わせる登山路だった。午後も雪は若干溶けていたが踏み固められていた。 行者小屋〜文三郎尾根〜赤岳山頂 前日に降った雪が30儖幣綫僂發辰討り、文三郎尾根の鎖場は一部が出ている状態だった。 赤岳山頂〜地蔵尾根〜行者小屋 赤岳山頂直下の急斜面の下りは、柔らかい雪で踏み固められていない状態だったので、制動がかからず苦労した。地蔵尾根の下りも同様の状態だった。 |
その他周辺情報 | 道の駅小淵沢 0551-36-3280 営業終了 18時 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
テント
|
感想
当初3/18〜3/19にかけて行者小屋でテント泊して赤岳に登る予定だったが、3/18の天気予報が1日中天気が悪く赤岳では降雪予報だったため、急遽計画変更し、3/18に道の駅小淵沢で車中泊し、3/19に日帰りで赤岳に登る計画とした。
20時30分に道の駅小淵沢に着くと、上空には星空が拡がっており、天候は回復していた。翌朝4時起床、準備をして美濃戸口へ移動。美濃戸口の駐車場は、既に満車状態で、何とか空きスペースを見つけ、駐車できた。
登山に支度をしてへッデンを点けて出発!! 林道には、うっすらと雪が積もっている程度で、昨日は雨が主体だったようだ。登るにつれて雪が現れだし、美濃戸では5〜6僂寮兩磴あった。美濃戸山荘で朝食休憩を摂った。南沢コースへ入ると、徐々に雪が増えだし、途中から30冂の積雪になり、靴音がキュッキュッと音をたてていた。
8:40に行者小屋に着き、ここで赤岳登山のための装備を強化した。小屋前にはいつもは沢山のテントが設営されているのだが、この日は、前日の降雪の影響で撤去されたものを入れても10張程度だった。
9:08に赤岳を目指して文三郎尾根にとりかかったが、阿弥陀岳への登山コースを進んでしまい、途中で気づいて引き返すポカをやってしまった。文三郎尾根の鎖場は、前日の雪が40儖幣綫僂發辰討り、鎖は雪の下だった。文三郎尾根から阿弥陀分岐に至るトラバース箇所は、雪が踏み固められにくいため、通過に時間を要した。この頃になると赤岳から下山してくる登山者とのスライドが多くなった。下ってきたからに聞くと、地蔵尾根コースは、トレースがないため、引き返してきたという声が多かった。
阿弥陀分岐に出ると、北アルプスの大展望に加え、中央アルプス南アルプスの素晴らしい眺望が拡がっており、写真を撮るのに忙しかった。
この日は、稜線に出ても、それほど風は強くなく、快適だった。赤岳山頂直下でも多くの下りの登山者とのスライドがあり、気を遣った。
11:20に赤岳山頂に到達した。富士山はうっすらとながら見えていたが、奥秩父山塊の上空には、雲が湧き始めていた。一方、北側は、雲一つない快晴で、北アルプスや頚城山塊や上信越国境の山々がくっきり見え、素晴らしい大展望を堪能した。山頂は、次から次へと登ってくる登山者で混雑しているため、赤岳頂上山荘に移動し、昼食休憩を摂った。
懸念していた地蔵尾根ルートは、この頃になると、登ってくる登山者がルートを付けてくれていたので、地蔵尾根ルートで下山することにした。赤岳北斜面の下山ルートは、通行している登山者が少ないため、足元の雪が柔らかく、アイゼンが効かないため、登りのステップをつぶさざるを得なかっ。赤岳展望荘前で小休止を摂った後、この日の核心部の地蔵尾根コースの下り、一番心配していた取り付き部分は、リッジ状ではなく、片側が壁になっている形でコースが付いており、部分的に鎖が出ており、ホッとした。次の長い鎖場は、鎖が出ていて助かった。核心部を通過し終えて、最後の斜面に来た時、雪が柔らかく、ズルズルと滑ってしまった。柔らかい雪だったので、止まったが、油断大敵の出来事だった。
行者小屋でアイゼンを外し、小休止を摂った。
行者小屋からは、緩んだ雪道を下り80分で美濃戸山荘に下山した。美濃戸山荘で小休止を摂った後、45分で美濃戸口に下山した。この頃には、駐車場の車は、殆ど帰った後で、がらーんとしていた。
今回は、前日の天候悪化で計画変更を余儀なくされたが、当日は、雨上がりで降雪があったため、空気中のごみやほこりが洗い流され、これまでで最高の八ヶ岳ブルーに覆われた好天になり、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、上信越や奥秩父の素晴らしい山並みを堪能でき、大満足の山行となった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する