安達太良山 感激!錦の紅葉にほんとうの空
- GPS
- 06:52
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 770m
- 下り
- 762m
コースタイム
天候 | 10/12 最高の秋晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 登山口右手の建物にあり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ 2
ソフトシェル 1
ズボン 1
靴下 2
グローブ 1
雨具 1
日よけ帽子 1
靴 1
ザック 1
行動食 ジャムパン、カロリーメイト等
飲料 1.5l
ヘッドランプ 1
GPS 1
ガイド地図(ブック) 1
日焼け止め 1
保険証 1
携帯 1
時計 1
サングラス 1
手ぬぐい 1
ストック 1
カメラ 1
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感想
先週末(10/5〜6)と白馬岳に行く予定でしたが、あいにくの台風18号直撃でキャンセルになってしまいました。少ない妻の2連休に期待していた紅葉が見れず、ホントにホントに悔しい思いでした。で、今週は台風19号が近づいていましたが、12日はぎりぎり天気が持ちそうなので、日帰りでも絶対に最高の紅葉を見てやる!と、固く心に決めていました。そして前日まで紅葉情報を調べに調べて選んだのは安達太良山。なんと登山前日(というか紅葉情報を調べていた当日)、福島中央テレビで安達太良山が紅葉見頃というニュースがあったようなのです。( http://www.news24.jp/nnn/news8657216.html ) これはもう安達太良山に行くしかありません! 安達太良山は3月に雪山登山でチャレンジしつつも、猛烈な地吹雪で撤退した因縁の山です。3月の雪の仇を10月の紅葉で討ってやります。
さて関東某所から東北道を延々車を走らせて安達太良山。朝6時登山口を出発の時点で、空は雲に覆われていました。これはどうかなぁ?と思いつつ登っていきます。森の中を登って行くうちにだんだんと空は明るくなり、勢至平に登りついたころにはもう青空でした。もうその後、この日はずっと最高の秋晴れ。空は真っ青に抜ける青空。まさに智恵子が言った「青い空がほんとうの空」です。ちなみに妻は智恵子抄は知っていたのですが、そのなかのあどけない話の一節は知らなかったとのこと。どうりで私がさかんにほんとうの空だねといっても反応が薄かったわけです。
勢至平は3月に地吹雪で撤退したところ。この日はもちろん雪もないので、まったく印象が違いました。風もなく色とりどりの紅葉の中、穏やかなハイキングを楽しむとあっという間にくろがね小屋でした。紅葉の中を歩くという点では、勢至平からくろがね小屋までが一番よかったと思います。道も広々でのんびり歩けますし、視界も開けてて周りの木々の紅葉がとてもよく見えました。
くろがね小屋から山頂にかけては、火山を感じさせる荒涼とした雰囲気。寒々しい感じもしますが、秋晴れの暖かな日差しがちょうどよくすがすがしい気分です。
稜線にあがると人が多くなってきました。もうロープウェーから上がってきた人が山頂にたどり着く時間です。最後のひと登りは混雑していました。山頂からの眺めは壮観でした。私にとってここから山座同定できる山はなくて、磐梯山かなと思った山は後から調べたら吾妻山連山のようでした。方向感覚0…。地元の人と思わしき人が霊山だという山は雲海にぽっかり浮いていて、きれいでした。那須岳かなと思われる山々もどれがそうなのか?といった感じ。
さてここからの下りはロープウェー方面へ。登山道は上がってくる人でいっぱい。登り優先が基本とはいえ、狭い登山道で数十人の列をなす団体の通過待ちには凹みます。登山道も背丈よりも高い木々の間の狭い道なので、見晴らしもあまりよくなく、失敗したかな?と思いつつひたすら下山です。紅葉を楽しむなら勢至平・くろがね小屋ルートのほうが絶対お勧めだと確信しました。
…しかし、ロープウェー山頂駅近くの展望台まで来たら、そこは見事な大パノラマ。安達太良山から勢至平方面の錦に彩られた山肌が一望。さらに穴場はそこから1分ほど登山道を下った場所。手前の木に遮られることがなく観光客もいないので、思う存分写真撮影できます。
このあとは、いままでの大混雑がウソのようなのんびり下山。
本当に楽しい紅葉登山でした。いままでの登山で間違いなく最高級の紅葉登山であったと断言します。
登山を楽しむなら勢至平・くろがね小屋ルートをピストン。紅葉の景色を楽しむなら、ピストン登山の後、ロープウェーで展望台に上がる。これがベストでしょうね。
ぜひ紅葉の安達太良山を楽しんでみてください。
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