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Yamareco

記録ID: 530471
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

錦秋の岩稜・鶏冠山

2014年10月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:07
距離
11.5km
登り
1,355m
下り
1,374m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:07
休憩
2:01
合計
9:08
距離 11.5km 登り 1,369m 下り 1,374m
6:16
17
スタート地点
6:47
17
7:04
7:10
146
9:36
10:10
23
10:33
10:36
11
10:47
11:52
22
12:14
12:15
28
12:43
12:47
108
14:35
14:40
13
14:53
14:54
6
15:00
15:02
2
15:24
ゴール地点
天候 晴れ 
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅みとみ駐車場(車中泊)早朝に西沢渓谷駐車場へ移動。
コース状況/
危険箇所等
東沢渡渉地点 水量少なめ。靴にかぶる程度で飛び石伝いに行けた。
鶏冠尾根前半は道標、テープが要所にあるが、岩稜末端から左へ巻くように進む辺りから目印少なく、踏み跡不鮮明。
西沢渓谷駐車場より見る鶏冠山
西沢渓谷駐車場より見る鶏冠山
ねとりインフォーメーションセンター。トイレあり
ねとりインフォーメーションセンター。トイレあり
しばらく林道をあるく。甲武信岳登山道への分岐。
しばらく林道をあるく。甲武信岳登山道への分岐。
二俣吊り橋
これから向かう鶏冠尾根。
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これから向かう鶏冠尾根。
遊歩道と分かれて鶏冠谷方面へ
遊歩道と分かれて鶏冠谷方面へ
河原をしばらく歩くと東沢渡渉地点。
河原をしばらく歩くと東沢渡渉地点。
水量少なめ。飛び石伝いに渡れる。靴に水がかぶる程度ですむ。靴は濡れたが、防水靴下で問題なし。
水量少なめ。飛び石伝いに渡れる。靴に水がかぶる程度ですむ。靴は濡れたが、防水靴下で問題なし。
すぐに尾根に取り付く。
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すぐに尾根に取り付く。
前半は樹林帯の尾根道。踏み跡はしっかりしている。
前半は樹林帯の尾根道。踏み跡はしっかりしている。
「山頂へ」「出合へ」の道標や、テープが要所にある
「山頂へ」「出合へ」の道標や、テープが要所にある
尾根に岩稜の末端が現れる。ここから岩稜を左に巻くように進む。
尾根に岩稜の末端が現れる。ここから岩稜を左に巻くように進む。
トラロープが出てくる。山頂へはいったん下る
トラロープが出てくる。山頂へはいったん下る
トラバース気味に進む
1
トラバース気味に進む
紅葉が目立ち始める
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紅葉が目立ち始める
ストックが目印?
ストックが目印?
やっと道標が現れるが、ここから第一岩峰の基部への踏み跡が迷いやすい
やっと道標が現れるが、ここから第一岩峰の基部への踏み跡が迷いやすい
第一岩峰基部に到着
第一岩峰基部に到着
西沢渓谷が眼下に見通せる。
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西沢渓谷が眼下に見通せる。
第一岩峰の鎖場を見下ろす。斜度はあるが、ホールドはしっかりある。
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第一岩峰の鎖場を見下ろす。斜度はあるが、ホールドはしっかりある。
鎖はボルトで岩に固定されていた。
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鎖はボルトで岩に固定されていた。
第一岩峰のピークから第二岩峰の鎖場、第三岩峰へ続く岩稜が見通せる
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第一岩峰のピークから第二岩峰の鎖場、第三岩峰へ続く岩稜が見通せる
国師ヶ岳
錦秋に色づき始めた第三岩峰全体。
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錦秋に色づき始めた第三岩峰全体。
第二岩峰をズーム。
第二岩峰をズーム。
第二岩峰基部。
一見ホールドが乏しそうな右側より登る。岩角に残置されたシュリンゲ。
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一見ホールドが乏しそうな右側より登る。岩角に残置されたシュリンゲ。
丸太を使って登る岩。鎖もある。クライムダウンするときは有効。
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丸太を使って登る岩。鎖もある。クライムダウンするときは有効。
第三岩峰基部。槇道へはロープを使って下る。
第三岩峰基部。槇道へはロープを使って下る。
第三岩峰下部。松の木のあるテラスには左側より登れる
第三岩峰下部。松の木のあるテラスには左側より登れる
フレーク状の岩の先が小さなテラスになっている
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フレーク状の岩の先が小さなテラスになっている
ロープをだすなら、ここでカムをきめられる
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ロープをだすなら、ここでカムをきめられる
上部の垂壁。ステップは乏しいが、フリクションがよく効く。岩場の弱点のラインをたどれば、必要なところでしっかりしたホールドが出てくる。闇雲に突っ込むと怖い思いをするかも。
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上部の垂壁。ステップは乏しいが、フリクションがよく効く。岩場の弱点のラインをたどれば、必要なところでしっかりしたホールドが出てくる。闇雲に突っ込むと怖い思いをするかも。
懸垂支点。
第三岩峰をみおろしたところ
第三岩峰をみおろしたところ
第三岩峰のピークをめざす。
第三岩峰のピークをめざす。
山梨百名山の表中があるピーク。
ここから同ルートを下降。
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山梨百名山の表中があるピーク。
ここから同ルートを下降。
稜線上は紅葉がみごろ
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稜線上は紅葉がみごろ
錦秋をまとった岩稜
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錦秋をまとった岩稜
第三岩峰は懸垂下降。40メートルザイルで余裕。第二岩峰以下は、クライムダウン。
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第三岩峰は懸垂下降。40メートルザイルで余裕。第二岩峰以下は、クライムダウン。
振り返って
第三岩峰ピークをアップで。
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第三岩峰ピークをアップで。
第一岩峰へもどった
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第一岩峰へもどった
帰路は、数少ないテープをしっかり確認して進む。
帰路は迷うことなく進めた
帰路は、数少ないテープをしっかり確認して進む。
帰路は迷うことなく進めた
ふたたび目印のストック
ふたたび目印のストック
この印のあるところの岩角を左へまわりこむ
この印のあるところの岩角を左へまわりこむ
木のジャングルをクライムダウン
木のジャングルをクライムダウン
岩稜の末端に到着。あとは尾根道をひたすら下る
岩稜の末端に到着。あとは尾根道をひたすら下る
駐車場に戻って鶏冠山を振り返る
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駐車場に戻って鶏冠山を振り返る

装備

個人装備
ザイル40m

感想

バリエーションルートですが、鶏冠尾根前半は道標やテープなど、しっかり整備されていました。岩稜末端から左へトラバースして進行する辺りから、テープなどの印はまばらになり、踏み跡が不鮮明になります。登りでは、第一岩峰基部をみつけるまで、迷うところがあります。
第一岩峰、第二岩峰とも鎖は整備されて、ボルトで岩に固定されていました。それぞれ斜度はありますが、フリクションがよく効く岩質で、ホールドもあり、快適な登攀を楽しめます。第三岩峰には、鎖がありません。クライミングの経験乏しい人は巻道を利用するのが賢明です。第三岩峰の上部はステップ、ホールドの乏しい垂壁ですが、ラインを読んで岩場に弱点を突いて登れば安定して登れると思います。闇雲に力任せにいけば、怖い思いをすることになります。
下降は、第三岩峰は15.6メートルの懸垂下降、第二、第一岩峰はクライムダウン。懸垂支点に下りるところがいやらしいです。ザイルは40メートルで十分余りました。

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