くじゅう連山(大船山・天狗ヶ城・中岳・稲星山・久住山・星生山)(日本百名山32座目)



- GPS
- 12:50
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,911m
- 下り
- 1,618m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:27
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:21
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
今回は、くじゅう連山の縦走。
2ヶ月前、開聞岳と霧島山に登るために九州遠征を行ったが、違うグループでの九州遠征。たまたま、九州の百名山に連続して訪問する形となった。
1日目、長者原(ちょうじゃばる)から、坊ガツル。大船山をピストンして、法華院温泉山荘に泊。
2日目は、法華院温泉山荘から鉾立峠を通り、中岳、天狗ヶ城と縦走して、久住山をピストン。その後、戻って、牧ノ戸峠方面へ下山開始。途中、星生山をピストンする予定だった。
大船山: 長者原から、登山開始。九州自然歩道を通って、雨ヶ池越(あまがいけごえ)、坊ガツルと徐々に高度を上げる。出発時間が押してしまったこともあり、坊ガツル到着時点で、1時間ほど行程に遅れが出てしまったが、荷物をデポして、必要最低限のものを持ち大船山をピストン。大船山の取り付きからは、急めの登りが続く。段原まで上がりきると、横移動となり、山頂直下が岩場。岩場を越えると山頂となった。
大船山山頂は、狭いが、360度眺望あり。周りの山々を眺めることができた。
特に、危険個所なし。
法華院温泉山荘: 大船山から下山し、坊ガツルから法華院温泉までは、僅か。法華院温泉のお湯は、ゆっくりとつかることができるくらいの温度で、山奥で汗を流すことができるのは最高だった。
特に危険個所なし。
天狗ヶ城: 縦走2日目。当初、法華院温泉から鉾立峠経由で、中岳を目指す予定だったが、法華院温泉のオーナー弘蔵さんにお聞きしたところ、鉾立峠経由の道は、通れないことは無いが、ご遠慮願いたいとのこと。そこで、順路変更して、北千里浜から、久住分かれを経由して、久住山避難小屋を目指した。
まず、法華院温泉からは、若干ぬかるみがある登り。後ろを振り向くと、大船山を眺めることができ、高度が上がると、坊ガツルも一望できた。登り上げると、一気に景色が変わり、山々に囲まれた道。奥に進むと、北千里浜となり、砂利が敷き詰められているような状態であるにもかかわらず、足元は柔らかく、不思議な感覚だった。
北千里浜を抜けて、どんどん高度を上げると、久住分かれ。久住分かれからは、ちょうど、阿蘇山を眺めることができた。久住分かれから、僅かに右手に進むと、久住山避難小屋がある。荷物をデポするために、一旦、久住山避難小屋へ向かった。久住山避難小屋は、シーズンオフの為、トイレを使うことはできなかった。
久住山避難小屋で休憩して、中岳、久住山を通る周回に出発。まずは、久住山避難小屋から、中岳方面へ。天狗ヶ城はパスして、御池経由で、中岳を目指すことになるかと思ったが、せっかく来たので、天狗ヶ城へ。
天狗ヶ城の取りつきから、急めな登りで、高度を上げると、御池が見えてくる。
さらに登ると、天狗ヶ城山頂。天狗ヶ城山頂は、360度眺望あり。遠方には、由布岳を眺めることができた。
特に危険個所なし。
中岳: 天狗ヶ城から、引き続き縦走。400m歩かないくらいで到着。
中岳山頂も360度の眺望あり。
こちらでは、御池の後ろに阿蘇山、逆側に由布岳、その他、周りの山々を一望できた。
中岳は、九州本土の最高峰。以前は、久住山や大船山が最高峰とされていた時期もあったらしいが、再測量の結果、最高峰になったらしい。
特に危険個所なし。
稲星山: 中岳から、引き続き縦走。一旦、池の避難小屋の分岐まで降下して、また登り返して、稲星山山頂。
稲星山山頂も360度の眺望。阿蘇山が近くなり、大船山の大きい山体も見ることができた。
特に危険個所なし。
久住山: 稲星山から引き続き縦走。稲星山山頂から、広い尾根を歩いて降下すると、神明水。神明水は、枯れているのか濁っている状態だったとのこと。
神明水から登り上げると、一旦開けるが、手前のピーク。久住山山頂は、僅かに先のピークだった。
久住山山頂も360度の眺望。
特に危険個所なし。
星生山: 久住山から引き続き、縦走。
久住山山頂から僅かに戻って、久住分れ方面に進み、久住山避難小屋へ戻る。
久住山避難小屋で、デポした荷物をピックアップして、食事休憩後、出発。
急登なルートを通って、久住山避難小屋から見えた、大きな岩山の星生崎の上に上がった。そこから先は、稜線を歩く岩が多いルート。
一旦、降下して、更に岩っぽいルートを進む。右手には、三俣山や、硫黄山の噴煙が見えたりと、絶景だった。
途中、岩の窓を通過したり、滑落してもおかしくないような箇所もあり、なかなか変化のあるルートだった。
星生山山頂も360度の眺望。
岩場があるので、滑落注意。
沓掛山: 星生山から、下山開始。尾根伝いに進み、扇ヶ鼻分岐方面へ。扇ヶ鼻分岐手前では、結構急な降下で、道も狭かった。扇ヶ鼻分岐からは、比較的に落ち着いた道となるが、沓掛山山頂付近は、急な階段などがある。
沓掛山の山頂標柱は、登山道から少し上がったところにあるらしく、見逃してしまった。
星生山の急下降や、沓掛山の山頂付近は、急なため、滑落注意。
牧ノ戸峠へ: 沓掛山山頂を越えると、第一展望所。東屋があり、遠くに雲仙岳も眺めることができた。第一展望所からは、整備された道となり、階段やコンクリートで固められた道になり、僅かに歩くと、牧ノ戸峠に到着した。
特に危険個所なし。
期待以上の広い山域で、色々な変化のある登山。天気も良く、最高の縦走だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する