御正体山:富士山は近いけど眺めは少しだけ、ブナ樹林の静かな山。
- GPS
- 05:48
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 766m
- 下り
- 1,147m
コースタイム
天候 | 薄曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
富士急バス、中山(道の駅どうし)6:58と9:08の2本、山伏峠まで所要17分。平日のみ。 4月4日以降は、御正橋13:15のバスで中山(道の駅どうし)まで戻ることが可能。 https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/3/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
落葉の上を歩く歩きやすい道。泥濘も少ない。雪は全くなし、霜柱さえない。御正体山山頂付近は落葉で道がはっきりしない所もあるが、山頂を目指せば大丈夫。御正橋への下山路は一か所渡渉がある。 |
写真
感想
今回は、渋いところで、御正体山、西丹沢から眺めると存在感がある二百名山だが、眺望はあまり無く、大きなブナの多い静かな山である。富士急バスの中山バス停(道の駅どうし)から山伏峠への6:58のバスで山伏峠まで行って、御正橋に降りる。4月4日からは、御正橋13:15のバスで道の駅に戻ることができるが、3月31日にはない。道の駅までは歩いて帰る予定とした。
中山バス停は道の駅どうしの真ん前にある。が、バス停の表示は反対側の道志小学校方面行しかない。その標識の道路の反対側に富士山駅方面(山伏峠)のバスは停車する。山伏峠への登り口はトンネルの道志側入り口なので、そこで降ろしてもらった。
山伏峠への道は、トンネル左側の広い切り開きを行くと、左に道志水源林の標柱があり、そこから山道に入る。稜線に出て山伏峠、右に御正体山に向かう。冬枯れのブナ林を登って行くと、樹間からではあるが、富士山が大きく見えてくる。石割山分岐から山伏峠は今年1月に降りてきたのだが、山伏峠から登ると、途中に急登が1か所ある。分岐から御正体山に向かうと、少しの間、なだらかな道だが、先ず奥ノ岳への登り、そして送電鉄塔への登りとなる。送電鉄塔付近は、伐採されており、このコース唯一の展望箇所である。富士山はもちろん、南アルプスの眺望が良い。
鉄塔から下って、かなり登ったピークを越すと次が中ノ岳、さらに、小ピーク3つ目で、前ノ岳となる。前ノ岳から一旦少し下って細尾根を通り、最後に200mほど登ると、御正体山の肩に出る。この辺りはブナがきれい。稜線上の緩い登りで御正体山山頂となるが、この辺りは落葉が厚く積もって、道が判りにくい。尾根の左方面にピンクテープや鳥獣保護区の標識があるので、目印となる。大体高い方に向えば間違いない。
御正体山山頂は広いが、廻りは樹林帯で眺望はない。山頂からの下りは、ほぼ90度曲がって、道坂峠方面、白井平分岐へ向かう。急勾配の下りである。こちら側では樹の下の方が剥かれた木が目立つ。シカの食害だろうか。こうなると樹が枯れてしまう。ここまで登山道もシカの糞が目立つ。下草も少ないし、山がダメになってしまう。白井平分岐で標高1350m、山頂から300m降りてきたことになる。分岐からも尾根状の急な下りが続く。尾根から左にトラバースするようになって、進むと沢に出る(折り返し地点)。沢沿いに右岸を下って行くと、右から小沢が合流するようになるが、その間を進み、本流を渡渉する。幅も狭く、水量も多くないので、水中の安定した石に乗って行ける。しばらく沢の左岸を下り、段々道が広くなり、林道に出る。ここから案外直ぐに人家があるが、御正橋までは、まだ距離がある。御正橋からは、国道413号線、道志みちは交通量が多いので、道志側対岸の道を使い、川村バス停の辺りで、道志みちに出て、道の駅まで歩いた。
今日は、高曇で時折陽が当る天候だったが、富士山や南アルプスは見ることができた。この所、今年になって3回目だが、今日も山中では誰にも会わない山行となった。
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