日留賀岳 もう一つの天空回廊へ

2023年04月01日(土) [日帰り]

• GPS: 07:07
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,333m
• 下り: 1,322m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 1:17
• 合計: 7:01

7:15 日留賀岳登山口
7:43 7:46 送電線鉄塔
8:12 8:12 林道終点
9:30 9:43 日留賀嶽神社鳥居
10:57 11:54 日留賀岳
12:43 12:43 日留賀嶽神社鳥居
13:39 13:39 林道終点
13:58 14:02 送電線鉄塔
14:17 14:17 日留賀岳登山口
14:19 ゴール地点

天候

晴れ
冷たい風が吹いていましたがお昼頃に止まりました

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小山さん宅の登山者用駐車場を利用させて頂きました
今度お世話になる時は何か持って行こう

コース状況／危険箇所等

ほぼ残雪はありません
山頂直下の天空回廊にはまだ雪が残っていましたが、緩んでシャバ雪になっていました
表面がヌルッと滑ります

その他周辺情報

小山さん宅で高原野菜を販売されています
日留賀岳手拭　500円
手書きの地図も配布されており1枚頂きました

写真

4/1 7:12

小山さん宅の登山者用駐車場に車を停めさせて頂きました
こちらとは別にも駐車場があるそうで、そちらには先着の方の車が2台停められてありました
丁度小山さんが朝の作業に出て来られたところで、ご挨拶させて頂きました
丁寧にご説明頂きありがとうございます

4/1 7:12

小山さんのご自宅内にも道標がありわかり易かったです

4/1 7:14

登山口手前に登山ノートがありました
名前を書いてスタートです
ノートの横にある箱は手拭500円が入っていました
さっきミニタオル忘れた事に気づいたばかりで渡りに舟といった所です
ノートの下には手書きの地図のコピーがありました

4/1 7:16

手拭500円
嶽の文字がカッコイイ
いや〜よくきたと書いてあります
標高は1849m
覚えやすいね

4/1 7:16

手書きの地図が配られていたので1枚頂きました
塩那スカイラインも書かれています
見どころも書いてある
アクセスのゲートなんかも書いてあります
これはありがたい

4/1 7:18

小山さん宅の裏に鳥居がありここからスタートしました
山に入るまでは熊鈴を鳴らさないように気をつけました

4/1 7:19

まずは鳥居からすぐの祠で安全祈願

4/1 7:21

登り始めは植林帯です
路は杉の落葉でフカフカです

4/1 7:26

短い植林帯を抜けると明るい落葉広葉樹の樹林帯になりました
落葉がフカフカです

4/1 7:33

えびみりんをカジってるみたいになってる

4/1 7:35

落葉で踏み跡は目立ちませんがピンクリボンを目印に進めます

4/1 7:45

地図にも書いてある鉄塔が見えてきました

4/1 7:45

ここピクニックに良さそうだね

4/1 7:46

鉄塔を過ぎると林道に出ました

4/1 7:47

小山さんの地図には林道終点まで25分と書いてあります
右側はカラマツ林
林道は平らで歩き易く、カラマツの落葉でちょっとフカフカしています

4/1 7:49

カーブミラーがありました
怪しい人影が映っています

4/1 7:55

ゼログラビティ〜

4/1 7:56

遠くに雪の付いた峰が見えてきました
鹿又岳みたい

4/1 8:11

林道終点に到着しました
小山さんの地図によるとこのちょっと先で4月から5月にカタクリが見れるらしいです
まだ今日はちょっと早いみたい

4/1 8:11

ブナと樺の林の向こうに山影が見えてきたよ

4/1 8:12

この辺り落葉で路がわかり辛い
ピンクリボンをよく見て踏み跡らしき所を探します
とくにトラバースする路は幅が狭くてわかり辛かったです

4/1 8:14

天気は申し分なし
冬枯れした林は明るくて良い感じです

4/1 8:19

杉が現れたから植林帯になるのかと思ったけどどうやら自生みたい

4/1 8:22

きれいなブナ林
小山さんの地図にも自然林見どころと書いてあります

4/1 8:26

那須の林は美しい
藪も無いね

4/1 8:39

緩やかにトラバースしながら登って行きます
踏み跡はわかり辛いけど迷わずには歩けています

4/1 8:47

道標はあまりありませんがここだけ表記してありトラロープが張られていました
道迷いでもあった場所かな？
確かに登山道が直角に折れている場所で、降りで直進してしまうのかも

4/1 8:47

落葉が減って路がわかり易くなってきました

4/1 8:48

稜線を辿ります
気持ちいい路だ

4/1 9:05

林の根元に笹が茂るようになってきました

4/1 9:09

あ、ピークが見えた
まだ遠いなぁ…

4/1 9:13

残雪がこの辺りから見えるようになりました
暖かいので違和感ある

4/1 9:15

この辺りは登山道に雪が残りわかり辛い
藪が大したことないので迂回しても良い感じ

4/1 9:16

なんか落ちてる
お心当たりのある方は撮影ポイントまで

4/1 9:17

山頂が見えました
天空回廊はまだ残っているみたい
こんな暖かいのに

4/1 9:24

踏み跡はありますが、当てにせず歩きます
踏み抜いてる足跡もあります
今はそれより雪が緩んでいるので踏み跡辿るのはやめました

4/1 9:28

日当たりの良い所まで登ってくると残雪が無くなりました
この先9合目ほどまで残雪上は歩きませんでした

4/1 9:29

木の鳥居に到着しました
ここでちょっと休憩
冷たい風が吹いてきたので着込みました

4/1 9:30

登山道じゃない所には残雪がまだあります

4/1 9:32

薄皮つぶあんぱんでカロリー補給
あ、5個入りが4個入りに変わってる
その分空気が入って袋がパンパンに

4/1 9:48

さて緩やかに登って行きます

4/1 10:02

まぁ路がわかり易くなってきました

4/1 10:10

緩やかで危険箇所もなく歩き易い路です

4/1 10:13

なんか石がありました
「明…」と彫ってある
明治かな？

4/1 10:14

だんだん山影が大きくなってきました

4/1 10:15

これが天空回廊か！
と思ったらここは一部だけ

4/1 10:19

残雪は避けて歩けます

4/1 10:29

ちっちゃい鳥居がありました

4/1 10:30

熊笹の傍を登って行きます
小山さんの地図にも熊笹と書いてある

4/1 10:31

この辺りも避けて歩けます

4/1 10:33

天空回廊の始まりかな？

4/1 10:34

一部尾根の立木を迂回
コメツガかな？

4/1 10:34

来たー！
天空回廊
山頂直下は急勾配みたい
滑らないかな
チェーンスパイク着装

4/1 10:36

おお！黒滝山から大佐飛山への稜線
大佐飛山がすぐそこだ

4/1 10:36

この辺りはなだらかで雪がしまってる

4/1 10:36

これが天空回廊ですね
山頂まで続いてるみたい

4/1 10:40

踏み跡は1人
雪の表面がシャバ雪なのでキックステップで登って行きます

4/1 10:40

雪の表面は黒くなっています
シャバシャバだね

4/1 10:41

振り返ると…あ…あれは高原山と鶏頂山だね

4/1 10:41

霞んで女峰山が見える

4/1 10:47

山頂直下はキックステップを念入りに
結構勾配ある

4/1 10:49

登り切るとまた残雪無しの直登に

4/1 10:50

で、また残雪

4/1 10:51

それを登り切ると水平移動です
一部藪も進みます
これは先週もやったなぁ

4/1 10:53

ふと隣の山塊を見ると下の廊下の水平歩道みたいに見える道がある
廃道になってる塩那スカイラインです

4/1 10:57

もうちょっとで山頂かな

4/1 10:58

山頂に到着しました
まずは日留賀嶽神社にお参りします

4/1 11:02

東には塩那スカイラインのある山塊の向こう側に大佐飛山から黒滝山までの稜線が見えています

4/1 11:02

北の方には幻想的なグラデーションで飯豊連峰が見えています
その右手には磐梯山と吾妻連峰
霞んでてよく見えない

4/1 11:03

西には日光の女峰山と男体山、まだまだ白い日光白根山が見えていますね

4/1 11:03

三角点タッチ

4/1 11:16

先着のお一方としばらくお話しさせて頂きました
僕と同じく男鹿岳の偵察登山みたい
いろいろ情報交換させて頂きました
お昼はまたクッタで

4/1 11:39

南西には高原山と鶏頂山が見えています

4/1 11:47

写真撮ってなかったけど尾瀬の山並みも全て見えています
これは鹿又岳
尾根が日留賀岳の先から繋がっていますが、山頂直下を廃道になってる塩那スカイラインが通っていました
小山さんの地図では塩那スカイラインまでは登山道がないと書かれていましたが、山頂から鹿又岳に向かう踏み跡はありました
ただ途中藪の痩せ尾根を越えて進むことになりそう
踏み跡はあるけど道は無いようです

4/1 11:58

さて、高原山を正面に見ながら下山します

4/1 12:00

降りは怖いよ〜
カカトで頑張ります
クライムダウンするほどの所はありません

4/1 12:06

大佐飛山は今日は誰か歩いてるのかな

4/1 12:07

クランポンケースが枝に掛けてありました
デポではなさそう

4/1 12:16

風が止まり暑い！

4/1 12:20

チェーンスパイクも外して快適に降れました
急登箇所がないから脚に負担が掛かりません

4/1 12:25

大分降ってきたよ
花は咲いてないなぁ

4/1 12:28

すごい巨木

4/1 12:29

巨木タッチ

4/1 12:31

変な木

4/1 12:31

変な木タッチ

4/1 12:41

残雪が融け始めて水が流れ始めてる

4/1 12:42

木の鳥居まで戻ってきました

4/1 12:51

どんどん降って行きます

4/1 13:02

まだ冬枯れのままの林
あと数週間かからないと芽吹いてこないかな

4/1 13:18

林だけでもきれいだけど今日は生き物の気配がまるでありません

4/1 13:22

降りは登りより踏み跡がはっきりわかります
カラマツ林に入ってフカフカが嬉しい

4/1 13:25

カラマツも植林したんだね

4/1 13:38

林道終点まで降りてきたよ

4/1 13:39

シラン沢林道って言うんだ

4/1 13:41

泥岩が風化して崩落しがちな林道です

4/1 13:45

この辺りは芽吹き始めてる
新緑の季節にこの山は大分違う雰囲気になるね

4/1 13:58

天気で良かった
林道歩きで身体も解れます

4/1 14:00

木陰が嬉しくなるくらい気温も上がってきました

4/1 14:08

日留賀嶽神社の建立碑まで降りてきました

4/1 14:14

竹林になりました
こんな所通ったっけ？

4/1 14:15

最初の祠まで降りて来ました
無事下山の感謝
お参りします

4/1 14:17

小山さん宅で登山ノートに下山を記載しました
ここはすっかり春の陽気

4/1 14:19

春はここから山に登って行くんですねー

4/1 14:28

八頭身以上ありそうな小山さん宅のカカシ
よく着せる服のサイズあったねー

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

しおっち

大佐飛山の通称天空回廊の他にも日留賀岳に天空回廊と呼ばれる所があると知り歩いてみることに
時期を外してしまった天空回廊は歩き辛かった
驚いたのはこの山からの眺望です
高原山、日光連山、尾瀬の山々、飯豊連峰、吾妻連峰、磐梯山、大佐飛山、春霞で遠望に限りがあるもののまさに展望台のような山です
それはこれらの山々からは常にこの山が見えていたと言うことでもあるわけですね
残雪が無くなる頃にはこの山も新緑に包まれてさらに印象深い山になるのでしょうが、空気の澄み切る真冬に再訪したい山でもあります