小蓮華山・白馬沢右俣
- GPS
- 07:44
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,011m
- 下り
- 2,011m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:40
天候 | 晴ときどき曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
昨日に続き好天が期待される日。小蓮華山経由で白馬沢右俣を目指す。
ロープウェイに乗るべく栂池スキー場に行くと、雪の少なさに呆然とする。あと何日営業できるのだろうか。ゴンドラとロープウェイを乗り継いで自然園駅に行くとさすがにまだ雪はあるが、多いとは言えない。
シールで湿原を越え、船越の頭まで登る。風はなく暑いくらい。急登もきついがスタートから3時間で稜線に出ることができた。その後は稜線の景色を楽しみながら歩く。ガスが出たり消えたりを繰り返したが、それはそれで楽しかった。
小蓮華の山頂で記念撮影をする。三国境方面へ降りていったのは私達ともう1パーティのみ。ドロップポイントから白馬沢右俣へ滑っていくと予想どおりのザラメでいい感じだった。
ただし白馬沢下部は猛烈なデブリランド。これもまあ予想どおり。何とか避けながら降りていって大雪渓に合流する。
大雪渓はさすがに広いのでデブリはほぼ問題なく回避できる。楽しく降りてあっという間に猿倉荘まで降りてきた。二股への道路は途中で雪切れし最後は30分ほど歩いて二股へ帰還。天気ももってくれていい山行だった。同行してくれたみんなに感謝したい。
春のロープウェイを使っての山行は、金山沢と白馬乗鞍は行った事があるが、稜線に上がったのは初めて。
金山沢のドロップ付近までは同じルートだが、そこからは船越の頭への急登になり、そこそこ疲れる。
寒い時期ならもう少し楽だが、この時期は暑さだけで体力を奪われる。
稜線から小蓮華山頂までは思ったより長く、ニセピークが何度も出てきて初見だと精神的に辛いw、が、それほどきついアップダウンでは無いので気長に歩けば辿り着いた。
途中雪切れでシートラの場面もあり。
白馬沢右俣の滑走は、ここ数回の春雪の中ではザラメでよく走ったのでとても楽しめた。
上から下までほぼストップ無し。
途中のデブリは、完全に沢を埋めてデブリの横断を余儀なくされる場面もあったが、柔らかめのデブリだったのでそれほど苦労はなかった。
自分的には猿倉から小日向までの林道が途中からシートラだったのが一番辛かった。
靴を持っていけばよかった。
前回、新しいMindbenderのスキー板で細いシールを使ったら全く噛まずに苦労したので、今回はSick Dayで使っているBDのシールの余分な部分を折り曲げる作戦を試してみた。
結果的にシールはちゃんと噛んだけど、トップ側が何度か外れたり、テール側も引っかかることがあった。
今回は大きなトラブルにはならなかったけど、この方法は暫定的なもので、今後どうするかは要検討。
シールの問題を別にすれば、Mindbenderは短くて取り回しが楽で、Speed Radicalビンディングのおかげで軽量で快適に登れたし、滑りもRが小さくてすぐに回ってしまうということはあるにせよ、メタル入りで安定感があり、基礎板感覚で楽しめた。
本題の山行について、登りは急登もあるし距離もあるが、危険なところはほとんどなかった。船越ノ頭からの稜線は景色がいいし気持ちいいんだけど、予想以上に長くモードチェンジもあって何度もニセピークに騙された。
その分船越の頭から先に行く人は少ないようで、小蓮華で会ったのは1パーティーだけだった。南側からはのっぺりと見える白馬岳も、この角度からは荒々しくて迫力がある。こんな絶景を貸し切りで見れるのは嬉しい。
小蓮華からの滑走は、斜度も程よく雪質もストップしないザラメで気持ちよく滑れた。
急斜面を下るとデブリ帯に。小規模だけど目の前で雪が崩れたりもしたので慎重かつ迅速に通り抜けた。
猿倉からの下りは早い段階で雪が切れて、モードチェンジを何度かしたけど、素直に歩いた方が早かったかも。開通はまだ先だけど、除雪すれば一発で終わるレベルで当面はつらみが多そう。
朝8時のゴンドラスタートで、下山は16:00。たっぷり楽しめた一日だった。
コメント
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ニアミス、というか何度もすれ違っていたと思います(気づけませんでした・・・)。今度山でお会いした際にはご挨拶させてくださいm(_ _)m
私は落石だらけの小蓮華直登ルンゼに行きましたが、この日は白馬沢右俣が正解でしたね。おつかれさまでした。
あーまたですかwwww
全然気付いてませんでした。次回お会いしたらぜひ!
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