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Yamareco

記録ID: 5350612
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

陽春の甲駿相国境稜線・日本百低山ハイク(籠坂峠〜立山〜大洞山〜三国山〜山中湖畔)

2023年04月09日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 神奈川県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:04
距離
13.1km
登り
544m
下り
654m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:17
休憩
1:15
合計
5:32
距離 13.1km 登り 549m 下り 663m
8:25
5
8:51
8:52
32
立山(太刀山)コース分岐
9:24
9:25
2
9:27
9:28
5
9:33
9:35
7
9:42
9:45
10
9:55
9:57
7
10:04
43
10:47
10:57
26
11:23
11:27
11
11:38
10
11:48
12:21
15
12:36
11
12:47
12:52
9
展望スポット
13:01
13:09
14
13:36
21
13:57
山中湖畔・クリスマスの森入口バス停
天候 終日快晴微風
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路)JR御殿場駅より路線バス始発便にて籠坂峠へ[スイカ利用可]
(復路)山中湖畔のバス停(クリスマスの森入口)より右回りバスにて紅富士の湯へ移動[※途中混雑のため約20分強の遅れ]
コース状況/
危険箇所等
・籠坂峠先の公園墓地から三国山ハイキングコースへの入口、墓地の奥側にあって少々分かりにくい
・途中の分岐からは直接国境稜線上のアザミ平へ向かうルートがメイン、立山(太刀山)方面へのサブルートは火山灰質の抉れた道で若干歩き難い区間あり
・立山東分岐から三国山までの甲・駿国境稜線は「富士箱根トレイル」の道標など要所に案内標識多数、展望は今一つながら良く整備され、特段の不明瞭・危険箇所等なし
・三国山から三国峠への下山路、広い急斜面の抉れたメインルートを縫うように複数の踏跡あり、方向注意
・三国峠からパノラマ台までの舗装道歩き、スピード超過気味のナナハンライダーやスポーツカーなども多数行き交い、歩行注意
その他周辺情報 ・紅富士の湯にて日帰り入浴(同所HPより取得した割引クーポンで1割引、大人810円/露天風呂・休憩スペース・食堂・土産品コーナーあり)
・同所より富士山駅・河口湖方面の路線バス(1時間に一本運行)、途中混雑・渋滞のため定刻より1時間近くの遅れで到着[※いつ到着するか不明のため、バス停前で当てもなく待ち続けるのが大変苦痛…(涙)]
前夜の雨も上がって好天予報、今回は週末の日帰りツアーとし、小田急線にて多摩川を渡り、相駿国境方面へ。時刻は朝5時半過ぎ、だいぶ日の出が早くなり、行動時間が拡がって助かります!
by  F-04K, FUJITSU
2
前夜の雨も上がって好天予報、今回は週末の日帰りツアーとし、小田急線にて多摩川を渡り、相駿国境方面へ。時刻は朝5時半過ぎ、だいぶ日の出が早くなり、行動時間が拡がって助かります!
松田で御殿場線乗換え。ここ数日の降雪で、富士子様の雪も程良くリフレッシュ、青空との鮮やかなコントラストが素敵!
2023年04月09日 06:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 6:46
松田で御殿場線乗換え。ここ数日の降雪で、富士子様の雪も程良くリフレッシュ、青空との鮮やかなコントラストが素敵!
御殿場から山中湖行きバス1便は
まずまずの混雑。20分の待ち時間、余裕で座れそう…〈ホッ…〉
2023年04月09日 07:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 7:41
御殿場から山中湖行きバス1便は
まずまずの混雑。20分の待ち時間、余裕で座れそう…〈ホッ…〉
バスは富士外輪山の尾根目指し、緩やかに登っていきます。
2023年04月09日 07:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
4/9 7:55
バスは富士外輪山の尾根目指し、緩やかに登っていきます。
標高1,100mの籠坂峠バス停下車、快晴微風ながら気温5度でかなり冷えます。降りたのは小生のみ、外人観光客はじめ他の乗客全員は山中湖方面へ。本日も孤独な山旅スタートです…〈苦笑〉
2023年04月09日 08:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
4/9 8:23
標高1,100mの籠坂峠バス停下車、快晴微風ながら気温5度でかなり冷えます。降りたのは小生のみ、外人観光客はじめ他の乗客全員は山中湖方面へ。本日も孤独な山旅スタートです…〈苦笑〉
公園墓地脇の駐車スペースの奥から細い路に変わり、水洗トイレあり。
2023年04月09日 08:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 8:29
公園墓地脇の駐車スペースの奥から細い路に変わり、水洗トイレあり。
墓地をグルリと回り込むと、県境ハイキングコースの入口あり。入口が少々分かりにくい感じ…
2023年04月09日 08:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 8:38
墓地をグルリと回り込むと、県境ハイキングコースの入口あり。入口が少々分かりにくい感じ…
分岐通過。メジャーな三国山ハイキングコースは左、マイナーな太刀山(立山)ルートは右方向。当方は当然の如く、遠回りのマイナーコースへ!
2023年04月09日 08:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
4/9 8:50
分岐通過。メジャーな三国山ハイキングコースは左、マイナーな太刀山(立山)ルートは右方向。当方は当然の如く、遠回りのマイナーコースへ!
マイナーな割には、出だしは良く踏まれた路です。途中から火山灰質の抉れた道となり、少し歩きにくくなりますが…
2023年04月09日 08:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 8:52
マイナーな割には、出だしは良く踏まれた路です。途中から火山灰質の抉れた道となり、少し歩きにくくなりますが…
稜線分岐が近づき、勾配も緩んで久々の人工物(文字が消えかかってますが、どうやら「盗掘した植物を復元せよ!」との犯人への警告カンバン…〈怖…〉)と赤テープ出現。
2023年04月09日 09:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 9:19
稜線分岐が近づき、勾配も緩んで久々の人工物(文字が消えかかってますが、どうやら「盗掘した植物を復元せよ!」との犯人への警告カンバン…〈怖…〉)と赤テープ出現。
富士箱根トレイル上の立山東分岐着。ここにザックをデポし、展望台のある立山山頂往復します。
2023年04月09日 09:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 9:24
富士箱根トレイル上の立山東分岐着。ここにザックをデポし、展望台のある立山山頂往復します。
ここが立山山頂ですが、樹林に囲まれ展望ほぼゼロ…。あと300m歩き、展望台まで行ってみましょう…
2023年04月09日 09:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
4/9 9:28
ここが立山山頂ですが、樹林に囲まれ展望ほぼゼロ…。あと300m歩き、展望台まで行ってみましょう…
なだらかな道を5分ほど辿り、北東側の開けた展望スポット着。富士山腹の宝永火山がモッコリ、早くも山向こうから雲がモクモク…。サッサと引き返し、先を急ぎます。
2023年04月09日 09:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 9:33
なだらかな道を5分ほど辿り、北東側の開けた展望スポット着。富士山腹の宝永火山がモッコリ、早くも山向こうから雲がモクモク…。サッサと引き返し、先を急ぎます。
10分弱の登りで、本日2座目のピーク・畑尾山着。ここも展望ナシ…〈涙…〉
2023年04月09日 09:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
4/9 9:54
10分弱の登りで、本日2座目のピーク・畑尾山着。ここも展望ナシ…〈涙…〉
振り返ると、木の間に白く大きな富士。位置的に宝永火口から噴気が上がっているように見え、何やら不気味…
2023年04月09日 09:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 9:55
振り返ると、木の間に白く大きな富士。位置的に宝永火口から噴気が上がっているように見え、何やら不気味…
右の樹間からは、これから辿る大洞〜三国山の国境稜線、その左には昨秋の関東百山完登後に歩いた、特徴的な山容の鉄砲木ノ頭が登場。
2023年04月09日 09:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
4/9 9:58
右の樹間からは、これから辿る大洞〜三国山の国境稜線、その左には昨秋の関東百山完登後に歩いた、特徴的な山容の鉄砲木ノ頭が登場。
アザミ平通過。モノトーンの新しい富士箱根トレイルの道標の前、色彩豊かで温もり溢れる旧い案内標識が良い味出してます…
2023年04月09日 10:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 10:04
アザミ平通過。モノトーンの新しい富士箱根トレイルの道標の前、色彩豊かで温もり溢れる旧い案内標識が良い味出してます…
平らで超平和な尾根道の慫慂が続きます。この悦楽が永遠に続けば、と願うひととき…
2023年04月09日 10:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 10:06
平らで超平和な尾根道の慫慂が続きます。この悦楽が永遠に続けば、と願うひととき…
海側の展望が開け、モッコリ型の金時山など箱根外輪の奥に、噴煙たなびく神山など中央火口の山々。
2023年04月09日 10:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 10:08
海側の展望が開け、モッコリ型の金時山など箱根外輪の奥に、噴煙たなびく神山など中央火口の山々。
眼を右に転じると、霞んでますが沼津アルプスの向こうに伊豆の山々、右には海から聳える愛鷹連峰。
2023年04月09日 10:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
4/9 10:10
眼を右に転じると、霞んでますが沼津アルプスの向こうに伊豆の山々、右には海から聳える愛鷹連峰。
今越えてきた畑尾山の向こうに、白妙の富士がひょっこりはん…〈笑〉
2023年04月09日 10:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 10:14
今越えてきた畑尾山の向こうに、白妙の富士がひょっこりはん…〈笑〉
枯れ木の向こう、富士裾野の寄生火山と愛鷹連峰が全貌を現しました。
2023年04月09日 10:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
4/9 10:21
枯れ木の向こう、富士裾野の寄生火山と愛鷹連峰が全貌を現しました。
その右には再び富士山ドーン。凛々しいお姿に、思わず何度でも撮ってしまいます…
2023年04月09日 10:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 10:23
その右には再び富士山ドーン。凛々しいお姿に、思わず何度でも撮ってしまいます…
大洞山頂直下、コバイケイソウの芽吹き。春ですねー。
2023年04月09日 10:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
4/9 10:45
大洞山頂直下、コバイケイソウの芽吹き。春ですねー。
気持ち良い稜線漫歩に気が緩み、コースタイムを若干オーバーして漸く大洞山頂着。日本百低山の1座、本日の主目的は一先ず達成です。情報量多めの山梨県側の山頂標識で、まずは記念の自撮り1枚。
2023年04月09日 10:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 10:47
気持ち良い稜線漫歩に気が緩み、コースタイムを若干オーバーして漸く大洞山頂着。日本百低山の1座、本日の主目的は一先ず達成です。情報量多めの山梨県側の山頂標識で、まずは記念の自撮り1枚。
展望ほぼゼロの地味なピークですが、三等三角点あり。静岡県側の山名板はお馴染み富士箱根トレイル版ですが、こちらには「角取山」の別名が記されてます。
2023年04月09日 10:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 10:50
展望ほぼゼロの地味なピークですが、三等三角点あり。静岡県側の山名板はお馴染み富士箱根トレイル版ですが、こちらには「角取山」の別名が記されてます。
平和でなだらかな稜線漫歩が続きます。ここにも瑞々しいコバイケイソウの群落。
2023年04月09日 11:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
4/9 11:06
平和でなだらかな稜線漫歩が続きます。ここにも瑞々しいコバイケイソウの群落。
次なるピーク、楢木山頂着。ここもコバイケイソウに囲まれた、一際お地味な頂上です。さすがにお腹が空いてきましたが、ランチ休憩はオーラスの大展望に期待して、本日のラスボス・三国山に持ち越しましょう…
2023年04月09日 11:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 11:24
次なるピーク、楢木山頂着。ここもコバイケイソウに囲まれた、一際お地味な頂上です。さすがにお腹が空いてきましたが、ランチ休憩はオーラスの大展望に期待して、本日のラスボス・三国山に持ち越しましょう…
ちょっとしたコバイケイソウ・パラダイス。元気で賑やか、驚異の快足!?の地元シニアハイカー一行に追い立てられるように進みます。
2023年04月09日 11:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 11:32
ちょっとしたコバイケイソウ・パラダイス。元気で賑やか、驚異の快足!?の地元シニアハイカー一行に追い立てられるように進みます。
苔生した倒木とコバイケイソウの力強い芽吹き。生命の終わりと再生を象徴する、趣ある構図です。
2023年04月09日 11:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 11:45
苔生した倒木とコバイケイソウの力強い芽吹き。生命の終わりと再生を象徴する、趣ある構図です。
本日のラスボス、三国山頂着。その名の通り、かつて密かに小生が全国制覇を目論んだ、3県境の1つです(甲・駿・相)…
2023年04月09日 11:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 11:48
本日のラスボス、三国山頂着。その名の通り、かつて密かに小生が全国制覇を目論んだ、3県境の1つです(甲・駿・相)…
さすが古くから往来のあるピークだけあり、駿河国と甲斐・相模の境界を示す「御料地境界」の石碑あり。3県境に相応しいモニュメントです。
2023年04月09日 11:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 11:50
さすが古くから往来のあるピークだけあり、駿河国と甲斐・相模の境界を示す「御料地境界」の石碑あり。3県境に相応しいモニュメントです。
相模の国らしく、東側には丹沢の案内看板も登場。「ここからは俺たちに任せろ!」の風貌です。
2023年04月09日 11:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 11:53
相模の国らしく、東側には丹沢の案内看板も登場。「ここからは俺たちに任せろ!」の風貌です。
山頂は樹林に囲まれ、相変わらず展望イマイチですが、片側ハゲ山!?の鉄砲木ノ頭、その奥の御正体山が辛うじて見えます。程なく到着のシニアハイカー達が「静岡・山梨・神奈川のどこでご飯食べる?」など賑やかに嬌声を上げるのを聞きながら、神奈川県側のこちらでランチ休憩。
2023年04月09日 11:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 11:54
山頂は樹林に囲まれ、相変わらず展望イマイチですが、片側ハゲ山!?の鉄砲木ノ頭、その奥の御正体山が辛うじて見えます。程なく到着のシニアハイカー達が「静岡・山梨・神奈川のどこでご飯食べる?」など賑やかに嬌声を上げるのを聞きながら、神奈川県側のこちらでランチ休憩。
お腹も朽ち、山頂もシニア各氏のよもやま話でだいぶ賑やかなので、そそくさと下山開始。ここからは駿河の国に別れを告げ、甲・相国境の急坂を三国峠へと下ります。
2023年04月09日 12:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 12:22
お腹も朽ち、山頂もシニア各氏のよもやま話でだいぶ賑やかなので、そそくさと下山開始。ここからは駿河の国に別れを告げ、甲・相国境の急坂を三国峠へと下ります。
鉄砲木ノ頭の広闊な枯れ野の左に、山中湖が大きく見えてきました。左の木の間越しには、白銀の南アルプスもチラ見え中…
2023年04月09日 12:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 12:27
鉄砲木ノ頭の広闊な枯れ野の左に、山中湖が大きく見えてきました。左の木の間越しには、白銀の南アルプスもチラ見え中…
自動車・バイクの排気音が一際大きくなると、昨秋踏んだ三国峠の駐車場着。これで甲相国境稜線からの足跡が、籠坂峠まで延びました…。
2023年04月09日 12:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 12:37
自動車・バイクの排気音が一際大きくなると、昨秋踏んだ三国峠の駐車場着。これで甲相国境稜線からの足跡が、籠坂峠まで延びました…。
皮肉なことに、車道をかなり下ってくると、鉄砲木ノ頭の山腹に拡がるススキの大草原の末端に出て、本日一番の大パノラマ!ドライバーやバイカー各氏も、この素晴らしい景観に感嘆しきり…
2023年04月09日 12:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 12:45
皮肉なことに、車道をかなり下ってくると、鉄砲木ノ頭の山腹に拡がるススキの大草原の末端に出て、本日一番の大パノラマ!ドライバーやバイカー各氏も、この素晴らしい景観に感嘆しきり…
南アルプスも左端の赤石から右端の白根三山〜鳳凰まで、バッチリ見えてます!
2023年04月09日 12:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
4/9 12:47
南アルプスも左端の赤石から右端の白根三山〜鳳凰まで、バッチリ見えてます!
王岳〜節刀ヶ岳など御坂の山々、石割山・太平山の奥には三ッ峠山もチラ見え…
2023年04月09日 12:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 12:48
王岳〜節刀ヶ岳など御坂の山々、石割山・太平山の奥には三ッ峠山もチラ見え…
ハイキング路入口のバス停まで下山しましたが、湖右回りのバス時刻までかなり余裕あり、先のバス停まで歩くことに。この辺り、慶応体育会や筑波大などの山荘が立ち並ぶ「大学ロッジゾーン」ですね。
2023年04月09日 13:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 13:29
ハイキング路入口のバス停まで下山しましたが、湖右回りのバス時刻までかなり余裕あり、先のバス停まで歩くことに。この辺り、慶応体育会や筑波大などの山荘が立ち並ぶ「大学ロッジゾーン」ですね。
専大セミナーハウス先の湖岸広場(撫岳荘さんの敷地…)からは、晴天で雪面のテカった富士子様がドドーン!
2023年04月09日 13:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 13:35
専大セミナーハウス先の湖岸広場(撫岳荘さんの敷地…)からは、晴天で雪面のテカった富士子様がドドーン!
小田急フォレストコテージ前通過。沿線住民としては親近感アリ、雰囲気のあるリゾート施設です。
2023年04月09日 13:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 13:45
小田急フォレストコテージ前通過。沿線住民としては親近感アリ、雰囲気のあるリゾート施設です。
クリスマスの森入口バス停。2時間に一本の湖右回りバスは貴重な上、車道をだいぶ歩いて疲れたので、ここからバスに乗ることに。
2023年04月09日 13:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 13:55
クリスマスの森入口バス停。2時間に一本の湖右回りバスは貴重な上、車道をだいぶ歩いて疲れたので、ここからバスに乗ることに。
バス停前の公園はまだサクラ楽しめます。湖岸の公園は「日本の渚百選」の由。あの手この手で観光客や「百選マニア」(小生も相当怪しい…〈苦笑…〉)を誘引中…
2023年04月09日 13:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 13:57
バス停前の公園はまだサクラ楽しめます。湖岸の公園は「日本の渚百選」の由。あの手この手で観光客や「百選マニア」(小生も相当怪しい…〈苦笑…〉)を誘引中…
結局、路線バスは定刻より20分強の遅れでやって来て、お待ち兼ねの紅富士の湯には予定より30分推しで入館。露天風呂含め、良いお湯でした。
2023年04月09日 15:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/9 15:58
結局、路線バスは定刻より20分強の遅れでやって来て、お待ち兼ねの紅富士の湯には予定より30分推しで入館。露天風呂含め、良いお湯でした。
約1時間遅れ、満員のバスに揺られ富士山駅へ。ホームも電車も外人観光客グループで溢れんばかり…。売店で仕入れたツマミと缶チューハイで一人プチ打ち上げしつつ、夕景の富士を観望。今日も1日、雲一つない好天に感謝です。
2023年04月09日 17:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/9 17:03
約1時間遅れ、満員のバスに揺られ富士山駅へ。ホームも電車も外人観光客グループで溢れんばかり…。売店で仕入れたツマミと缶チューハイで一人プチ打ち上げしつつ、夕景の富士を観望。今日も1日、雲一つない好天に感謝です。
撮影機器:

感想

定年後「自由人」として迎えた2回目の週末、うららかな好天予報に誘われ、ルーティン化しつつある日本百低山の日帰りソロツアーへ。今回は前週の平日超静寂ハイクの反動からか、人恋しさもあり日曜早朝から小田急〜JR御殿場線を乗り継ぎ、メジャーな富士外輪の甲・駿・相国境稜線を目指します。御殿場駅からの始発バスはそこそこの混雑、同好の士も少なからず…との予想は見事に裏切られ、登山口の籠坂峠で下車したのは小生ただ一人…。この日も最初のピーク・立山(太刀山)から暫くは孤独な山旅となりました。2番目のピーク・畑尾山を越えて少し進んだ小平地・アザミ平からは、お馴染み・箱根の山々と駿河湾を前景に、伊豆の峰々や海から聳える愛鷹連峰を一望でき、コバイケイソウの瑞々しい芽吹きと併せ、一人長閑な国境の稜線歩きの悦楽に浸ります。
 以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、本日のメインターゲット・大洞山(日本百低山)を越えても展望の薄い樹林帯の尾根歩きが続きます。楢木山を過ぎると、賑やかな地元シニアハイカーのご一行に追い立てられるように先を急ぎ、最後のピーク、文字通り駿河・甲斐・相模の3県境の三国山山頂にお昼前到着。ここでも程なく到着したシニアパーティの嬌声に気圧され、弁当昼食の後にそそくさと下山開始。昨秋の関東百山フィナーレ山行で足跡を延ばした三国峠から、多くのライダーや自家用車の排気音に遠慮しながら舗装道路を下っていくと、カーブ地点で鉄砲木ノ頭山頂から拡がるススキ・カヤトの原の末端へ飛び出し、皮肉にも秀麗な富士から白銀の南アルプスの峰々、そして御坂山塊の見慣れた山々など、本日一番の大パノラマが視野いっぱいに広がります。すぐ横には路肩駐車し写真撮影に降りてきた観光客が多数居並び、クマ鈴とストック姿のヤマラーの当方はアウェー感満点…。クルマでも来られる展望ポイントからの眺望は有難味がないなあ、などとボヤきたい心境に囚われながらも、ズラリ勢揃いの南アの3,000m峰オールスタ−ズを端から端まで確認しつつ撮影、一人悦に入ります。当初計画の下山ポイント・三国山ハイキング路入口のバス停に降り立つと、次のバスまで40分待ち…。先週の外秩父ハイクの際と同様の展開に、やむなく歩けるところまでバス路をトボトボ進むことにします。
 …と、ここまでは波乱なくお気楽なハイキングを楽しんだものの、この日の「核心部」はここから大月までのバス・電車移動でした。世界遺産の富士山エリアは春爛漫の花盛り、好天の日曜午後とあって、文字通り外人観光客の洪水状態!山中湖畔右回りの路線バスは結局20分以上遅れてやって来ます。更に途中の渋滞で当初計画より30分近くの遅れにて、ようやく紅富士の湯に到着、いつもの下山後のお楽しみ、日帰り入浴へ。スマホで入手した割引クーポンを使って入館券をゲット、午後になってもスッキリ全身を晒して下さる富士の眺めを存分に楽しみながら、広い浴場と露天風呂で山旅の疲れを癒やします。ダッシュで着替えや土産品調達を済ませ、定刻少し過ぎたところで富士山駅に向かう温泉玄関前のバス停に並んだところ、何と50分近くも待ちぼうけ!すっかり湯冷めしてしまい、疲れも倍加、いつまで経っても来ないバスに業を煮やした隣の外人ハイカーお二人に「ここでタクシーを呼ぶにはどうしたらいいの?」と問いかけられる始末…。やはり週末の首都圏近郊超人気スポットでのバス移動は全く定期ダイヤが当てにならず、要注意です。
 この後通過した人気の高い忍野八海エリアでは、バスに乗り切れない程の乗客が押し寄せ、「もっと奥に詰めてくれ!日本語の分かる乗客はいないのか!」などと数少ない日本人乗客の怒号が飛び交う中、運転手さんの必死のブロック・誘導にてようやく出発。予定時刻より1時間以上の遅れで何とか辿り着いた富士急・富士山駅ホームや大月までの車中も、文字通り世界各国からのガイジンさんで溢れ、さながら海外の超人気観光地の様相です。まあ、こうしたコロナ禍明けのインバウンドの急速回復は、国内経済には朗報なのですが…〈苦笑〉。仕方なく、富士山駅ホームで富士急の電車を待つ僅かな時間に、駅の売店で仕入れた缶酎ハイとスナックにて素早くプチ打上げ。ほろ酔い気分で大月駅に辿り着き、多くの外人諸氏がこぞって特急かいじに乗り込む中、混雑も緩和された中央線各駅停車にて、帰宅の途についた小生でありました。
 ということで、公共交通機関を使っての日曜日帰りハイクは、好天・大展望にも恵まれ途中までまずまずの首尾ながら、下山後の大混雑・遅れまくりの移動ですっかり疲弊しました。やはり「毎日が日曜日」の当方としては、中途半端な人恋しさや好天予報に篭絡されることなく、自らの特権を最大限活かした平日ハイクに勤しむべき、と思い直した次第です。さて、季節が早くもサクラ・ツツジの花盛りから新緑シーズンへと移ろう中、次はどこの低山を目指そうか…。
[※2023年4月11日、satonao1記す]

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