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Yamareco

記録ID: 5357757
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

南牧村 アカヤシオ咲く大津から三ツ岩岳へ

2023年04月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:34
距離
5.3km
登り
725m
下り
712m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:30
休憩
2:55
合計
6:25
8:40
8:53
45
9:38
10:00
15
10:15
10:48
8
10:56
10:56
7
11:03
11:09
8
11:17
11:53
20
12:13
12:13
8
12:21
12:21
31
12:52
13:51
15
14:06
14:10
13
14:23
14:25
5
14:30
14:30
0
14:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
群馬県南牧村の “大仁田ダム” をターゲットする。
国道254号線(上信越自動車道下仁田IC下車)で下仁田町に向かい、県道45号線に合流し南牧村に入る。
道の駅なんもくを過ぎ、左に上野村へ通じる湯の沢トンネルへの道を分ける。県道は93号線に変わり南牧村の中心地へと進む。JAや役場のある三叉路(小さな郵便局がある)で左へ曲がれば大仁田集落まで1本道だ。集落から大仁田川に沿った林道を走れば立派な大仁田ダム基部に着く。

路肩駐車も含め30台は停められるパーキングがあるが、アカヤシオの咲く時期はウィークデイでも満車になることがある。
コース状況/
危険箇所等
このルートは、一般登山道ではないセクションがあります。   
入山に際しては読図や登攀力など、未整備のルート歩きの経験とスキルが必要であることに留意してください。
大仁田ダムからスタート
3
大仁田ダムからスタート
私たち以外、ほぼ全員が一般トレイルへ進むが、私たちはダムサイトへ登ります。
足元には エイザンスミレ 
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私たち以外、ほぼ全員が一般トレイルへ進むが、私たちはダムサイトへ登ります。
足元には エイザンスミレ 
モスグリーンの大仁田湖を左手に見ながら、ダムサイトを上流へと歩く。
前方の岩壁に生えるピンク色の花はアカヤシオだね。
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モスグリーンの大仁田湖を左手に見ながら、ダムサイトを上流へと歩く。
前方の岩壁に生えるピンク色の花はアカヤシオだね。
ダムの水源地、大仁田川の上流へと進む。
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ダムの水源地、大仁田川の上流へと進む。
足元には ネコノメソウ、ハシリドコロ、ヒトリシズカ などの春の定番植物が見られる。
おや、この樹木は何だろう? 葉はブナのようだが・・・ブナの雄花かな?
2023年04月11日 13:54撮影
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4/11 13:54
足元には ネコノメソウ、ハシリドコロ、ヒトリシズカ などの春の定番植物が見られる。
おや、この樹木は何だろう? 葉はブナのようだが・・・ブナの雄花かな?
大仁田川は、なかなか美しい沢だね。
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大仁田川は、なかなか美しい沢だね。
しばらく沢をつめてから、大津入口とされる涸れ沢から右岸の尾根に登る。
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しばらく沢をつめてから、大津入口とされる涸れ沢から右岸の尾根に登る。
10分ほど植林帯を登ると、自然林の岩稜となるので、左から巻いて行く。
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10分ほど植林帯を登ると、自然林の岩稜となるので、左から巻いて行く。
急登のザレ斜面には、チェーンスパイクが有効だ。西上州あるあるだね。
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急登のザレ斜面には、チェーンスパイクが有効だ。西上州あるあるだね。
花付きの良いミツバツツジの木に感激!
2023年04月11日 14:07撮影
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4/11 14:07
花付きの良いミツバツツジの木に感激!
登高の疲れも癒されるな〜♪
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登高の疲れも癒されるな〜♪
稜線に出て、東へ進むと・・・OH! アカヤシオ きた〜!
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稜線に出て、東へ進むと・・・OH! アカヤシオ きた〜!
ミツバツツジとアカヤシオのコラボレーション!
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ミツバツツジとアカヤシオのコラボレーション!
え!ここがピーク? ピークらしくない大津の中央峰に到着。
2023年04月11日 14:04撮影
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4/11 14:04
え!ここがピーク? ピークらしくない大津の中央峰に到着。
休憩後は、北西峰へ。
2023年04月11日 14:09撮影
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4/11 14:09
休憩後は、北西峰へ。
鞍部から3級くらいの岩登りでピークへ
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鞍部から3級くらいの岩登りでピークへ
北西峰ピーク
北西峰から見た中央峰。やはり藪ピーク(笑)
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北西峰から見た中央峰。やはり藪ピーク(笑)
北西峰から見た北峰と東峰
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北西峰から見た北峰と東峰
北西峰の下降はラペルしました、
2023年04月11日 14:13撮影
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4/11 14:13
北西峰の下降はラペルしました、
次は北峰へ
北峰からの展望が一番良い。
北峰に咲くアカヤシオと三ツ岩岳
2023年04月11日 14:15撮影
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4/11 14:15
北峰からの展望が一番良い。
北峰に咲くアカヤシオと三ツ岩岳
こちらは、先程登った北西峰
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こちらは、先程登った北西峰
こちらは、これから登る東峰
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こちらは、これから登る東峰
東峰へは、ワイヤーの張られたナイフリッジを歩き・・
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東峰へは、ワイヤーの張られたナイフリッジを歩き・・
左へ回り込んで切り立ったルンゼを登る。
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左へ回り込んで切り立ったルンゼを登る。
北峰と北西峰が見えてくれば・・・
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北峰と北西峰が見えてくれば・・・
東峰に到着! 
北側には西上州の山並みが展開している。
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北側には西上州の山並みが展開している。
東峰から三ツ岩岳への縦走の始まりは、10mの岩壁。
怪しげなフィックスロープがあるが、安全第一で、ラペルで下降する。ただいま、ロープのセット中、、ガンバレ藪岩ビギナー!
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東峰から三ツ岩岳への縦走の始まりは、10mの岩壁。
怪しげなフィックスロープがあるが、安全第一で、ラペルで下降する。ただいま、ロープのセット中、、ガンバレ藪岩ビギナー!
眼下には大仁田ダムが見える。
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眼下には大仁田ダムが見える。
岩壁の下部も悪い岩場が続くので慎重に降る。
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岩壁の下部も悪い岩場が続くので慎重に降る。
鞍部まで一気に下降する。
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鞍部まで一気に下降する。
一般道が合流する鞍部に到着。
ここから、ハイカーとすれちがうようになる。
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一般道が合流する鞍部に到着。
ここから、ハイカーとすれちがうようになる。
そして、アカヤシオロードとなる。
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そして、アカヤシオロードとなる。
モミジの新緑も淡い。
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モミジの新緑も淡い。
やがてフックスロープの張られた急登となる。
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やがてフックスロープの張られた急登となる。
左手に三ツ岩岳の西壁を見ながら登る。
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左手に三ツ岩岳の西壁を見ながら登る。
Wow! アカヤシオとヒカゲツツジのコラボレーション!
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Wow! アカヤシオとヒカゲツツジのコラボレーション!
ヒカゲツツジもいいね。
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ヒカゲツツジもいいね。
西上州の春〜♪
見上がればブルースカイとアカヤシオ
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見上がればブルースカイとアカヤシオ
これ、トリックアートではないよ。(笑)
見上がれば木が横にも延びていたよ。
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これ、トリックアートではないよ。(笑)
見上がれば木が横にも延びていたよ。
稜線のこのあたりがアカヤシオ群生地帯。
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稜線のこのあたりがアカヤシオ群生地帯。
まさにアカヤシオロード!
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まさにアカヤシオロード!
上毛三山(妙義山・榛名山・赤城山)も一望できる。
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上毛三山(妙義山・榛名山・赤城山)も一望できる。
ピンク色に染まる三ツ岩岳
2023年04月11日 14:23撮影
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4/11 14:23
ピンク色に染まる三ツ岩岳
この花園にメンバーが紛れ込んでいるが、どんな美人もこの花園の中に入れば、ただのゴミ?(笑)
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この花園にメンバーが紛れ込んでいるが、どんな美人もこの花園の中に入れば、ただのゴミ?(笑)
よそ見ばかりして、やっとたどり着いた三ツ岩岳山頂!
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よそ見ばかりして、やっとたどり着いた三ツ岩岳山頂!
おや、北側に何やら置かれたピークが見える。
確認しに行ってみようじゃないか!
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おや、北側に何やら置かれたピークが見える。
確認しに行ってみようじゃないか!
かなりの急坂を降って、フィックスロープの張られた2段岩壁を登る。
2023年04月11日 14:33撮影
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4/11 14:33
かなりの急坂を降って、フィックスロープの張られた2段岩壁を登る。
置かれていたのは首無し地蔵
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置かれていたのは首無し地蔵
首無し地蔵の北側をのぞき込み・・
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首無し地蔵の北側をのぞき込み・・
Wow!この先は下降不可能なキレットだった。
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Wow!この先は下降不可能なキレットだった。
西側には先ほど登った大津の4つのピークが見える。
2023年04月11日 14:32撮影
2
4/11 14:32
西側には先ほど登った大津の4つのピークが見える。
振り返れば、ピンク色の三ツ岩岳
メンバーの tk8686 がこちらを撮影している。
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振り返れば、ピンク色の三ツ岩岳
メンバーの tk8686 がこちらを撮影している。
その写真には我々4人と首無し地蔵。 
そして、雄大な西上州の山稜。 Amazing!
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その写真には我々4人と首無し地蔵。 
そして、雄大な西上州の山稜。 Amazing!
さて、三岩岳に登り返して、一般道で下山開始。
まだまだアカヤシオロードが続く。♪
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さて、三岩岳に登り返して、一般道で下山開始。
まだまだアカヤシオロードが続く。♪
最後の展望台でピンクの峰の見納め。 
やはり、この山の人気の理由がわかるね。
2023年04月11日 14:34撮影
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4/11 14:34
最後の展望台でピンクの峰の見納め。 
やはり、この山の人気の理由がわかるね。
東尾根から竜王大権現がある岩壁基部を巻く。
2023年04月11日 14:34撮影
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4/11 14:34
東尾根から竜王大権現がある岩壁基部を巻く。
急な樹林帯を一気に下降して南西鞍部に続く分岐の沢筋に出る。
2023年04月11日 14:34撮影
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4/11 14:34
急な樹林帯を一気に下降して南西鞍部に続く分岐の沢筋に出る。
沢筋にはコガネネコノメソウ (黄金猫の目草:ユキノシタ科)の群生。
2023年04月11日 14:34撮影
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4/11 14:34
沢筋にはコガネネコノメソウ (黄金猫の目草:ユキノシタ科)の群生。
パーキングに着くと、クサノオウが綺麗なイエローの花を咲かせてお出迎え。
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パーキングに着くと、クサノオウが綺麗なイエローの花を咲かせてお出迎え。

感想

アカヤシオ見物をかねて2回目(前回は2016年)の大津〜三ツ岩岳に、藪岩入門者2人の訓練を兼ねて同行。
前回登れなかった大津の北西ピークや、三ツ岩岳の首無し地蔵にも行けて楽しい山行だった。

こちらも見てね → 西上州(南牧村) アカヤシオ咲く大津から三ツ岩岳へ     Mount Ōtsu & Mitsuiwadake in Nanmoku, Gunma
https://hikingbird.exblog.jp/34007588/

ふくらはぎパツパツになりながら急登を登り…ドキドキの懸垂下降を繰り返してたどり着いた花園🌸は最高でした!山頂までの登りで諸々使い果たし首なし地蔵には行かず、スイスイ登る皆さんを遠くから見てました…
次はついていけるようになりたいです!楽しかったです!ありがとうございます。

バリエーションに行くなら、自分でリードして、ルーファイして、ロープセットが出来ないといけないと、常々Sue-chanに言われていた。いつまでも自覚の足りない私たちに「捨て縄だけ持ってアテンドするから、あと計画から全部2人でやって」と有難いお言葉を受け、藪岩入門訓練を行っていただくことになった。
【準備】
①情報収集。調べるも想像できないし、頭に入ってこない。
②ヤマレコで計画書作成。バリルートは手書きでないと作れないので苦戦した。
③紙図も用意する。ピークや注意事項を記入する。
④共同装備の打ち合わせ。登攀がないのでロープ8.650mとスリング2本ずつ。
【反省】
①あんなに予習した公衆トイレ横の登山道からスタートを迷った。
②ルーファイがだめすぎた。
③ロープワークが遅い。気がきかない。
④地蔵に行く途中スマホを落とし、ぎりぎりの所で止まりロープで確保してもらって拾えた。
【習得】
①道がわからなくなったら、考えてないでどこが進めるか探しにいく。
②先の状況を考えてルートを探す。(倒木など)
③ロープ作業はスピーディーに。自分が出来ることを率先して行う。
④ロープを出すと時間がかかる。登攀技術をあげる。
⑤予習はポイントだけ頭に入れておけばいい。
Sue-chanご指導ありがとうございました。怒鳴らせてばかりで、ごめんなさい😅 すごく色々な事を勉強できました。自分で考えて動くって楽しい!!これからはボケっとしてないで、機敏な行動を心がけます。
hiraさん、所々のアドバイスや言葉に甘えてしまいロープもありがとうございました。0.1ミリの違いって大きいんですね。
皆さま、お世話になりました。楽しく充実した山行でした。また、よろしくお願いします。

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